慢性扁桃炎による繰り返す熱と喉の不調:
東洋医学による全身の防衛機能の調整
扁桃の腫れを繰り返す状態は、局所の問題だけでなく、全身の巡りや抵抗力が低下しているサインとして捉えることができます。
例えるなら、「建物の外壁(防衛機能)が薄くなり、外からの刺激が内部に及びやすくなっている状態」と言えるかもしれません。
当院では、熱を適切に逃がす力を養うとともに、お身体全体のバランスを整えることで、喉にかかる負担が和らぐよう調整を進めてまいります。

慢性扁桃炎への東洋医学的アプローチ:
お身体の土台を整えるための道筋
繰り返しのどの腫れや熱、それに伴いだるさが続く状態に対し、東洋医学がお身体をどのように捉え、調整していくのかをまとめています。一つひとつを丁寧に見つめ直すことで、ご自身のお身体の状態への理解を深める一助となれば幸いです。

慢性扁桃炎の現状と向き合う:
繰り返す喉の腫れと全身に及ぶ影響
慢性扁桃炎は、喉の奥にある扁桃腺という組織にわずかな炎症が残ることで、喉の違和感や微熱、全身の重だるさを繰り返し感じやすくなる状態を指します。
季節の変わり目や、日々のご負担が重なった際に不調がぶり返しやすいのが特徴です。常に喉に「小さな熱」を抱えているような状態が続くことで、日常のふとした瞬間に疲れを感じやすくなる場合があります。
例えるなら、「お身体の門番である扁桃腺が過敏になり、わずかな外気の変化や疲れに対しても、すぐに警報(発熱や痛み)を出してしまう状態」と言えるかもしれません。
身体が発しているサイン
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喉にまつわる違和感
喉のつかえ感や、飲み込む際の微かな痛みが長引く、あるいは一度落ち着いてもすぐにぶり返す。 -
全身に及ぶ不定愁訴
37℃台の微熱が続いたり、寝ても取れない倦怠感、関節の重さなどを感じることがあります。 -
環境や体調への過敏さ
風邪のあとに喉の調子が戻りきらない、寝不足が続くとすぐに喉が腫れるなど、体力の変動が症状に現れやすくなります。
東洋医学における捉え方
「繰り返す」という背景には、お身体を支える基礎的な力の不足や、熱を外に逃がす巡りの滞りが潜んでいる場合があります。東洋医学では、喉そのものへの対処だけでなく、こうしたお身体全体のバランスを整えることで、負担が和らぐよう働きかけます。

慢性扁桃炎への東洋医学的視点:
炎症の停滞を和らげ、お身体の防衛機能を整える
東洋医学では、扁桃炎が慢性化する背景を「なぜお身体が炎症を収めきれず、繰り返してしまうのか」という視点で見つめます。喉という局所の不調を、全身の巡りや抵抗力のバランスが崩れた結果として捉えていきます。
お身体の状態を捉える視点
喉の痛みや微熱といった目に見える症状は、お身体のバランスが乱れていることを知らせるサインです。
例えるなら、「火災(炎症)のあとにくすぶり続けている火種が、体力の低下とともに再び燃え上がってしまう状態」と言えるかもしれません。
調整によって目指すお身体の状態
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防衛機能の土台を整える
呼吸器や消化器などの働きを司るお身体の基礎を整えることで、外気の影響やストレスに対して、喉の粘膜が過敏に反応しにくい状態へと近づけていきます。 -
停滞している熱の巡りを促す
お身体の中にくすぶっている余分な熱や、巡りの滞りを和らげます。これにより、喉の違和感や微熱といったご負担が軽くなる場合があります。 -
基礎体力を補い、再燃を抑える
鍼灸の刺激を通じて、お身体本来の回復力を支えます。季節の変わり目や多忙な時期であっても、不調を繰り返さないための安定した体質作りを助けます。

慢性扁桃炎への東洋医学的視点:
炎症の停滞を和らげ、お身体の防衛機能を整える
東洋医学では、扁桃炎が慢性化する背景を「なぜお身体が炎症を収めきれず、繰り返してしまうのか」という視点で見つめます。喉という局所の不調を、全身の巡りや抵抗力のバランスが崩れた結果として捉えていきます。
お身体の状態を捉える視点
喉の痛みや微熱といった目に見える症状は、お身体のバランスが乱れていることを知らせるサインです。
例えるなら、「火災(炎症)のあとにくすぶり続けている火種が、体力の低下とともに再び燃え上がってしまう状態」と言えるかもしれません。
調整によって目指すお身体の状態
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防衛機能の土台を整える
呼吸器や消化器などの働きを司るお身体の基礎を整えることで、外気の影響やストレスに対して、喉の粘膜が過敏に反応しにくい状態へと近づけていきます。 -
停滞している熱の巡りを促す
お身体の中にくすぶっている余分な熱や、巡りの滞りを和らげます。これにより、喉の違和感や微熱といったご負担が軽くなる場合があります。 -
基礎体力を補い、再燃を抑える
鍼灸の刺激を通じて、お身体本来の回復力を支えます。季節の変わり目や多忙な時期であっても、不調を繰り返さないための安定した体質作りを助けます。

鍼灸(経絡治療)によるお身体の調整:
繰り返す炎症を和らげ、回復を支える土台作り
調整への考え方
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呼吸器や消化器の巡りを整える
東洋医学では喉の状態は、呼吸器(肺)や消化器(大腸)の働きと深く関連していると考えます。これらの経絡(気の通り道)を整えることで、扁桃周囲の巡りが和らぐよう働きかけます。 -
お身体の防衛機能を支える
水分代謝を司る働きや、生体防御の基礎となる力を支えることで、粘膜の過敏さを和らげることを目指します。これにより、外気の影響を受けにくい安定した状態を助けます。 -
自律神経と血流の調和
首や肩まわりの緊張を緩めることで血流を促し、自律神経のバランスを整えます。喉のつかえ感や慢性的な微熱といった不調の軽減が期待できる場合があります。
例えるなら、「お身体の防壁を丁寧に修復し、炎症という火種が速やかに鎮まるような環境を整えていく」という過程を大切にしています。
施術の内容と変化の現れ方
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ご負担の少ない鍼とお灸
髪の毛ほどの細い使い捨ての鍼と、心地よい温かさのお灸を用います。炎症がある場所に強い刺激を加えることは避け、お身体全体のバランスを優先して調整いたします。 -
段階的な変化を目指して
お身体の状態に合わせて刺激を調整し、不調が起こる頻度や、不調時のご負担が少しずつ軽くなっていくような、持続的な変化を目標とします。 -
全身の健やかさとの関わり
喉の状態だけでなく、お身体の重だるさ、睡眠の質、あるいは以前からお悩みの生理痛など、全身のバランスが整うことで随伴する症状の負担が軽くなる場合もあります。

治療選択の考え方:
お身体を整え、繰り返す不調に向き合うという視点
慢性扁桃炎における一般的な治療には、急性期の炎症を抑える薬物療法や、症状が重なる場合の扁桃腺摘出手術といった選択肢があります。これらはお身体への負担を軽減するための大切な手段です。
一方で東洋医学では、喉そのものだけでなく「なぜ炎症を繰り返してしまうのか」というお身体の環境に着目します。組織を切り取るという選択肢を検討される前に、お身体の内側から防衛機能を整え、不調の頻度を抑えるための土台作りを行うことも、一つの大切な視点となります。
例えるなら、「雨漏りを防ぐために一時的に器で受ける(対症療法)だけでなく、屋根そのものを修繕して雨が入りにくい状態(体質改善)を目指す」という考え方に近いかもしれません。
このような状態でお悩みの方へ
- 年に何度も喉の腫れを繰り返し、そのたびに体力が削られると感じる方
- 喉の違和感だけでなく、全身の倦怠感や微熱が長引く傾向にある方
- 冷えや生理痛、自律神経の乱れなど、全身のバランスも整えたいと考えている方

施術料金と通院の考え方:
お身体の防衛機能を整え、安定した状態を維持するために
当院の施術は、慢性扁桃炎による喉の違和感や全身の重だるさに対し、体質からお身体の調整を図ることを目的としています。自由診療となりますが、不調を繰り返すご負担を和らげ、長期的な健康の質を支えるための時間として大切に扱わせていただきます。
現在の症状やお身体の傾向を詳しく伺い、東洋医学的な視点から不調の背景を見極めます。その上で、あなた様に合わせた調整の進め方をご提案いたします。
前回の施術後のお身体の変化を確認しながら、巡りを整える施術を継続いたします。喉の過敏さや、蓄積した疲労の軽減を助けます。
お身体の状態に合わせた通院の目安
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調整のはじまり(週1~2回程度):
不調を頻繁に感じている時期は、まずはお身体のバランスを落ち着かせるために、一定の頻度で継続することが望ましい場合があります。 -
安定への移行(週1回~隔週程度):
お身体が少しずつ整い、以前よりも負担が軽くなってきたと感じられたら、少しずつ間隔を空けながら、安定した状態を維持できるよう調整します。 -
維持と健やかさの管理(月1回程度):
症状が落ち着いたあとも、季節の変わり目や多忙な時期の再燃を防ぐために、定期的なメンテナンスとしてお身体を整えていくことは、意義のあることと考えております。
例えるなら、「長年の雨風で傷んだ建物の土台を、丁寧な補修を重ねることで、少しずつ堅牢な状態に戻していく」という過程に近いものがございます。
お仕事や生活の状況に合わせて、無理のない範囲で進めてまいりましょう。

ご予約・ご相談

院長プロフィール
中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長。
「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり・腰痛をはじめ、生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など、病院では原因不明とされる慢性疾患や、治療法が確立されていない症状を中心にはり治療を行っています。
