札幌で多汗症を鍼灸で改善したい方へ
「何もしていないのに汗が止まらない」。札幌の鍼灸院が、東洋医学の視点からその原因と改善の道筋をお伝えします。
病院で「異常なし」と言われても、汗の悩みは毎日続く。そのつらさ、決して気のせいではありません。
多汗症の多くは「体質」が原因です。東洋医学では、その体質そのものを変えることを目指します。

こんなお悩みはありませんか
- じっとしているだけなのに、汗がにじんでくる
- 手汗がひどく、書類や紙がすぐに濡れてしまう
- 脇や足の裏の汗が気になって、人と接することが怖い
- 夜中に大量の寝汗をかいて、目が覚めることがある
- 握手や手をつなぐことを避けてしまう
- 病院で検査しても「異常なし」と言われ、対処法がわからない
多汗症は見た目にはわかりにくい症状ですが、日々の生活や人間関係に大きなストレスをもたらします。「体質だから仕方ない」とあきらめている方も多いかもしれませんが、東洋医学ではその体質そのものに働きかけることができます。

多汗症とは
多汗症とは、運動や暑さ・辛い食べ物といった生理的な理由がないにもかかわらず、異常なほど大量の汗をかいてしまう状態です。症状の現れ方には大きく2つのタイプがあります。
全身性多汗症は背中・お腹・顔など全身から汗が出るタイプ。局所多汗症は手のひら・足の裏・わきの下など特定の部位に限って汗が出るタイプです。
程度は軽度(よく見ないと気づかない)から重度(汗が滴り落ちる)までさまざまで、重度になると仕事の書類が濡れる・床に足跡が残る・握手ができないといった場面で日常生活に支障をきたすこともあります。
また、更年期障害によるのぼせやホットフラッシュとは異なる症状ですので、区別して考えることが大切です。

病院や市販薬でなかなか改善しない理由
西洋医学では、多汗症の原因として甲状腺機能の異常・自律神経の乱れ・ストレスなどが挙げられています。しかし、検査をしても明確な異常が見つからないことが多く、最終的に「原因不明」とされてしまうケースが少なくありません。
原因が特定できない以上、根本的なアプローチも難しく、汗を抑える薬の処方やボトックス注射といった対症療法が中心となります。重症例では交感神経を切断する手術が選択されることもありますが、皮膚の腫れや血腫、場合によっては皮膚壊死といった副作用のリスクも伴います。
多汗症がなかなか改善しない最大の理由は、「症状の出ている部位」だけに注目して、その人の体質全体を見ていないからです。汗をかきやすい「体質」そのものに働きかけない限り、症状はぶり返し続けます。

東洋医学から見た多汗症の原因
東洋医学では、多汗症の根本原因を「陽虚(ようきょ)」という体質の状態にあると捉えています。
私たちの体は「陽(体の表面・外側を守るエネルギー)」と「陰(体の内側にある水分・栄養)」のバランスで成り立っています。陽虚とは、この陽のエネルギーが不足し、体の表面を引き締める力が弱まった状態です。
人体の60〜80%は水分でできています。陽虚になると体の表面を引き締める力が緩み、まるで劣化した蛇口のパッキンから水がぽたぽたと漏れ続けるように、必要以上の水分が汗としてにじみ出てしまうのです。
寝汗(盗汗)の場合は少し異なります。東洋医学では「腎陰虚(じんいんきょ)」と呼ばれる状態が関係しており、体の潤いを保つ力が弱まることで熱がこもりやすくなり、その熱を逃がそうと睡眠中に汗をかくと考えます。安静にしているはずの夜間に大量の汗をかく理由が、この視点で初めて説明できます。
陽虚の体質に重なりやすい不調
陽虚は体表を守る力そのものの弱りですから、汗以外にも体のあちこちにサインが出やすくなります。当院にご相談にいらっしゃる方をうかがっていると、腰にふとした拍子で強い痛みが走る、季節の変わり目に真っ先に鼻から不調が始まる、といったパターンをよくお聞きします。髪のボリュームが気になるようになった、という声も少なくありません。
一見バラバラに見えるこれらの症状も、東洋医学では「陽虚の体質」という一本の軸でつながっています。病院では別々の科を受診することになりますが、鍼灸ではこれらをまとめて整えていくことができます。

東洋中村はり灸院の鍼灸アプローチ
① 四診法で体質を丁寧に確認する
施術前に、東洋医学独自のカウンセリング法「四診法(ししんほう)」を用いてお体の状態を確認します。目で見る「望診」、耳で聴く「聞診」、対話による「問診」、脈や腹を触れる「切診」——この4つを組み合わせることで、表面の症状だけでなく体質の根っこを捉えることができます。
同じ多汗症でも、体質の状態は一人ひとり異なります。四診で得た情報をもとに、その方だけの施術内容を組み立てます。
② 陽虚を整えるツボへのアプローチ
多汗症の場合、陽虚を補い体表の引き締め力を取り戻すツボに鍼とお灸でアプローチします。汗だけを止めようとするのではなく、「汗が漏れやすい体質」そのものを変えていくことが目標です。
多汗症に加えて鼻炎やぎっくり腰、寝付きの悪さなどお悩みがある場合も、同じ施術の流れの中でまとめて整えていきます。
③ 痛みの少ない、やさしい施術
「鍼は痛そう」「お灸はやけどしそう」というイメージをお持ちの方も多いと思います。当院で使用する鍼は細く刺激の少ないもの、お灸は熱さを感じにくいもぐさを使用しており、「思っていたより全然平気だった」というお声を多くいただいています。お子さまからご高齢の方まで安心して受けていただけます。

改善の目安と通院ペース
症状の程度や体質によって個人差はありますが、若い方や症状が比較的軽い方は1〜2回の施術で変化を感じ始める方もいらっしゃいます。
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
長年悩まれてきた方や症状が重い方は、もう少し時間をかけて体質を整えていく必要がありますが、病院で「原因不明」と言われた方が改善された例も多くあります。焦らず、体の変化を感じながら一緒に取り組んでいきましょう。
また、多汗症が改善されるにつれて、鼻炎や朝のだるさ、眠りの浅さなど併発していた不調もともに楽になっていくのを実感される方がほとんどです。

よくあるご質問
Q. 病院で「異常なし」と言われましたが、鍼灸で改善できますか?
はい、むしろそういった方こそ東洋医学が得意とするケースです。西洋医学の検査では体質の問題は数値に現れにくいため「異常なし」となることが多いのですが、東洋医学では体質そのものを確認できるため、原因を特定してアプローチすることができます。
Q. 手汗だけが気になります。局所的な症状でも対応できますか?
もちろんです。手汗・足汗・わきの汗など局所的な多汗症も、全身性の多汗症と同様に「陽虚」の体質が関係していることが多く、鍼灸で体質を整えることで改善が見込まれます。
Q. 寝汗がひどいのですが、多汗症と同じ施術で対応できますか?
寝汗(盗汗)は多汗症(自汗)と東洋医学的な原因が少し異なりますが、どちらも鍼灸で対応できます。カウンセリングで状態を確認した上で、寝汗に適したツボへのアプローチを行います。
Q. 鍼灸は初めてで不安です。痛みはありますか?
当院では極細の鍼と熱さを感じにくいお灸を使用しており、初めての方からも「ほとんど痛みを感じなかった」「気持ちよかった」というお声をよくいただきます。施術前にご不安な点は何でもお話しください。
Q. 多汗症以外の症状(鼻炎・ぎっくり腰など)も一緒に相談できますか?
はい、ぜひお聞かせください。東洋医学では体をひとつながりで捉えるため、多汗症と関連する不調はまとめて整えていくことができます。複数の症状をお持ちの方ほど、体質改善の効果を実感していただきやすいと感じています。
Q. 札幌在住ですが、どのくらいの頻度で通えばいいですか?
週1回のペースが理想的ですが、生活スタイルに合わせて無理のない通院計画をご提案します。まずは一度ご来院いただき、状態を確認した上でご相談しましょう。

汗の悩みを、体質から変えていきましょう
「体質だから仕方ない」とあきらめていた多汗症も、東洋医学では根本から整えるアプローチができます。札幌で多汗症の鍼灸をお探しの方、まずはお気軽にご相談ください。症状のこと、通院のこと、どんな小さなことでも丁寧にお答えします。
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院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
