後頭神経痛|東洋中村はり灸院

【札幌 後頭神経痛】首から後頭部の激痛・しびれを鍼灸で根本改善|東洋中村はり灸院

【札幌 後頭神経痛】首から後頭部の激痛・しびれを鍼灸で根本改善

**札幌**で「頭の後ろや首の付け根がズキズキ痛む」「頭に電気が走るような激痛が突然くる」「頭皮がピリピリしびれる」…そんな**後頭神経痛**のつらい症状にお困りではありませんか?

一般的な頭痛とは異なり、薬では根本的な改善が難しい後頭神経痛も、東洋医学の鍼灸なら、その原因となっている筋肉の圧迫や全身の巡りの滞りにアプローチし、痛みのない穏やかな日常を取り戻すことができます。**札幌**の東洋中村はり灸院が、あなたの痛みを真摯に受け止め、最適な施術でサポートいたします。


後頭神経痛とは?札幌で増えるその特徴と症状

**後頭神経痛**は、**後頭部から首の付け根、耳の周りにかけて**ズキズキとした痛みや、鋭い痛みが走る神経の病気です。多くの方が経験する「頭痛」とは異なり、主に頭の後ろ側に特徴的な痛みを感じるのが大きな特徴です。この痛みは時に非常に強く、日常生活に深刻な支障をきたすことがあります。

私たちの頭の後ろ側には、首から後頭部にかけて以下の3つの主要な神経が通っています。

  • **大後頭神経(だいこうとうしんけい):** 首の付け根から頭のてっぺん、頭頂部にかけて広がる感覚を司ります。この神経が圧迫されると、頭のてっぺんや後頭部の中央に痛みを感じることが多いです。
  • **小後頭神経(しょうこうとうしんけい):** 耳の後ろから後頭部の外側にかけての感覚を司ります。圧迫されると、耳の後ろや側面、側頭部に痛みが現れることがあります。
  • **大耳介神経(だいじかいしんけい):** 耳の付け根から耳の中、そして顎のラインにかけての感覚を司ります。この神経が圧迫されると、両耳の付け根や耳の中に痛みを感じることがあります。

後頭神経痛の症状は、これらのどの神経が圧迫されているかによって、痛みの感じ方や痛む部位が異なります。

代表的な症状には以下のようなものがあります。

  • **頭の後ろ側や側面、首の付け根がズキズキと痛む。**
  • **「ビリビリ」と電気が走るような鋭い痛みや「チクチク」「ピリピリ」としたしびれ感がある。**
  • **数秒から数分間の短い痛みが、間隔をおいて繰り返し現れる。**
  • **頭皮の感覚が鈍くなった、または逆に触れると過敏に痛むと感じる。**
  • **耳の後ろや耳の中に痛みを感じる。**
  • **焼け付くようなヒリヒリとした痛みや、頭全体が重だるい、違和感だけを訴える場合もある。**

これらの症状は、頭痛の一種でありながら神経痛の一種でもあるため、痛みに波があり、その感じ方や強さが日によってバラつきがあると言われています。痛みのレベルも人それぞれで、「痛くて何も手につかない」ほど日常生活に支障をきたす人もいれば、「ちょっと頭が重いな」と感じる程度の軽度な人もいます。

多くの場合、1週間ほどで自然に改善することもありますが、長期間痛みが続く場合や、強い痛みで吐き気があるなどの場合には、放置せずに早めに専門機関で診てもらうことが推奨されます。特に**札幌**の冬の寒さや気圧の変化は、後頭神経痛の症状を悪化させる要因となることもありますので、早めの対応が大切です。


後頭神経痛の主な原因:現代社会の生活習慣が深く関与

後頭神経痛は、主に頭の周りの神経が何らかの原因によって**物理的に圧迫されたり、炎症を起こしたりすること**で発症します。これらの神経は皮膚の表面近くを通っているため、周囲の筋肉や骨からの圧迫を受けやすいとされています。

具体的な原因となる習慣や要素は多岐にわたりますが、多くの場合、日常生活の中に潜んでいます。

  • **姿勢不良(猫背・ストレートネックなど):** 長時間のデスクワークやスマートフォン操作などによる前かがみの姿勢は、首や肩の筋肉に過度な負担をかけ、頸椎の自然なカーブを失わせ(ストレートネック)、後頭神経を圧迫する大きな原因となります。
  • **長時間同じ姿勢をとり続けること:** デスクワーク、車の運転、読書などで長時間同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉が硬直し、血行不良を引き起こし、神経への圧迫を強めます。
  • **慢性的な肩こり・首こり:** 肩や首の筋肉が常に緊張している状態は、後頭神経が筋肉の隙間を通る際に締め付けられやすくなります。
  • **過度なストレス・精神的緊張:** ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、全身の筋肉の緊張を強めたり、血行不良を招いたりすることで、後頭神経痛の発症や悪化につながることがあります。
  • **加齢による頸椎の変形:** 年齢とともに頸椎の骨や椎間板が変形し、神経の通り道が狭くなることで、神経が圧迫されることがあります。
  • **気象条件の変化:** 雨の前日や低気圧の接近時など、気圧の変化によって自律神経が乱れ、体内の水分バランスや血流に影響が出ることが、痛みを誘発・悪化させることがあります。
  • **筋肉の炎症:** 首や肩の筋肉に炎症が起こることで、周囲の神経が刺激され、痛みが生じることがあります。
  • **枕の高さや素材が体に合っていないこと:** 寝ている間の姿勢が悪いと、首に不自然な負担がかかり、後頭神経への圧迫を引き起こすことがあります。
  • **ウイルス感染(ヘルペスなど)や怪我の後遺症:** 帯状疱疹ウイルスによる神経炎や、むちうちなどの首への外傷が原因で、神経が損傷したり、周囲の組織が癒着したりして痛みが残ることがあります。

ご自身の生活を振り返り、これらの要因の中で何が原因となっているかを分析することが、後頭神経痛の改善への第一歩となります。特に**札幌**は寒さが厳しく、身体が冷えやすい環境でもあるため、冷えによる筋肉の硬直も原因となることがあります。


後頭神経痛の治療法:西洋医学と東洋医学(鍼灸)のアプローチ

後頭神経痛の治療法には、西洋医学的なアプローチと東洋医学的なアプローチがあります。それぞれの特徴と、当院がなぜ東洋医学の鍼灸を推奨するのかをご説明します。

1. 西洋医学(病院)による治療とその限界

病院で後頭神経痛と診断された場合、一般的には以下のような治療が行われます。

  • **薬物療法:** 痛みを和らげるための消炎鎮痛剤や、神経の興奮を抑える神経障害性疼痛治療薬(抗てんかん薬など)、筋肉の緊張を和らげる筋弛緩剤などが処方されます。
  • **神経ブロック注射:** 痛みの原因となっている神経の周りに麻酔薬やステロイドなどを注射し、痛みを一時的に遮断する治療法です。
  • **理学療法:** 温熱療法、牽引療法、マッサージ、ストレッチなどで筋肉の緊張を緩和し、血行を改善します。

しかし、これらの治療は、残念ながら後頭神経痛を**直接的に根本改善する薬は存在せず、対症療法が中心**となるのが現状です。痛み止めや神経ブロック注射は一時的に痛みを抑える効果はありますが、薬が切れると再び痛みが現れるケースがほとんどです。また、痛み止めは強い成分でできているため、長期的に飲み続けることによって、胃腸を荒らしたり、肝臓に負担をかけたりするなどの**副作用が生じる可能性**もあります。病気を改善しようとして他の場所が悪くなってしまっては本末転倒であると指摘されています。

このように、西洋医学のアプローチだけでは痛みが再発したり、薬の副作用に悩まされたりするケースも少なくありません。

2. 東洋医学の鍼灸による根本改善アプローチ

このような状況に対して、東洋医学の鍼灸は、後頭神経痛の**根本からの改善を目指せるアプローチ**として非常に推奨されています。東洋医学では、症状が出ている部分だけでなく、体全体と向き合い、痛みの根本原因(筋肉の圧迫、血行不良、自律神経の乱れ、気・血・水の滞りなど)を見つけ出してアプローチするため、薬に頼りきらずに、痛みが再発しにくい健康な毎日を過ごせるようになります。

  • **経絡治療(けいらくちりょう):** 東洋医学には、私たちの体に無数に存在する「**経絡(けいらく)**」というエネルギーの通り道と、その上にある反応点である「**ツボ(経穴)**」の概念があります。後頭神経痛の多くは、首や肩の筋肉の過緊張による神経の圧迫によって引き起こされているため、鍼灸によってこれらの**筋肉を深部からゆるめ、血行を促進し、神経への圧迫を解消すること**が非常に効果的とされています。経絡治療では、痛みのある局所だけでなく、全身の経絡のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、痛みを根本から取り除きます。
  • **副作用の心配がない:** 鍼灸は薬物を使用しないため、薬のような副作用が全くありません。小さなお子様からご高齢の方、妊娠中の方まで、安心して受けていただけます。
  • **早期の改善と体質改善:** 早い人では2〜3回の施術で効果を感じられることもあります(ただし個人差があります)。鍼灸は、単に痛みを抑えるだけでなく、後頭神経痛が起こりにくい体質へと改善していくことができるのが最大の魅力です。自律神経のバランスを整え、ストレスに強い体づくりもサポートします。
  • **全身の不調も同時に改善:** 東洋医学は体を包括的に診るため、後頭神経痛のメインの不調だけでなく、同時に抱えている肩こり、冷え性、不眠、疲労感など、他の気になっている症状も合わせて改善できるという大きな魅力があります。

札幌 東洋中村はり灸院の鍼灸施術の特徴

東洋中村はり灸院では、患者さんの症状や体の状態を正確に把握するため、古くから伝わる**「四診法(ししんほう)」**を用いた丁寧なカウンセリングを重視しています。

  • **望診(ぼうしん):** 顔色、舌の状態、肌のツヤなどを目で見て、身体の内部の状態を把握します。
  • **聞診(ぶんしん):** 声の調子、呼吸音、体から発する匂いなどを通して、体調の変化を探ります。
  • **問診(もんしん):** 痛みの具体的な経過、誘発因子、既往歴、生活習慣、睡眠、ストレス、食事内容など、詳細なお話を伺います。
  • **切診(せっしん):** 脈(脈診)やお腹(腹診)、手足のツボなどに直接触れ、全身の「気・血・水」の巡りや内臓の状態を診察します。

この詳細な診断により、後頭神経痛の真の根本原因を特定し、一人ひとりに合わせた最適なオーダーメイドの施術を提供します。また、使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みや熱さをほとんど感じない快適な施術です。小さなお子様から高齢者までリラックスして受けられ、施術中に心地よさから眠ってしまう方もいるほどです。

さらに、東洋医学では施術だけでなく、**生活習慣や食事指導**も行い、健康的な体づくりのサポートを行うのが特徴です。病院では薬を処方するだけのアプローチが多いのに対し、東洋医学では鍼灸、漢方薬(必要であれば)、生活指導といった包括的なアプローチを行うため、人によっては自覚症状のない病気を発見し、未病のうちに改善できることもあります。

東洋中村はり灸院では、スタッフ全員がはり師やきゅう師の国家資格を保有しています。長期間薬を飲み続けている方も含め、後頭神経痛に悩む方へのご相談を歓迎しております。特に**札幌**にお住まいで、後頭神経痛のつらい痛みにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。


ご自身でできる後頭神経痛のセルフケア:札幌での生活で実践できること

鍼灸院での施術と併せて、ご自宅でできるセルフケアを取り入れることで、後頭神経痛の症状緩和や予防効果をさらに高めることができます。特に**札幌**の気候は体への影響も大きいため、日々のセルフケアは非常に重要です。

  • **体を温める:** 血行不良は後頭神経痛の痛みを増幅させる大きな原因となります。
    • **足湯や入浴:** 毎日湯船にゆっくり浸かったり、手軽に足湯を行ったりして、体を芯から温めましょう。
    • **服装の工夫:** 特に首元や肩を冷やさないよう、マフラーやハイネックの服、カイロなどを活用しましょう。**札幌**の冬の外出時には特に意識してください。
    • **靴下を履く:** 就寝時なども靴下を履いて足元を温かく保つことで、全身の血行が改善されやすくなります。
  • **ビタミンB12を積極的に摂る:** ビタミンB12は神経の修復や機能維持に重要な栄養素です。積極的に食事から摂取することを心がけましょう。
    • **豊富な食品:** レバー、卵、しじみ、あさり、イワシ、サバ、牛肉、豚肉などの動物性食品に多く含まれています。
    • **サプリメント:** 食事から摂取が難しい場合は、医師や薬剤師に相談の上、サプリメントの利用も検討できます。
  • **ストレッチを行って血行を良くする:** 首や肩の筋肉の緊張が後頭神経の圧迫に繋がることが多いため、無理のない範囲で日常的にストレッチを取り入れましょう。
    • **首のストレッチ:** ゆっくりと首を前後左右に倒したり、回したりして、凝り固まった筋肉をほぐします。
    • **肩甲骨ストレッチ:** 肩を大きく回したり、両腕を組んで背中を丸めたりする動きで、肩甲骨周りの血行を促進します。
    • **正しい姿勢の意識:** 長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに休憩をとり、姿勢を正すことを意識しましょう。
  • **痛みを感じる部分のアイシング(急性期):** 痛みが強く、熱感や炎症を感じる急性期には、患部を冷やすことで炎症を抑え、痛みを緩和できる場合があります。冷やしすぎないよう、タオルで包んだ保冷剤などを短時間(10~15分程度)当てるようにしましょう。
  • **痛みを感じる部分を優しく押す(慢性期):** 慢性的な痛みの場合、血行不良や筋肉の凝りが原因であることも多いため、痛みを感じる部分やその周囲を優しく指圧することで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。ただし、強い痛みがある場合は避けてください。
  • **質の良い睡眠を確保する:** 睡眠中に体は修復されます。適切な高さと硬さの枕を選び、首に負担がかからない寝姿勢を心がけましょう。
  • **ストレスマネジメント:** ストレスは筋肉の緊張を高め、痛みを悪化させることがあります。リラックスできる趣味を見つけたり、瞑想や深呼吸を取り入れたりして、心身の緊張を和らげましょう。

「頭の後ろ側が痛い」「首の付け根に違和感がある」と感じたら、それは後頭神経痛のサインかもしれません。薬に頼りすぎるのではなく、鍼灸や今回ご紹介したセルフケアを日々の生活に取り入れることで、体の内側から健康になり、痛みのない快適な生活を取り戻しましょう。**札幌**で後頭神経痛の根本改善を目指したい方は、ぜひ東洋中村はり灸院へご相談ください。