まぶたのピクピクが続いている、顔の片側がひきつる——そのお辛さ、よくわかります。
顔に出る症状は、体全体のバランスの乱れが知らせているサインかもしれません。

こんなお悩みはありませんか?
- まぶたや目の周りがピクピクする
- 顔の片側が勝手にひきつる・震える
- 緊張したときや人前に出るとひどくなる
- 朝起きたときから顔がこわばっている
- 病院では「ストレスでしょう」と様子を見るよう言われた
- ボトックス注射を続けているが、根本的に改善した気がしない
顔面痙攣は、見た目の問題だけにとどまりません。人と話すとき、鏡を見るとき、ふとした緊張の場面で症状が強くなり、精神的な負担もじわじわと積み重なっていきます。
札幌の東洋中村はり灸院には、そのようなお悩みを抱えて来院される方が多くいらっしゃいます。

まぶたのピクピクを軽く見ないでください
顔面痙攣の多くは、最初「まぶたがたまにピクッとする」という軽い症状から始まります。疲れやストレスのせいだと思い、そのまま様子を見ているうちに、症状が頬や口元へと広がってしまうケースは少なくありません。
洋服の小さなほつれと同じです。ほつれたばかりのうちなら、少し縫うだけで簡単に直せます。ですが、そのまま着続けてほつれが広がってしまうと、直すのに多くの手間と時間がかかるようになります。
体に起きた乱れは、それが小さいうちほど整えやすいものです。「まだ軽いから」と感じているいまこそ、早めに動くことが大切です。

病院での対応と、その限界
まぶたのピクピクを感じて病院を受診すると、「ストレスや疲れでしょう」「様子を見ましょう」と言われることがほとんどです。症状が軽度なうちは経過観察というのが一般的な判断ですが、その間にも症状は進行していくことがあります。
症状が進むと、西洋医学では主に次の3つの方法が選択されます。
ボトックス注射は神経毒によって痙攣を一時的に抑えるもので、効果は3〜4か月で切れます。根本的な改善を目指すものではなく、症状が戻るたびに繰り返し注射が必要になります。抗てんかん薬・筋弛緩剤も同様に対症療法であり、症状を抑えているあいだ、体の根本は何も変わっていません。それでも改善しない場合には、顔面神経を圧迫している血管へアプローチする開頭手術が検討されますが、耳の聞こえに関わる神経のすぐそばを扱う手術であるだけに、術後に何らかの不調が残るリスクもゼロではありません。
対症療法を続けながら時間が経つほど改善は難しくなります。もし「手術はしたくない」「注射を繰り返すことに限界を感じている」と思われているなら、東洋医学の鍼灸という選択肢を一度ご検討ください。

東洋医学から見た、顔面痙攣の本当の原因
西洋医学では、顔面痙攣は「顔面神経が血管などに圧迫されている」ことが原因と考えます。しかし、この圧迫説がすべてのケースに当てはまるとは限りません。
東洋医学では、顔面痙攣を「気・血・水の流れの乱れ」から生じると捉えます。顔の筋肉が勝手に動いてしまう状態は、神経や筋肉への栄養供給が滞り、正常なコントロールが効かなくなっているサインです。
とくに重要な臓腑が「肝(かん)」です。東洋医学では、肝は全身の筋肉をつかさどり、気血の流れを調節する役割を担っています。ストレスや睡眠不足、過労によって肝が弱ると、筋肉への栄養が届きにくくなり、顔面の筋肉がピクピクと痙攣しやすくなります。また、肝の不調は目の疲れや爪の症状、生理の乱れなど全身のさまざまな症状とも深くつながっています。
顔面には気血の通り道である経絡が走っており、その流れが滞ると痙攣や引きつりが現れやすくなります。肝を整えることで気血のめぐりを取り戻し、筋肉全体のコントロールを回復させることが東洋医学的なアプローチの核心です。
顔面痙攣が起きている方は、顔の症状だけでなく、肩こり・頭痛・手足の冷え・動悸・生理不順といった全身の不調を一つ以上抱えていることが多いものです。東洋医学ではそれらを「どの五臓が弱っているか」というひとつの問いにまとめ直し——顔面痙攣では多くの場合、肝です——その臓から立て直していきます。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、東洋医学の理論に基づいた鍼灸治療を行っています。まず施術前に、脈・舌の色・顔色・生活習慣・体質・全身の症状などをじっくりお伺いします。顔面痙攣という症状名だけを見るのではなく、「なぜこの方にこの症状が出ているのか」を見極めることが、根本改善への第一歩です。
当院では、顔の症状だけを局所的に処置するのではなく、体全体のバランスを整えることを施術の軸としています。顔面の経絡(大腸経・胃経)を整えながら、筋肉の栄養を担う「肝経」にもアプローチし、体の内側から症状が出にくい状態をつくっていきます。
鍼は細く、施術中の痛みはほとんどありません。初めて鍼灸を受ける方もどうぞ安心してご来院ください。顔面痙攣の症状でお困りの方に、札幌から寄り添える鍼灸院でありたいと思っています。

改善の目安と通院ペース
顔面痙攣の改善には、一定の期間と継続が必要です。週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
ただし、これまでの生活習慣や体質、もともとの体力によって、改善のスピードには個人差があります。症状が出始めて間もない段階、まだ目の周りのピクピクが中心という段階のほうが、改善しやすい傾向があります。
すでにボトックス注射を受けている方は、無理にやめる必要はありません。注射の効き目が残っている落ち着いた状態のうちに鍼灸を並行させておくと、体質そのものを整える作業を進めやすくなります。

よくあるご質問
Q. 病院でボトックス注射を受けながら、鍼灸を併用してもいいですか?
はい、問題ありません。ボトックス注射で症状が抑えられている期間を利用して鍼灸治療を継続することは、根本改善を目指すうえで非常に有効です。ぜひ並行してご活用ください。
Q. まだ目の周りのピクピクだけなのですが、来院するには早いですか?
むしろ、この段階がもっとも改善しやすいタイミングです。症状が顔全体に広がるほど改善には時間がかかります。気になり始めたいまこそ、早めにご相談ください。
Q. 顔に鍼を刺しますか?痛くないか不安です。
必ずしも顔に直接鍼を刺すわけではありません。全身の経絡バランスを整えることで顔の症状を改善するアプローチが基本です。鍼は非常に細く、ほとんどの方が「思ったより痛くなかった」とおっしゃいます。
Q. 何年も症状が続いていますが、鍼灸で改善できますか?
長く付き合ってきた症状ほど体が変わるのにも時間がかかる傾向はありますが、諦める必要はありません。まずは一度ご来院いただき、状態をお聞かせください。
Q. 顔面神経麻痺と顔面痙攣は違うのですか?
異なる症状です。顔面神経麻痺は顔の筋肉が動かなくなる症状、顔面痙攣は意図せず顔の筋肉が動いてしまう症状です。東洋医学ではどちらも体の気血の乱れから捉えますが、施術の内容は異なります。
Q. 鍼灸は初めてです。どんな流れで施術が進むか教えてください。
ご来院後、まずカウンセリングとして現在の症状・生活習慣・体質などをお伺いします。その後、脈や舌の状態などを確認し、お一人おひとりに合った施術内容を組み立ててから鍼灸治療を行います。初めての方も安心してお越しください。

顔面痙攣のことを、まずご相談ください
「ピクピクが気になり始めた」「ボトックスを繰り返しているが根本的に変わっていない」——そのタイミングが、鍼灸を始めるちょうどいい時期かもしれません。
札幌の東洋中村はり灸院では、顔面痙攣でお悩みの方のご相談をLINEで受け付けています。施術内容や通院ペースについてもお気軽にお問い合わせください。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長。鍼灸師・医薬品登録販売者(国家資格)。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
