ヘルペスでお悩みの方へ -札幌で鍼灸をお探しなら東洋医学専門の東洋中村はり灸院へ!

繰り返す不調に、お身体の内側からの視点を。

ヘルペスの再発に対し、
お身体の防衛力を整えるという考え方

ピリピリとした違和感は、お身体のバランスが崩れ、本来の防衛力が一時的に低下しているサインと考えられます。
東洋医学では、お身体の活力を支える「正気(せいき)」を補い、環境の変化に左右されにくい土台を調えていきます。
例えるなら、「垣根を繕うことで、外からの影響を静かに和らげる」ようなアプローチを大切にしています。
再発に伴う不安が和らぎ、日々の負担が軽くなるための一助となるよう努めます。

ヘルペスとお身体の防衛力について:
内側に潜む影響と調和の乱れ

ヘルペスは、ピリピリとした違和感や水ぶくれとして現れるものですが、東洋医学ではこれをお身体の「防衛力」と「外からの影響」のバランスが一時的に崩れた状態と考えます。

お身体の力が十分に満たされている時は静かに潜んでいますが、お疲れやストレスなどでその力が弱まった隙に、表面へと現れやすくなります。

現れ方の特徴とお身体のサイン

  • 違和感と水ぶくれ:
    ヒリヒリとした感覚は内側に停滞した「熱」の現れであり、水ぶくれはお身体の「巡りの滞り」が形となったものと捉えることができます。
  • 不快な感覚の残存:
    表面上の変化が落ち着いた後も続く重だるさやピリピリとした感覚は、その場所に巡りの滞りが残っている可能性を示唆しています。
  • 繰り返される不調:
    短期間に繰り返される場合は、お身体の防衛力が元の水準まで回復しきっていないという、休養を促すお身体からの大切なメッセージでもあります。

現代医学の役割と東洋医学の視点

  • 速やかな対応の重要性:
    抗ウイルス薬による対応は、勢いを増している状態を速やかに落ち着かせるために非常に重要です。まずは現代医学の知見に基づいた処置を行うことが基本となります。
  • お身体の土台を整える:
    表面的な勢いが落ち着いた後も、お身体の内側にはまだ不安定さが残っている場合があります。東洋医学は、この「土台の不安定さ」を調えていくことを得意としています。
  • 鍼灸による関わり:
    例えるなら、「お身体という家の、傷んだ垣根を繕い直す」ように、外からの影響に左右されにくい状態へと、お身体のバランスを緩やかに調えていきます。

東洋医学の捉え方:
内側の不安定さが招く繰り返しの不調

再発を繰り返す背景には、お身体の内側で本来備わっている「防衛力」が低下し、一時的に外部からの影響を受けやすくなっている体質的な偏りがあると考えられます。

お身体の土台の揺らぎ

全身の巡りやエネルギーを司る機能のバランスが崩れると、不調が表面化しやすい環境となります。

  • 防衛と蓄えの働きの低下:
    • 防衛機能:外からの影響から身を守る、お身体の表面のバリア。
    • 消化吸収:日々の活力を生み出す、エネルギーの源。
    • 生命力の蓄え:ホルモンバランスや根本的な体力を支える力。
    これらが弱まることで、お身体全体の安定感が損なわれ、不調が再燃しやすくなる場合があります。
  • 「巡り」の滞り: お身体のエネルギーや栄養の巡りが滞ると、その場所でピリピリとした違和感やヒリつきとして感じられることがあります。
  • 全身を調える意義: 表面的な変化だけに目を向けるのではなく、お身体全体を調えることで、内側の不安定さを和らげることを目指します。

お身体の声を聞く:
個々の状態に合わせた把握

不調が現れるきっかけ(トリガー)は、その時々のお身体の状態によって異なります。

  • 丁寧な観察による把握: 脈の状態、お腹の張り、舌の様子など、お身体の各所に現れるサインから、今どこに無理が生じているのかを静かに見定めます。
  • 生活環境の整理: 睡眠の質や食事の傾向、気疲れの蓄積など、お身体の防衛力を削っている要因がどこにあるのかを、対話を通じて共に整理していきます。
  • 穏やかな調整: 例えるなら、「お身体の根っこに静かに水を注ぐ」ように、その日の状態に合わせて調整を行う箇所を選び、お身体の土台を支えていきます。

巡りの調整と防衛力の強化:
内側から緩やかにバランスを調える

繰り返される不調に対しては、お身体の内側に滞った余分な「熱」を和らげ、同時にそれらを押しとどめるための土台(防衛力)を補強していくことが大切です。
日々の生活とお身体への直接的な働きかけは、健やかな状態を保つための両輪となります。

鍼灸による調整:
お身体の機能を底上げする

全身の巡りを整えることで、お疲れや気疲れによって弱った機能を緩やかに引き出していきます。

  • 機能を支える視点:
    • 防衛の層:お身体の表面を守るバリア機能を調える。
    • 活力の源:日々の栄養を全身へ届ける力を支える。
    • 根本の蓄え:消耗した生命力の回復を促す。
    これらを通して、不調が表面化しにくい環境作りを目指します。
  • 全身のバランスを優先:
    違和感がある場所だけでなく、手足のツボを用いて全身の巡りを調整します。これにより、内側にこもった熱が静まり、お身体全体の負担が軽くなる場合があります。
  • 穏やかな刺激:
    お身体の状態に合わせ、負担の少ない鍼や心地よい温熱(お灸)を使い分け、巡りを遮っている滞りを緩やかに解いていきます。

日々の心がけ(養生):
安定した土台を保つために

お身体の防衛力を削る要因を少しずつ減らし、バランスが崩れにくい生活習慣を模索します。

  • 休息による回復:
    睡眠はお身体にとって重要な回復の時間です。早めの就寝を心がけることで、防衛力を元の水準へ戻す手助けとなります。
  • 食事による調和:
    甘いものや過度な冷飲、暴飲暴食は内側に不要な熱を生むことがあります。温かい食事をゆっくり摂ることで、胃腸の負担を和らげ、安定した活力を生み出しやすくなります。
  • 温度の管理:
    冷えはお身体の巡りを妨げ、防衛力を消耗させます。入浴などで芯から温めることは、内側の不安定さを静めることにつながります。
  • 心のゆとり:
    気疲れが重なるとお身体の巡りは滞りやすくなります。深い呼吸や静かな散歩を取り入れ、内側の緊張を解く時間を大切にしてください。

西洋医学との併用について:
急性期への対応と持続的な土台作り

ヘルペスの対応において、現代医学による迅速な処置と、東洋医学によるお身体の調律は、互いを補い合う関係にあります。
例えるなら、「激しい雨風を凌ぐ傘」と「雨風に強い家そのものを修繕する」ような、異なる層からのアプローチとお考えください。

  • 急性期における現代医学の役割:
    強い炎症や痛みがある発症直後には、医療機関での抗ウイルス薬の活用が推奨されます。ウイルスの活動を速やかに抑えることは、その後の回復をおだやかに進めるためにも非常に意義があります。
  • 鍼灸による防衛力の補完:
    薬によって表面的な勢いが落ち着いた後は、鍼灸の出番です。お疲れや冷えによって低下したお身体の防衛力を調えることで、再び不安定な状態に陥る負担を和らげることを目指します。
  • 安全な連携と配慮:
    現在服用されているお薬や医療機関での治療方針を尊重し、お身体に無理のない範囲で施術を進めます。お身体全体のバランスが整うことで、結果として日々の過ごしやすさに変化が出る場合があります。

お身体の連動したサイン:
バランスの揺らぎが招く多角的な不調

ヘルペスが現れやすい時期は、お身体全体の安定性が低下していることが多く、他の場所にもささやかなサインが現れる場合があります。
これらは全て、お身体の内側の巡りや防衛機能を調えることで、負担が軽くなる可能性のあるものです。

休息と心の緊張

  • 眠りの質の変化:
    寝つきの悪さや途中で目が覚める感覚は、お身体の興奮や内側の熱が静まりきっていないサインであることが考えられます。
  • 無意識の緊張:
    食いしばりや肩の力が抜けない状態は、巡りの滞りを招き、お身体の防衛力を削る一因となる場合があります。
  • 冷えとのぼせ:
    足元は冷えるのに顔が火照るといった感覚は、熱のバランスが崩れている際によく見受けられます。

表面のバリアと巡り

  • 呼吸器の繊細さ:
    鼻の不調やアレルギー反応の出やすさは、お身体の表面を守るバリア機能の揺らぎを示唆している場合があります。
  • お肌の揺らぎ:
    乾燥や痒み、過敏な反応は、内側の潤い不足や巡りの停滞がお肌の表面に投影されているサインと捉えることができます。

活力の源と重だるさ

  • 消化の働きの低下:
    胃もたれや食欲の減退は、お身体のエネルギーを生み出す土台が疲弊している可能性を示しています。
  • お身体の重だるさ:
    むくみや取れない倦怠感は、お身体の中の「水」の巡りが滞り、本来の活力が発揮できていない状態を反映している場合があります。

滞りによる違和感

  • 各所のこりや痛み:
    肩こりや頭痛などは、お身体全体の巡りがスムーズでないことを教えてくれるサインです。
  • 感覚の過敏さ:
    特定の場所がピリピリと感じやすくなるのは、エネルギーの巡りが一箇所に偏っている、あるいは遮られている際に見られる現象です。

ご予約・ご相談

院長プロフィール

院長 中村麻人
院長・鍼灸師

中村 麻人(なかむら あさと)

札幌「東洋中村はり灸院」院長。

「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛、顔面神経麻痺、潰瘍性大腸炎、線維筋痛症、耳管開放症など、病院で原因不明・治療法がない慢性疾患を中心に経絡治療を行っています。