治療方針|東洋中村はり灸院 – 札幌市

当院の治療方針

目標は、症状の“その場しのぎ”ではなく、同じ不調を繰り返さない身体づくりです。

一般的な治療

つらい症状を、その場で落ち着かせる

痛みや不調が出ているところを中心に確認し、まずは症状を落ち着かせることを優先します。

つらい“煙”を、まずは抑える。
これは多くの医療機関で行われる対症療法です。

当院の治療

症状を繰り返さない身体をつくる

症状だけでなく、全身の状態を診て、繰り返しにくい身体を目指します。

“煙”だけでなく、“火”が起きた理由を見立て直し、再発しにくい状態を目指します。

なぜ、同じ症状を繰り返すのか

当院の治療方針を、身体を「家」に例えてご説明します。
この3つで考えると、再発の理由が見えてきます。

家=身体

全体の構造や状態

壁や柱の強さ、通気や湿気など、家全体のコンディション。

火=原因

体の中で起きている根っこ

どこで負担がかかり、何がきっかけで不調が起きているのか。

煙=症状

痛み・だるさ・不快感など

目に見えるサイン。つらさとして現れます。

つまり、煙(症状)が出ているときは、どこかで火(原因)が起きています

その場では楽になることがあっても、火の元(原因)が残ったままなら、時間が経てばまた煙が出てしまいます。
これが、症状が再発したり、慢性化したりする大きな理由です。

当院が目指すもの

症状(煙)を抑えるだけでなく、原因(火)が起きにくい土台へ整えていきます。

一般的な治療

煙を払う

つらい煙(症状)を、まずは抑える。
これは多くの医療機関で行われる対症療法です。

当院の治療

火の元を断つ

煙だけでなく、火が起きた理由を見立て直し、
再発しにくい状態を目指します。

「火事にならない家」をつくる

その場では楽になることがあっても、火の元(原因)が残ったままなら、時間が経てばまた煙が出てしまいます。
だからこそ、火種のうちに整えていくことが大切だと考えています。

東洋医学の「未病治(みびょうち)」とは、大きな不調になる前の“予兆”をとらえ、火種のうちに整える考え方です。
病気になる前の小さな火種を見つけて消し止め、そもそも火事が起きにくい状態へ整えていく――そのための医学です。

根本から、体の“土台”をつくり直す。
その結果、今ある症状が軽くなるだけでなく、同じ不調を繰り返しにくい身体へと変わっていくことが可能になります。

経絡治療を軸に、全体を整える

鍼灸にはさまざまな流派や考え方があります。
当院ではその中でも、身体をひとつの“全体”として捉える経絡治療を軸に、施術方針を組み立てています。

※ 経絡治療を主軸に掲げる鍼灸院は、まだ多くはありません(地域や表現方法によって差があります)。

一般的な鍼灸院

局所を中心に整える

  • 症状が出ている部位を中心に施術を行う
  • 筋肉や神経など、局所の状態を整えることを主軸とする
  • 「今つらいところ」をまず落ち着かせる考え方が中心
当院の鍼灸

全体像から見立て直す

  • 東洋医学の理論に基づき、気・血・水や五臓六腑の状態を総合的に判断
  • 全身のバランスを整え、同じ不調を繰り返しにくい状態を目指す
  • 部分ではなく、全体を診る――それが本来の鍼灸の在り方だと考える

施術は「同じ症状」であっても、一人ひとり異なります。
その日の状態を見立て、いま身体に必要な整え方を組み立てていきます。

施術の流れ

初めての方でも安心して受けていただけるよう、当日の流れを簡潔にご案内します。

STEP 01

カウンセリングと身体の確認

はじめに、現在の不調やこれまでの経過、日々の生活状況についてお話を伺います。 そのうえで、脈やお腹、舌の状態などを確認し、身体全体の状態を把握していきます。

カウンセリング風景
現在の状態や生活背景を確認します
STEP 02

東洋医学的な状態の整理

五臓六腑や気・血・水、経絡の状態を踏まえ、今のお身体がどのようなバランスにあるのかを整理します。 この確認をもとに、その日の施術方針を決めていきます。

経絡人形
全体の状態を見て施術の方向性を決めます
STEP 03

経絡治療による鍼灸施術

整理した状態をもとに、必要な経穴(ツボ)を選び施術を行います。 使用する鍼は細く、刺激は最小限です。身体の反応を確認しながら、全身の巡りを整えていきます。

鍼灸施術の様子
刺激を抑え、必要な箇所に施術します
STEP 04

施術後の確認と今後の目安

施術後にあらためて脈やお腹を確認し、身体の変化を一緒に確かめます。 必要に応じて、今後の通院の目安や日常での注意点をお伝えします。

施術後の確認
施術後の状態を確認します