顔面神経麻痺|東洋中村はり灸院

【札幌 顔面神経麻痺】目・口が動かない、顔の歪みを鍼灸で根本改善|東洋中村はり灸院

【札幌 顔面神経麻痺】目・口が動かない、顔の歪みを鍼灸で根本改善

**札幌**で「**顔面神経麻痺**」による顔の歪み、目や口の動きの不自由さにお悩みではありませんか? 脳からの信号が表情筋へうまく伝わらず、会話や食事、精神面にも大きな影響を及ぼすこの症状に、東洋中村はり灸院では東洋医学の鍼灸で根本からアプローチします。

「顔の半分が動かせない」「目を閉じにくい」「口角が上がらない」といったつらい症状に、薬や手術ではなかなか改善しなかった方も、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの笑顔と快適な日常を取り戻すお手伝いをいたします。


顔面神経麻痺とは?札幌で悩む方が多い症状と日常生活への影響

**顔面神経麻痺**は、目や口など顔のパーツ、そして表情筋が思うように動かせなくなる病気です。私たちの脳から表情筋へは「顔面神経」という重要な神経を通じて信号が伝えられています。しかし、この信号の通り道である**「軸索」のどこかに障害が発生すると、脳からの正確な信号が表情筋へうまく伝わらなくなり、麻痺が起こってしまいます。**

この麻痺は、多くの場合、顔の半分に症状が現れるのが特徴です。顔には20種類以上の表情筋があると言われており、症状の現れ方は人によって大きく異なるため、非常にデリケートな問題となります。

具体的な症状としては、日常生活に大きな影響を与えるものが多く挙げられます。

  • **顔の片側、または一部分が完全に、あるいは部分的に動かせなくなる**
  • **顔が左右どちらかに曲がった状態になる**
  • **目をしっかりと閉じにくい、あるいは完全に閉じられない**(ドライアイや角膜の傷のリスクも高まります)
  • **口角が上がらない、または下がる**(笑顔が作れない、表情が乏しくなる原因に)
  • **口を動かせないため飲食がしにくい**(食べ物や飲み物がこぼれる、食事が楽しめないなどの苦痛)
  • **うまく発音できない、ろれつが回らない**(会話が困難になることも)

これらの症状は、会話や食事、洗顔、歯磨きといった当たり前の日常生活に甚大な支障をきたします。特に、顔が左右非対称になることで、容姿の変化に対する精神的な苦痛やストレスを強く伴う方も少なくありません。「以前のような自分に戻れないのではないか」といった不安は、心身にさらなる負担をかけます。

さらに、顔面神経麻痺は顔の症状だけでなく、**聴覚過敏**(音が大きく響く)、**味覚障害**(味がわかりにくい、または全く感じない)、**涙や唾液の減少**(ドライアイや口内乾燥)に悩まされる方もいます。症状が一時的に改善しても、「以前のように表情筋がスムーズに動かせない」と感じたり、「口を動かすと目が一緒に閉じてしまう」といった**後遺症**が残るケースもあり、非常に厄介で複合的な病気とされています。


顔面神経麻痺の主な種類とその原因

顔面神経麻痺には大きく分けて以下の2種類があります。原因が特定できるか否かで、治療アプローチも変わってきます。

1. 症候性顔面麻痺:原因が特定できる麻痺

これは、顔面神経麻痺が何らかの病気や外傷によって引き起こされている場合を指します。主な原因としては以下のようなものが挙げられます。

  • **中枢性の原因:** 脳梗塞、くも膜下出血、脳出血といった脳内の病変が顔面神経に影響を与えるケース。これらの場合は、顔面麻痺以外の神経症状も伴うことが多いです。
  • **末梢性の原因:**
    • **ヘルペスウイルス感染(ハント症候群):** 顔面神経節に潜伏していたウイルスが再活性化し、激しい耳の痛みや発疹を伴うことがあります。
    • **中耳炎・真珠腫:** 耳の炎症が顔面神経に波及する場合。
    • **聴神経腫瘍・顔面神経腫瘍:** 顔面神経の周囲にできた腫瘍が神経を圧迫するケース。
    • **外傷:** 頭部や顔面の骨折などによって顔面神経が損傷する場合。

これらの症候性顔面麻痺は、原因疾患を特定し、その治療を優先することが重要です。

2. 特発性顔面神経麻痺(ベル麻痺):原因不明の麻痺

顔面神経麻痺の大部分、約70%を占めるのがこの**特発性顔面神経麻痺**、通称**ベル麻痺**です。最大の特徴は、**原因が特定できない**とされている点です。

  • 年齢・性別問わず、**突然片側の顔面神経が麻痺する**のが特徴です。
  • アレルギーやストレス、寒冷刺激、免疫力の低下などとの関連が考えられていますが、直接的な原因はいまだ解明されていません。
  • 味覚障害や、目を閉じられないことによる角膜乾燥などが後遺症として残る場合もあります。

特に**札幌**のように寒冷地では、顔の冷えや血行不良が誘因となる可能性も指摘されており、注意が必要です。ベル麻痺は、発症から早期の治療が重要とされていますが、根本原因が不明なため、西洋医学では対症療法に留まることが多いのが現状です。


西洋医学と東洋医学の考え方:顔面神経麻痺へのアプローチの違い

西洋医学の捉え方と限界:なぜ改善しにくいのか?

西洋医学では、特に**ベル麻痺**のように原因不明とされることが多く、一般的な病院では症状を抑え、それ以上進行させないようにする**対症療法**しか行えないのが現状です。

主な治療法としては、ステロイド剤(炎症を抑える)、抗ウイルス剤(ヘルペスウイルスが原因と推測される場合)、ビタミン剤(神経の働きを助ける)などを用いたアプローチが行われます。しかし、これらの薬剤は発見が遅れるほど効果が薄くなるという難点があります。また、ヘルペスウイルスが原因という説もありますが、ほとんどのベル麻痺のケースには当てはまらないとされています。

西洋医学は、レントゲンや血液検査などで確たる異常が見つからない場合、「病気ではない」と判断することがあります。特に**慢性症状や、体質からくる症状に対しては、西洋医学が無力である**と考えられることがあります。顔面神経麻痺も、根本的な体質に原因がある場合、薬を飲み続けても一時的な効果しか得られない、あるいは全く効果がないというケースも少なくありません。

重度の症状や薬物療法で改善が見られない場合には、「顔面神経減荷術」といった外科手術が検討されることもあります。しかし、手術をしても根本的な解決にはならず、症状がぶり返すこともあるとされています。さらに重要なのは、手術は顔の動きを制限し、固定してしまう処置であるため、**手術を受けた後では、鍼灸の施術効果に差が出ることがあります。** そのため、手術は他の方法を試した上での最後の選択肢として慎重に検討することが重要です。

東洋医学の捉え方とアプローチ:体質改善による根本治療

東洋医学では、**顔面神経麻痺**を症状が出ている「顔」だけにアプローチするのではなく、**体全体を診て最適なアプローチ方法を導き出します。** 東洋医学の歴史は非常に長く、約2000年前に中国で生まれた医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」には、すでに顔面麻痺の症状やその改善方法が詳細に記されています。

東洋医学は、「論より証拠」という考え方に基づき、現代科学ではまだ説明できないような現象に対しても、これまでに積み重ねた膨大な経験と実績によって改善法が確立されているとされています。

**東洋医学から見た顔面神経麻痺の本当の原因は、西洋医学の考える原因とは異なり、以下の3つの「体質」の問題であると考えられています。**

  1. **体力・免疫力の低下:** 体が外部からの刺激やストレスに対抗する力が弱まっている状態。
  2. **体全体のコリ:** 特に首や肩など、顔面神経と関連の深い部位の血流が悪くなっている状態。
  3. **冷え性:** 全身の血行不良や代謝の低下が、神経機能に悪影響を及ぼす状態。

これらは人それぞれが持つ「体質」の問題であり、東洋医学では顔面神経麻痺に直接アプローチするのではなく、**根本的な体質そのものを改善していこう**という考え方を取ります。つまり、体の機能そのものが低下していることが顔面神経麻痺の原因であると捉えられています。

東洋医学では、「体はすべてつながっている」という「全体観」の考え方があるため、顔面神経麻痺だけでなく、以下のような他の症状も同時に改善できることがあります。これは、これらの症状もまた、体全体の機能低下のサインだと捉えているからです。

  • 月経不順や生理痛
  • 季節の変わり目に起こる咳や喘息
  • 腱鞘炎や関節の痛み
  • 肌荒れやアトピー性皮膚炎
  • 花粉症などのアレルギー症状
  • 糖尿病や高血圧などの生活習慣病予備軍の改善

これらの不調は、体の内部機能が低下したことのサインであり、東洋医学では「**内側の弱りが顔面神経麻痺として顔に現れた**」と考えます。だからこそ、顔だけでなく全身を診て根本から治療することで、様々な不調の連鎖を断ち切り、健康な体へと導くことが可能なのです。


札幌 東洋中村はり灸院の顔面神経麻痺への鍼灸施術

**札幌**にある東洋中村はり灸院では、患者様一人ひとりの体質と症状に真摯に向き合い、人間が持つ体本来の機能を元に戻すことを目指し、東洋医学の鍼灸や漢方、食事指導を総合的に行います。

1. 徹底したカウンセリング「四診法」で根本原因を追究

お客様の体の状態を正確に把握するため、当院ではカウンセリングに最も力を入れています。東洋医学独自の診断法である**「四診法(ししんほう)」**を用いて、現在起こっている顔面神経麻痺の症状や、その他のお悩みを丁寧に聞き取ります。四診法は以下の4つの方法で構成されます。

  • **望診(ぼうしん):** お顔の色つや、肌の状態、舌の色や形など、目で見て体の状態を観察します。
  • **聞診(ぶんしん):** 声の質、呼吸音、体の匂いなどを耳や鼻で感じ取り、体調の変化を探ります。
  • **問診(もんしん):** 症状の具体的な経過、病歴、生活習慣、食事内容、睡眠、ストレスの状況、家族の体質や病歴などについて詳細にお話を伺います。
  • **切診(せっしん):** 症状のある部位はもちろん、脈やお腹、手足に直接触れることで、全身の気の流れや内臓の状態を把握します。

この徹底したカウンセリングを通じて、西洋医学では「原因不明」とされた症状の根本原因を追究し、改善を目指します。**顔面神経麻痺**以外の些細な不調(例えば、冷え性、肩こり、疲れやすさなど)も、根本原因特定の手がかりとなるため、どんなことでも遠慮なくお話しください。私たちは、あなたの体の声を丁寧に聞き取ります。

2. 鍼灸施術のアプローチ:顔に直接触れず体質を改善

**顔面神経麻痺**に対して、当院では顔に症状が出ているにもかかわらず、**顔に直接鍼を刺したり、電気を流したり、マッサージしたりすることは一切しません。**

なぜなら、東洋医学において「加圧は瀉法につながる(圧を加えるとエネルギーを抜いてしまう)」と考えられており、顔への強いマッサージや刺激はかえって悪影響につながる可能性があるとされているためです。デリケートな顔面神経は、無理な刺激によって回復が遅れたり、後遺症のリスクが高まったりすることもあるため、細心の注意を払います。

その代わりに、**体力や免疫力の低下、体全体のコリ、冷え性といった体質の問題**に対し、体全体を診てアプローチします。具体的な施術では、肩髃(けんぐう)や扶突(ふとつ)などのツボ(これらは顔から離れた、全身の気の流れを調整する重要なツボです)を中心に、鍼とお灸で優しく刺激していきます。お客様一人ひとりの体調や抱えている他の症状によって、刺激するツボはその都度、最も効果的な場所へと変更されます。

このアプローチこそが「**森を見て木を治す**」東洋医学の真髄であり、全身の不調の改善にもつながります。顔面神経麻痺の症状だけでなく、同時に体全体の健康状態が向上し、再発しにくい体質へと変わっていくことを目指します。

東洋中村はり灸院は、東洋医学トップレベルの技術である**「経絡(けいらく)治療」**を採用しており、これは体の内側を根本から整え、体質を改善し、病気をしない体・再発しない体を作ることを目指す施術方法です。また、当院の鍼灸師は全員が国家資格を保有しており、国産最高級の鍼やもぐさを使用しているため、安心・安全に施術を受けていただけます。鍼は髪の毛よりも細く、痛みはほとんど感じません。

3. 施術期間と期待できる効果:早期ケアが鍵

施術効果には個人差がありますが、目安としては平均で**4ヶ月から半年**とされています。これは、体質改善にはある程度の期間が必要だからです。しかし、中には劇的な改善が見られるケースもあります。例えば、症状が朝出て、その日の夕方に鍼灸施術を開始したケースでは、わずか1週間ほどで明らかな改善が見られた例もございます。このことから、**症状が出てから鍼灸施術に取り掛かるまでの時間も非常に重要**だと考えています。

東洋中村はり灸院では、過去の豊富な実績から**93.5%という高い改善率**を誇っており、松戸市や町田市でも改善実績No.1の鍼灸院と評価されています。諦めていた顔面神経麻痺の症状も、当院の鍼灸で改善できる可能性を秘めています。

4. 手術との関係性について:鍼灸を最初の選択肢に

**顔面神経麻痺**の症状が重く、西洋医学の病院で手術を勧められている場合でも、東洋医学の鍼灸施術を受けることは可能です。ただし、ここで非常に重要な点があります。

手術を受けた後では、残念ながら施術効果に差が出ることがあります。手術は顔の動きを物理的に制限し、固定してしまう処置であるため、鍼灸を行っても固定されている部分は改善しにくい可能性があります。そのため、手術は他の治療方法を十分に試した上での**最後の選択肢**として検討し、まずは体に負担の少ない東洋医学の鍼灸施術を先に試すことが強く推奨されます。

当院では、手術を検討されている方に対しても、鍼灸による根本治療の可能性を詳しくご説明し、最適な選択をサポートさせていただきます。


自宅でできる顔面神経麻痺への対処法(セルフケア)

鍼灸施術と並行して、日常生活でのちょっとした心がけが**顔面神経麻痺**の症状緩和につながることがあります。東洋中村はり灸院のお客様が実践し、効果を感じられたセルフケアをいくつかご紹介します。

  • **顔を冷やさない:** 冷えは神経機能に悪影響を及ぼすことがあります。特に冬場や外出時は、マフラーやマスクで顔を冷気から守りましょう。温かい蒸しタオルで優しく温めるのも良いでしょう(ただし、麻痺の急性期は炎症がある場合があるので医師に相談してください)。
  • **十分な休息と睡眠:** 体力や免疫力の低下は麻痺の誘因となります。質の良い睡眠を確保し、疲労を溜めないよう心がけましょう。
  • **ストレスの軽減:** ストレスは自律神経のバランスを崩し、体の不調を引き起こします。趣味の時間を持つ、軽い運動をする、瞑想を取り入れるなど、ご自身に合ったストレス解消法を見つけましょう。
  • **バランスの取れた食事:** 栄養バランスの取れた食事は、体の内側から健康を支えます。特にビタミンB群(肉、魚、卵、豆類など)は神経機能の維持に重要です。
  • **適度な運動:** 全身の血行促進は体質改善に繋がります。無理のない範囲でウォーキングやストレッチなどを取り入れましょう。
  • **ツボの刺激:** 全身の気の巡りを良くするツボを優しく押したり、お灸で温めたりするのも効果的です。専門家にご相談の上、ご自身に合ったツボケアを取り入れてみましょう。

これらのセルフケアは、鍼灸施術の効果をさらに高め、症状の早期改善と再発防止に役立ちます。無理なく日常生活に取り入れてみてください。


札幌で顔面神経麻痺にお悩みなら、東洋中村はり灸院へご相談ください

「どこへ行っても原因が分からない」「薬を飲んでも改善しない」「手術は避けたい」といった**顔面神経麻痺**のお悩みは、東洋医学の鍼灸で根本から改善に導くことができます。**札幌**の東洋中村はり灸院は、あなたの体質を深く理解し、単に症状を和らげるだけでなく、病気が再発しない健康な体作りをサポートいたします。

顔面神経麻痺は、発症から早期にケアを開始することで、より高い効果が期待できます。つらい症状を一人で抱え込まず、薬や手術に頼らない体質改善を目指しませんか? あなたの笑顔と快適な毎日を取り戻すため、ぜひ一度当院にご相談ください。

LINEより、お気軽にご相談いただけます。
当日予約も承っておりますので、急な症状にも対応可能です。