【札幌 胃もたれ 根本改善】東洋医学の鍼灸で吐き気・食欲不振を解消
**札幌**で「**胃もたれ**」にお悩みではありませんか?胃が重い、不快感がある、膨れた感じがする、食欲がない、ムカムカする、胸がつかえる、吐き気…。これらの症状は、食べ過ぎ・飲み過ぎの後に限らず、日常的に感じる方もいらっしゃるでしょう。
慢性的な**胃もたれ**は、生活の質を大きく低下させます。東洋中村はり灸院では、東洋医学の視点からその根本原因にアプローチし、薬に頼らない体質改善を目指します。
胃もたれの症状とその影響
**胃もたれ**は、胃の中に食べ物が長く留まることで生じる不快な症状の総称です。具体的には以下のような感覚として現れることがあります。
- 胃のあたりが重く、不快感がある
- 胃が膨れた感じがする
- 食欲の低下がみられる
- 「胃がムカムカする」感覚
- 「胸がつかえる」感覚
- 吐き気をもよおす
これらは、飲み会が続いたり、食べ放題で食べ過ぎた後など、一時的なものであれば心配ないことが多いですが、日常的に続く場合は、胃の機能低下や体質の問題が隠れている可能性があります。
東洋医学から見た「胃もたれ」の根本原因
東洋医学では、**胃もたれ**を単なる「消化不良」としてだけでなく、体全体のバランスの乱れ、特に「気(エネルギー)」「血(血液)」「水(体液)」の巡りや、五臓六腑の機能低下が深く関わっていると考えます。
胃への血流低下と「脾」の機能
東洋医学において、**胃もたれ**が起こる最も主要な原因の一つは、胃への「血流の低下」です。血流が落ちると、胃に十分なエネルギーが供給されず、お腹が冷えやすくなります。その結果、消化酵素の働きが鈍り、食べ物が通常よりも長く胃に停滞してしまいます。
食べ物が胃に長く残ると、消化のために通常よりも多くのエネルギー(元気)を消費し続けなければなりません。これにより身体全体のエネルギーが減少し、さらに消化する力が落ちるという悪循環に陥ります。つまり、**「胃の機能低下」→「消化に時間がかかる」→「消化する前に食べ物が入ってくる」→「エネルギーを消費する」→「胃の機能低下」**という順番で**胃もたれ**が起こるとされています。
基本的に、消化器や身体の働きが弱い人に起こりやすい症状ですが、食べ過ぎや飲み過ぎ、身体の疲れ、精神的なストレスなどの要因が重なると、より症状が辛くなる傾向があります。
また、**胃もたれ**になりにくい身体を作るためには、東洋医学でいう「**脾(ひ)の力を高める**」ことが重要です。東洋医学における「脾」は五臓の一つで、脾臓を指すのではなく、西洋医学でいう胃や口から肛門までの消化器系全体を司る概念です。
西洋医学の胃薬は一時的に症状を和らげる効果がありますが、化学物質でできているため、胃に大きな負担をかける可能性があると指摘されています。薬を複数処方される際に胃薬が含まれることや、食後に服用する指示があるのは、薬による胃への負担を軽減するためであり、これは薬の負担の大きさを物語っているとも言えます。東洋医学は、一時的な症状の改善ではなく、根本的な改善を目指します。
ご自宅でできる胃もたれ改善4つの対処法
このような**胃もたれ**の症状は、セルフケアを行うことで落ち着かせることができます。日々の生活に取り入れてみましょう。
1. 食事の習慣を見なおす
- **空腹を感じてから食事をしましょう。** 喉が渇いてから水分を摂る際に一気に飲食すると、胃や腸を傷つけ、元気を消耗してしまいます。こういった時こそ、少しずつ飲食を摂取するようにしましょう。
- 食べ物が未消化の状態で飲食すると、胃や腸に滞って健康を損ねるため、**間食を減らし、食事と食事の間はできるだけ長く空ける**ことが大切です。十分に消化され、食べたくなった時にだけ食べるのが理想的です。
- 胃や身体の疲れ、お腹の冷えをとるには**「鮭」が良いとされています。** 刺身のように生で摂るのではなく、鍋などで温めて摂るのがおすすめです。
- 健康な胃のためには、冷たいものや白砂糖などを控えた**胃に優しい食生活**を心がけることも大切です。
2. 梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)を飲む
あまり聞き慣れない飲み物かもしれませんが、**胃もたれ**に効果が期待できます。
**作り方:**
- 梅干しを湯呑みに入れ、梅肉をよく練ります。
- そこに醤油大さじ1と生姜のおろし汁2~3滴を混ぜます。
- 最後に熱い番茶を注ぎます。番茶は自然食品店で手に入ります。
3. お灸をする(ツボ押し)
**胃もたれ**に有効なツボとして、以下の3つが挙げられます。ご自宅でお灸をするか、ツボ押しで優しく刺激してみましょう。即効性を求める場合は、鍼施術も併せて受けることが勧められています。
- **中脘(ちゅうかん)**
身体の真ん中のラインで、おへそとみぞおちの中間地点に取ります。「胃の募穴」という別名があり、胃の働きを高め、かつ直接胃を温める効果があります。胃の真上に位置します。 - **足三里(あしさんり)**
膝の下外側で、膝から指四本分下に取ります。松尾芭蕉の「奥の細道」でもおなじみのツボであり、胃の経絡にあり、お腹を中心に効果があると言われている非常に優秀なツボです。 - **孔最(こうさい)**
肘から手首の中間より少し肘よりで、人差し指から真っすぐ肘に向かったところに取ります。自律神経を整えるツボの一つで、精神的ストレスが原因で**胃もたれ**がある方におすすめです。 - 他にも、中脘の横にある**梁門(りょうもん)や、足の裏にある裏内庭(うらないてい)**も**胃もたれ**に効果があるツボとして挙げられています。
4. リラックスをする(アロマ)
アロマが好きな方には**ペパーミント**がおすすめです。ペパーミントの香りを嗅ぐことで、消化器系の臓腑を刺激し、胃腸の調子を整える効果が期待できます。お風呂やミストに混ぜて、リラックスしながら香りを嗅ぐと良いでしょう。
札幌で慢性的な胃もたれを根本から改善したい方へ
**胃もたれ**は、単なる食べ過ぎ・飲み過ぎだけでなく、身体全体のバランスの乱れや「脾」の機能低下が深く関わっていることがほとんどです。特に、慢性的に**胃もたれ**が続く場合は、専門家による根本的な体質改善が重要になります。
**札幌**の東洋中村はり灸院では、患者様一人ひとりの体質や症状を丁寧に診断し、最適な鍼灸施術を提供します。国家資格を持つ鍼灸師が、痛みや熱さの少ない優しい手技で、胃腸の血流を改善し、「脾」の働きを高めることで、**胃もたれ**の根本原因にアプローチします。
薬に頼らない自然な方法で、長年の**胃もたれ**から解放され、快適な毎日を取り戻しませんか? お一人で悩まず、ぜひ当院にご相談ください。
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