くしゃみ、鼻水、鼻づまり——毎年同じ季節に繰り返す症状に、もう嫌気が差している方も多いのではないでしょうか。

こんなお悩みはありませんか
- 毎年春や秋になると、くしゃみ・鼻水・鼻づまりがひどくなる
- 市販薬や病院の薬を飲んでいるが、眠くなるだけで根本的に楽にならない
- 薬をやめるとすぐに症状が戻ってしまう
- 鼻づまりで夜に眠れず、翌日もぼんやりしてしまう
- 目のかゆみや頭の重さも重なって、集中力が続かない
- 「体質だから仕方ない」と言われ、ずっとあきらめてきた
一つでも当てはまるようであれば、ぜひ最後までお読みください。

薬・マッサージで改善しない理由
病院で処方される抗ヒスタミン薬は、花粉やハウスダストに反応して起こる炎症を一時的に抑えるものです。飲んでいる間は楽になりますが、薬をやめれば症状は戻ります。これは「病気を見る」西洋医学の特性で、悪いことではありません。ただ、症状の背景にある体質——なぜその人だけが過剰に反応してしまうのか——には届かないのです。
マッサージも同様です。鼻周りをほぐすことで一時的な通りの良さを感じることはありますが、アレルギー性鼻炎の根底にある免疫の過敏さや、体内の水分代謝の乱れは変わりません。
繰り返す症状を本当に変えていくには、体質そのものに働きかける必要があります。
次のような症状は、すぐに医療機関を受診してください
- じんましんとともに、喉や唇が急に腫れてきた
- 息苦しさや呼吸のしにくさを伴う
- 特定の食べ物・薬・ハチなどに接した直後に症状が急激に強まった
アナフィラキシーなど、命に関わるアレルギー反応のサインである可能性があります。東洋医学の対象は、こうした緊急性のあるアレルギー反応ではなく、季節や環境によって繰り返す慢性的な鼻炎症状です。

東洋医学から見たアレルギー性鼻炎の原因
東洋医学では、アレルギー性鼻炎を「鼻だけの問題」とは考えません。鼻の症状は、身体全体のバランスが乱れたときに現れるサインのひとつです。
「肺」の弱り
東洋医学において、鼻は五臓の「肺」と深くつながっています。肺は呼吸や皮膚・粘膜を管理し、外からの邪気(かぜや花粉など)を防ぐ「衛気(えき)」を全身に巡らせる役割を担っています。この肺の機能が弱まると、外邪に対する防御力が落ち、わずかな刺激にも鼻が過剰反応するようになります。
肺の機能が低下している方には、アレルギー性鼻炎のほかにも、風邪をひきやすい・喉を痛めやすい・皮膚が乾燥しやすい・咳が長引きやすいといった特徴が併せて見られることが多くあります。「昔から呼吸器が弱い」「季節の変わり目に必ず体調を崩す」という方は、肺の弱りが体質として根づいている可能性があります。
気・血・水の乱れ
東洋医学では、身体を巡る「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のバランスが健康の要です。肺の働きが落ちると、水分を全身に行き渡らせ、余分な水を排出する力も乱れやすくなり、鼻水や鼻づまりとして現れます。また「気」の不足は、外邪を跳ね返す力(免疫)の低下に直結します。
まとめると、アレルギー性鼻炎の根本には「肺の弱り」による防御力の低下と、気の不足が絡み合っています。東洋中村はり灸院では、鼻の症状だけでなく肺に関わる他の不調も含めて全体をとらえながら施術の方針を立てていきます。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院が大切にしているのは、「病気を見るのではなく、その人を見る」という東洋医学の基本姿勢です。アレルギー性鼻炎という同じ症状でも、体質や生活習慣、他の不調との組み合わせは一人ひとり異なります。だからこそ、施術前に丁寧なカウンセリングを行い、その方の状態を全体的に把握することから始めます。
脈診で体質を読む
当院では「脈診」を施術の軸に置いています。手首の脈の深さ・強さ・速さなどから、肺をはじめとする臓腑の状態、気血の偏りを読み取ります。問診や視診も重ねながら、その日のお身体の状態を丁寧に確認したうえで施術の方針を決めていきます。
経絡治療で根本から整える
施術では、全身を流れる「経絡(けいらく)」を通じて、弱った臓腑の機能を底上げしていきます。アレルギー性鼻炎に対しては、主に肺経に関わるツボを中心に選穴し、気の巡りを整え、外邪への抵抗力を高めることを目的とします。局所的に鼻周りのツボ(迎香・印堂など)を使う場合もありますが、それだけにとどまらず、体質全体を整えることを常に意識しています。
鍼の痛みについて
当院で使用する鍼は髪の毛ほどの細さの使い捨ての鍼です。ほとんどの方が「思っていたより全然痛くなかった」とおっしゃいます。施術中にうとうとされる方も珍しくありません。お灸も国産のもぐさを用いたもので、ほんのりとした温かさが感じられる程度です。

改善の目安と通院ペース
アレルギー性鼻炎は長年かけて積み重なった体質の問題ですから、一度の施術で劇的に変わるというよりは、通うごとに少しずつ体質が変わっていくイメージです。
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
もちろん、症状の重さや罹患期間、日々の生活習慣によって個人差があります。初回のカウンセリングでその方の状態を確認したうえで、無理のないペースをご提案しますのでご安心ください。
「花粉の季節だけ辛い」という方は、シーズン前から通い始めることで症状を大きく抑えられる方が多くいらっしゃいます。札幌では例年3月下旬〜5月にシラカバ花粉が飛散するため、2月ごろからの鍼灸がおすすめです。

よくあるご質問
Q. アレルギー性鼻炎に鍼灸は本当に効くのですか?
はい、多くの方に改善が見られています。東洋医学は4000年の歴史を持ち、鼻炎・花粉症・慢性鼻炎といった症状への対応は古くから行われてきました。薬で症状を抑えるのではなく、過剰反応してしまう体質そのものを整えていくため、改善後も症状が出にくい身体になっていく方が多いです。
Q. 薬を飲みながら通院してもいいですか?
はい、問題ありません。鍼灸施術を受けながら薬を継続されている方は多くいらっしゃいます。施術を重ねるにつれて薬の量を自然と減らせるようになる方もいますが、薬の変更・中断については必ず処方された医師にご相談ください。
Q. 子どものアレルギー性鼻炎にも対応していますか?
はい、対応可能です。お子さんの場合、鍼への不安が強いこともありますので、初回のカウンセリングでしっかりとお話を伺いながら、無理のない形で進めていきます。
Q. 花粉症とアレルギー性鼻炎は別ものですか?
花粉症はアレルギー性鼻炎の一種です。花粉が原因の「季節性アレルギー性鼻炎」と、ハウスダストやダニなどが原因の「通年性アレルギー性鼻炎」がありますが、東洋医学的なアプローチはどちらも体質改善が基本となるため、当院では同様に対応しています。
Q. 初回はどのくらい時間がかかりますか?
初回はカウンセリングと施術を含めて45〜60分ほどを目安にお越しください。2回目以降は30〜45分程度です。お身体の状態によって前後することがあります。

まず一度、ご相談ください
「体質だから仕方ない」とあきらめていたアレルギー性鼻炎も、東洋医学の視点から見ると、変えられる原因があることがほとんどです。札幌で鍼灸による体質改善をお考えの方は、東洋中村はり灸院にお気軽にご連絡ください。
LINEからご予約・ご相談いただけます。症状や通院ペースのご不安など、どんな小さなことでもお気軽にお聞きください。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長。鍼灸師・医薬品登録販売者(国家資格)。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
