病院で繰り返す再発に、東洋医学という選択を。
ヘルペスについて
体質(からだ全体)を立て直し、
ピリピリ・チクチクをくり返さないリズムへ。
やさしい経絡治療と養生で、免疫の土台から整えます。
ヘルペスの概要と西洋医学の認識
ヘルペスは、唇や顔・体幹にチクチク・ピリピリした痛みや赤い水疱が出るウイルス性の皮膚症状です。
再発しやすく、忙しさ・寝不足・ストレス・寒暖差などで悪化しがちです。
主な特徴
- 唇・口周りの水疱/ただれ、ヒリつき、接触痛
- 帯状疱疹では、神経に沿った片側性の痛みや服の擦れ痛
- 治っても再発をくり返す傾向
西洋医学(病院)の治療と課題
- 抗ウイルス薬で増殖を抑える対症療法が中心
- 服薬で一時的に軽快しても、体調次第で再発することが多い
- 慢性化・再発性には「全身のコンディション調整」が鍵
東洋医学の捉え方:体質と巡り
再発の背景=体質の乱れ
- 肺・脾・腎のはたらき低下で免疫・代謝の土台が弱る
- 「気・血・水」の巡りが滞ると不通即痛(痛み・ヒリつき)へ
- 局所ではなく全身を整えることで、再発しにくい体へ
四診法で原因を特定
- 望診・聞診・問診・切診で体質と生活リズムを丁寧に把握
- 疲れ・睡眠・冷え・食癖・ストレスなど「再発トリガー」を整理
- 一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術へ落とし込み
東洋医学による改善方法(鍼灸/養生)
鍼灸(経絡治療)
- 肺・脾・腎を底上げし、免疫と代謝の巡りを整える
- 腕・足など体幹から全身ツボでバランス調整
- 症状や体質により、口唇ヘルペスでは局所の軽い灸を併用することも
- ※施術内容は体調に応じて安全・衛生的に調整します。
養生(セルフケア)
- 睡眠:日付が変わる前の就寝で自己回復力を確保
- 食事:白砂糖・過度な冷飲・暴飲暴食を控え、温かい和食を中心に
- 温め:入浴・首肩背中の保温で「冷え」を避ける
- ストレス:深呼吸・散歩・軽運動で自律神経を整える
西洋医学との併用について
- 急性期・強い炎症は医療機関の管理下で薬を活用
- 鍼灸と養生で再発しにくい体質へ土台づくり
- 必要に応じて担当医と連携しながら安全に進めます
よく併発される症状
- 慢性鼻炎・花粉症など呼吸器の不調
- 胃もたれ・逆流性食道炎など消化器の不調
- 冷え性・のぼせ・倦怠感
- 肩こり・腰痛・頭痛
- 睡眠の質低下(浅眠・中途覚醒)
- 肌の乾燥・かゆみ傾向
- ストレス反応(食いしばり・自律神経の乱れ)
院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛、顔面神経麻痺、潰瘍性大腸炎、線維筋痛症、耳管開放症など、病院で原因不明・治療法がない慢性疾患を中心に経絡治療を行っています。