【札幌】股関節痛の鍼灸治療|東洋医学専門 東洋中村はり灸院

東洋医学の視点で股関節痛を見直す

股関節痛が治らない原因は「循環」にあり?
手術を回避するための鍼灸施術とは

「歩くたびに股関節が痛む」「階段の昇り降りがつらい」 「病院で変形性股関節症と言われ、手術を勧められた」。 股関節の痛みは、日常生活を大きく制限し、不安も強くなりやすい症状です。

しかし、湿布や痛み止め、リハビリを続けても大きく変わらない場合、 それは痛みの背景にある本当の原因へ十分に届いていない可能性があります。 東洋医学では、股関節の痛みを局所の問題だけでなく、 全身の巡りの乱れとして捉えます。

つまり、ただ筋肉を鍛える、ただ痛みを抑える、ではなく、 痛みを起こしている「流れの悪さ」を整えることが、 股関節痛の根本改善には重要だと考えます。

西洋医学の中心:画像検査と対症療法で痛みを抑える方向が中心
東洋医学の視点:股関節痛は循環の滞りが表面化したものと考える
改善の柱:鍼灸で巡りを整え、痛みの出にくい股関節を目指す

1. 股関節痛が長引くと起こりやすいこと

股関節は、立つ・歩く・座る・階段を上るといった、 日常生活のほぼすべてに関わる関節です。 そのため、ここに痛みがあると生活全体の質が大きく下がりやすくなります。

代表的な悩み

歩行時の痛み、立ち上がりの痛み、階段のつらさ、 足を開きにくい、靴下が履きにくい、 長く歩くと悪化する、安静時にも違和感が残るなどがよく見られます。

放置するとどうなるか

かばう動きが増えることで、 反対側の足、膝、腰、臀部、背中まで負担が広がりやすくなります。 股関節だけでなく、全身のバランスを崩していくきっかけになることもあります。

2. 西洋医学による一般的な対症療法の限界

股関節の痛みで整形外科を受診すると、 レントゲン検査をもとに説明を受けることが多くあります。 もちろん画像診断は重要ですが、それだけでは動いている体の状態までは十分に分からないことがあります。

湿布・電気治療:一時的に楽になることはありますが、根本原因まで変える治療ではなく、冷やしすぎると巡りを悪くすることもあります。
痛み止め:痛みという体のサインを抑える治療であり、長期化すると胃腸・肝臓・腎臓への負担が気になることがあります。
筋力トレーニング:必要な場合もありますが、筋力不足だけで痛みが起こるわけではなく、流れが悪いところに痛みが出やすいのが実際です。
画像だけでは足りないことがある:痛みは「写っている形」だけで決まるわけではなく、循環、冷え、使い方、全身バランスも関わります。

3. 東洋医学の原則「不通即痛」とは?

東洋医学には、 不通即痛(ふつうそくつう) という考え方があります。 これは「通らなければ痛む」、つまり体の中の流れが滞ると痛みが出るという意味です。

不通即痛の考え方
股関節の痛みは、単に骨や筋肉の問題だけではなく、 その周囲の血流やエネルギーの流れが悪くなっているサインでもある。
だからこそ、流れを良くすることが痛みの改善につながる。

東洋医学では、痛い場所だけに注目するのではなく、 「なぜその場所で流れが悪くなっているのか」 「何が回復の邪魔をしているのか」 という視点で全身を見ていきます。

4. 「筋力」より先に「循環」が大切な理由

股関節痛では「筋力をつけましょう」と言われることが多いですが、 東洋医学では、その前に循環が整っているかが重要だと考えます。

筋力だけでは解決しにくい

たしかに筋力は大切ですが、 いくら力をつけても股関節まわりの流れが悪ければ、 必要な酸素や栄養が届かず、痛みは残りやすくなります。

車でたとえると

筋力をつけることはエンジンを大きくするようなもの、 循環を整えることはガソリンをしっかり送るようなものです。 ガソリンが届かなければ、エンジンだけ大きくしても動けません。

つまり、股関節痛の改善では、 「支える力」と同じくらい「流す力」が重要になります。

5. 鍼灸が股関節痛に向いている理由

鍼灸は、股関節のまわりで滞っている流れに働きかけ、 痛みの背景にある循環不全を整えていくことを得意とします。

局所だけでなく全身を見る

股関節だけでなく、腰、臀部、脚、冷え、姿勢の偏りまで含めて見ながら、 体全体のバランスを整えていきます。

巡りを整える

鍼灸によって気血の流れを促し、 股関節周囲の硬さや滞りを改善していくことで、 痛みの軽減を目指します。

自己回復力を引き出す

一時的に痛みを抑えるだけでなく、 体が自分で回復しやすい状態を作ることを大切にします。

6. 股関節痛でお悩みの方へ。手術の前に考えたいこと

股関節の変形や痛みが進むと、 手術という言葉が急に現実味を帯びてきます。 もちろん必要な場面もありますが、 その前にできることが残っている場合もあります。

今の治療に限界を感じているなら

湿布、痛み止め、電気治療、リハビリを続けても変わらない場合、 それは股関節の「形」だけでなく、 「流れ」の問題が残っているのかもしれません。

東洋医学でできること

東洋医学専門の鍼灸では、 不通即痛の考えに基づいて、 一人ひとりの股関節まわりの循環を整え、 手術の前に回復しやすい状態を目指していきます。

まとめ。股関節痛は「流れ」を整えることで道が開ける

股関節痛は、単に年齢や筋力不足だけで起こるものではありません。 痛みが出る背景には、冷え、血流の悪さ、使い方の偏り、 回復力の低下などが重なっていることがあります。

だからこそ、画像や痛みだけを追いかけるのではなく、 股関節まわりの循環を整え、 体全体を回復しやすい状態にしていくことが大切です。

痛みの正体は滞り:東洋医学では不通即痛の考えで捉える
筋力だけでは足りない:巡りが整ってこそ股関節は楽になりやすい
手術前の選択肢に:鍼灸で根本から回復しやすい体づくりを目指す
※急な強い痛み、発熱、外傷後の痛み、歩行困難が強い場合は、整形外科での確認を優先してください。

施術料金と通院ペースの目安:
健やかな歩みを支えるための計画

股関節の不調に対する当院の働きかけは、全身の巡りを整え、お身体が本来持っている支える力を補うことを目的としています。
自由診療(保険外)となりますが、日々の動作に伴う負担を和らげ、長期的に健やかな状態を維持していくための選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。

初回:対話と巡りの確認
5,500円
(税込)

現在のお悩みやお身体の状態を詳しく伺い、東洋医学的な視点から不調の背景を見極め、一人ひとりに合わせた施術の進め方を検討いたします。

2回目以降:継続的な調律
5,000円
(税込)

初回で見極めた方針に基づき、お身体の巡りを整える施術を継続します。筋肉のしなやかさや、関節への負担が和らぐよう働きかけてまいります。

通院ペースの一つの目安
(お身体の状態に合わせた進め方)

  • 初期(不快感やこわばりが気になる時期):
    週に1~2回程度の頻度で巡りを促すことで、お身体の緊張が和らぎやすくなる場合があります。まずはこの時期に集中して土台を整えることを検討します。
  • 安定期(動作の負担が和らいできた時期):
    週に1回程度のペースで、整い始めた巡りを維持し、お身体のしなやかさを支える機能をより定着させていくことを目指します。
  • 維持期(健やかな日常を保つ時期):
    状態が落ち着いてきたら、2〜4週間に1回程度のメンテナンスとして、お身体全体のバランス確認と再発を抑えるための調整を行ってまいります。

お身体の調整は、長い間動かしていなかった扉の蝶番に、少しずつ馴染ませるように油を差していく作業に似ています。
はじめに丁寧に働きかけ、その後は良い状態を維持していくことで、無理のないスムーズな動きを支える土台となっていく場合があります。

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院長プロフィール

院長 中村麻人
院長・鍼灸師

中村 麻人(なかむら あさと)

札幌「東洋中村はり灸院」院長。

「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など、原因不明・治療法が限られる慢性疾患を中心にはり治療を行っています。