三叉神経痛でお悩みの方へ -札幌で鍼灸をお探しなら東洋医学専門の東洋中村はり灸院へ!

日常の何気ない動きに、不安を感じている方へ。

三叉神経の鋭い反応に対し、
お身体の緊張を緩めるアプローチ

鋭い痛みが生じている時は、神経の通り道において、過度な緊張や巡りの滞りが起きていると考えられます。
鍼灸では、お顔周りだけでなく首や肩、全身のバランスを調えることで、神経を刺激しにくい環境へと導きます。
お薬による対応を尊重しながら、お身体の内側から負担が軽くなる状態を静かに目指してまいりましょう。

三叉神経痛の概要とお身体の状態:過敏な反応が生じる背景

三叉神経痛は、お顔の感覚を脳へ伝える神経のどこかで過敏な反応や圧迫が起きることで、片側に鋭い痛みが走る状態を指します。東洋医学では、これを「巡りの滞り」とお顔周りの「過度な強張り」が重なった状態と捉えます。お身体の表面を流れるエネルギーの通り道が、一時的な緊張や外的な刺激によって、スムーズに流れなくなっている場合が考えられます。

お身体が発しているサイン

  • 鋭い響きが走る:
    瞬間的な響きは、滞っていた巡りが無理に通り抜けようとする際の摩擦のようなものと捉えられます。お身体のバランスが一時的に乱れていることを示唆しています。
  • 日常のわずかな刺激での誘発:
    洗顔や食事、会話などの動作は、お顔周りの通り道へ刺激を与えます。通り道が過敏になっていると、こうした日常の動きがきっかけとなり、負担が生じやすくなります。
  • 片側だけに現れる傾向:
    お身体の左右のバランスが崩れ、どちらか一方の巡りに極端な負担がかかっている場合、このように片側だけの反応として現れることがあります。

三叉神経の分布と通り道の関係

三叉神経は、おでこ、頬、顎の三つの方向へ枝分かれして分布しています。東洋医学において、これらの領域は全身を巡るいくつかの主要な通り道(経絡)と重なり合っています。

  • おでこから目周りにかけての通り道
  • 頬から口周りにかけての通り道
  • 顎から耳周りにかけての通り道

痛みの現れ方は、これらのお身体のラインに沿うことが多く、局所的な問題だけでなく、その通り道の根元(例えば肩や首、足先など)にある緊張が影響している可能性も考慮しながら、全体を整えていく必要があります。

原因と視点の違い:西洋医学と東洋医学による痛みへの捉え方

三叉神経痛という一つの現象に対しても、医学の体系によってその原因の捉え方や、何に働きかけるかという目標は異なります。

西洋医学:構造と興奮に着目する

痛みの背景を、神経に対する物理的な干渉や、神経伝達の過剰な反応として観察します。

  • 物理的な影響: 血管などが三叉神経に触れることで生じる刺激を重視します。必要に応じて外科的なアプローチが検討されることもあります。
  • 神経の過敏化: 目に見える圧迫がなくても痛みが続く場合、神経そのものが過敏な状態にあると考え、お薬によってその興奮を穏やかに制御することを目指します。
  • 迅速な対応: 強い痛みを早期に抑えるための処置(神経ブロックなど)は、日常生活の質を維持する上で大切な役割を担っています。

東洋医学:全身の巡りと調和に着目する

お顔の反応を局所的な問題に留めず、全身のバランスや「巡り」の質に目を向けます。

  • 巡りの滞り: 「通じざれば則ち痛む」という考え方に基づき、本来スムーズであるべきエネルギーや血の巡りが滞ることで、お顔の過敏さが引き起こされると推察します。
  • 土台の調整: 神経の過敏さを、お身体全体の疲労や緊張の蓄積として捉えます。手足や背中などのツボを通じ、全身の緊張を緩めることで、間接的にお顔周りの負担を軽くすることを目指します。
  • 環境の整備: 神経そのものに直接働きかけるのではなく、神経を包み込む周囲の環境(血流や筋肉の強張りなど)を穏やかに整えていくアプローチをとります。

東洋医学の考え方:巡りの滞りとお顔周りの強張りについて

東洋医学では、お顔に走る強い痛みを、本来スムーズであるべき巡りが何らかの理由で阻害されているサインと捉えます。この「滞り」を和らげることで、お身体の緊張が解け、負担が軽くなる場合があります。

巡りの質を見つめる:全身を整える視点

お顔の反応は、全身のバランスを映し出す鏡のようなものと考えられます。局所のみに囚われず、全体の調和を目指します。

  • 気・血・水の調和: エネルギーや栄養、水分の巡りがお顔周りで停滞すると、敏感な反応を引き起こしやすくなります。これらの流れを整えることで、過敏さを穏やかにするよう働きかけます。
  • 離れた場所からの調整: お顔のラインと繋がっている手足や背中のツボを用いることで、直接触れるのが難しいお顔の緊張を、遠隔的に解いていくアプローチを行います。
  • 個別の状態に合わせた観察: 同じ痛みでも、冷えによって強まる場合や、精神的な緊張が重なる場合など様々です。お一人おひとりの反応の出方を慎重に見極め、方針を組み立てます。

鍼灸による働きかけ:穏やかな刺激の意義

鍼灸は強制的な変化を強いるものではなく、お身体が自ら安定しようとする過程をそっと支えるものです。

  • 緊張の緩和と沈静化: 首や肩、そしてお顔周りの組織の強張りを和らげることで、神経を刺激しにくい状態へと導く場合があります。
  • 通り道の確保: 全身のバランスを調和させることで、お顔へ向かう巡りの「通り道」を広げ、滞りによる負担が軽減されるよう促します。
  • 負担の少ない刺激設計: 強い痛みを抱えている時は、わずかな刺激にも敏感になりがちです。そのため、できる限り刺激を抑えた、お身体に受け入れられやすいやさしい施術を心がけます。

鍼灸による調整のねらい:お身体の緊張を解き、負担を軽減する

三叉神経痛におけるお薬の服用は、神経の過剰な興奮を抑えるために重要な役割を果たします。一方で、鍼灸はその背景にある「お身体の緊張状態」や「巡りの滞り」を緩め、痛みが起きにくい環境を整えていくことを目指します。

  • 全体を見つめる視点:
    お顔の局所的な反応に留まらず、全身のバランスや体力の消耗度合いを確認します。滞っていた巡りがスムーズになるよう整えることで、過敏な反応が穏やかになる場合があります。
  • お一人おひとりの反応に合わせた調整:
    痛みが出るきっかけや強まり方は、その方の体質や生活状況によって異なります。お身体の状態を丁寧に観察し、その時々に適した場所を慎重に選んで施術を行います。
  • 穏やかな刺激による沈静化:
    お身体が極めて過敏になっている状態では、強い刺激は逆効果となる場合があります。心地よいと感じられる程度のやさしい刺激を重ねることで、全身の緊張が緩み、反応が和らぐことが期待されます。
  • お身体が本来持つ力の支え:
    外側から強制的に抑え込むのではなく、お身体が自らバランスを保とうとする機能をそっと後押しします。これにより、日常生活におけるお顔周りの負担が少しずつ軽くなるよう導いてまいります。

調整の適応と目安:お身体の反応から見る方針の立て方

三叉神経痛という状態に対し、鍼灸が方針の一つとして検討されるのは、主にお身体の「機能的な揺らぎ」が痛みの増減に関わっている場合です。

痛みの強さが日によって変動したり、季節や気圧の変化、時間帯、あるいは精神的な緊張の度合いによって変わる傾向があるなら、それはお身体の巡りのバランスが関与している可能性を示唆しています。こうした「揺らぎ」があるケースでは、鍼灸で全身の緊張を緩和し、巡りを整えることで、過敏な反応が穏やかになることが期待されます。

一方で、画像検査等で明らかな血管の圧迫や構造的な原因が示されている場合は、物理的な負荷が主な要因と考えられます。その際は、専門の医療機関による評価や外科的処置などを優先して検討することが大切です。鍼灸は、そうした治療と並行して、お身体の回復力を支えたり、全身の疲労を和らげたりするための補完的な役割として併用を検討されるのが良いでしょう。

日常でできる過ごし方:刺激を避け、巡りを健やかに保つ習慣

お顔の反応が鋭くなっている時は、「冷え」「過度な緊張」「急激な刺激」がお身体への負担を強めるきっかけとなることがあります。日々の何気ない習慣を少し見直すことで、巡りの滞りが和らぎ、安定した時間を過ごしやすくなる場合があります。

  • 保温による巡りの維持:
    首や顎の周りを冷やすと、血管や筋肉が収縮し、巡りが滞りやすくなります。外出時はストール等で保護し、入浴で全身を温めることは、お身体の緊張を解く助けとなります。
  • 食いしばりの自覚と緩和:
    無意識の食いしばりは、お顔の筋肉や神経に持続的な負担をかけます。日中、上下の歯が触れ合っていることに気づいたら、ふっと肩の力を抜いて口元を緩める習慣が、過敏さを抑えることにつながる場合があります。
  • 物理的な刺激の整理:
    強い風にあたることや、急激な温度変化を避けることは、神経への不意な刺激を減らすことになります。また、目の酷使もお顔周りの強張りを強めるため、適度な休息が推奨されます。
  • お身体を労わる食事:
    冷たい飲食物は内臓を冷やし、巡りを停滞させる要因となります。温かく消化に良い食事を心がけることで、お身体全体の回復に必要なエネルギーが充足しやすくなります。
  • 呼吸を整える時間:
    緊張が続くと呼吸は浅くなりがちです。静かに息を吐き出す時間を一日に数回設けることで、神経の興奮が落ち着き、痛みに対する予期不安が和らぐきっかけになることがあります。

西洋医学との併用について:「即効性」と「根本改善」の両輪

三叉神経痛の治療において、西洋医学と東洋医学は「痛みの性質」に合わせて、役割を分担することが可能です。即効的な症状コントロールと体質からの根本的な改善を組み合わせることで、最も早く安定した状態を目指します。

  • 医療機関での評価と「二本柱」の並走:必ず専門の医療機関で器質的な圧迫の有無を評価した上で、西洋医学の治療方針を尊重し、鍼灸と生活養生を並走(併用)させます。
  • 西洋医学の役割:薬(抗けいれん薬など)や神経ブロックは、痛みの発作という「緊急事態」を迅速に沈静化する役割を担います。
  • 東洋医学の役割:鍼灸は、薬では届きにくい全身の気血の巡り、自律神経の過敏さといった「痛みが起きやすい体質」を根本から改善します。
  • 再発しにくい土台づくり:鍼灸と養生により、睡眠、保温(冷えの除去)、消化(気血の生成)といった体力の土台を強化することで、神経が過敏に反応しづらい、再発しにくい体質づくりを重視します。

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料金について

初回:5,500円(税込)

2回目以降:5,000円(税込)

院長プロフィール

東洋中村はり灸院 院長 中村麻人の写真

中村 麻人(なかむら あさと)

札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。

「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など病院で原因不明、治療法がない慢性疾患を中心にはり治療を行っています。