動悸・不整脈でお悩みの方へ -札幌で鍼灸をお探しなら東洋医学専門の東洋中村はり灸院へ!

検査で特別な異変が見当たらない場合でも、心細さを感じている方へ。

動悸・リズムの揺らぎを、
巡りの調整と静かな休息で整える

お身体の機能そのものというより、疲れや緊張の蓄積によって、一時的に「昂ぶり」が収まりにくくなっている状況が考えられます。
例えるなら、「演奏を終えた後も、楽器の弦が微かに震え続けている」ような状態かもしれません。
東洋医学では、この余分な震えを鎮めるように全身のバランスを整えます。穏やかな鼓動を育むことで、日常の負担が軽くなる場合があります。

西洋医学と東洋医学の役割:
お身体の安全を守ることと、土台を整えること

動悸や不整脈の不安と向き合う際、西洋医学による安全の確保と、東洋医学による体質の調整を適切に組み合わせることが大切です。それぞれの得意とする領域を理解することで、より落ち着いた日々を目指す一助となります。

西洋医学の役割
(安全性の確認と緊急時の対応)

心臓の鼓動は命の根幹に関わるため、まずは病院での専門的な検査を受けることが何よりも優先されます。

  • 専門医による管理: 動悸の原因が心臓の構造的な問題や、急を要する不整脈でないかを確認することは、西洋医学の重要な役割です。必要に応じてお薬や専門的な処置を行うことで、お身体の安全を直接的に守ります。
  • 役割の視点: お身体を「生命を支える大切な装置」として捉え、不調が生じた際にその装置が正しく動き続けるための精密な点検と修理を担います。

東洋医学の役割
(背景にある緊張と巡りの調整)

東洋医学は、心臓そのものだけでなく、それを取り巻くお身体全体のバランスを整える役割を担います。

  • 変化を見守る領域: 検査では特別な問題が見当たらない場合や、ストレス・疲れによって一時的に鼓動が揺らぎやすくなっている際に、お身体の緊張を和らげることで負担を軽くする場合があります。
  • 役割の視点: 例えるなら、「精密な装置(心臓)が置かれている部屋の環境を整え、装置に無理な負荷がかからないようにする」ような過程を大切にします。
【併用について】 東洋医学の調整は、病院での治療と併せて受けていただくことが可能です。なお、現在処方されているお薬については、ご自身の判断で変更せず、必ず主治医の先生とご相談ください。

不調の背景:昂ぶりやすくなったお身体と、巡りの滞りについて

東洋医学では、鼓動の揺らぎを心臓のみの不調とは捉えません。お身体を動かすエネルギーの巡りや、それを支える栄養の状態が崩れることで、結果として鼓動に現れていると考え、その背景にある体質的な要因を見つめます。

巡りの停滞とお身体の緊張

日々受ける影響や緊張が重なると、お身体の巡りがスムーズにいかなくなることがあります。

  • 調整を司る働きの揺らぎ:
    全身の巡りをコントロールする力が過度な緊張にさらされると、胸のあたりに圧迫感や滞りが生じやすくなります。これが、不快な鼓動の感覚として現れる場合があります。
  • 役割の視点:
    例えるなら、「心臓が太鼓であるならば、全身の巡りはそれを叩くリズムのようなもの」です。叩く側が緊張で強張ると、一定のリズムを保つことが難しくなるのに似ています。

鼓動に影響を与えやすい体質

巡りの滞りに加え、以下のようなお身体の状態が重なることで、負担がより感じやすくなる場合があります。

  • 蓄えの不足による落ち着きのなさ:
    お身体を養うための栄養や潤いが十分でないとき、鼓動を穏やかに保つ力が弱まり、不安感や眠りの浅さを伴うことがあります。
  • 熱のこもりや流れの阻害:
    お身体を冷却する力が弱まり、のぼせやほてりを感じやすくなったり、血の巡りそのものが滞ることで、胸に重苦しさを感じる場合もあります。

鍼灸の進め方:
心臓に負担をかける「滞り」を和らげ、穏やかな状態を目指す

当院の鍼灸では、西洋医学的な視点を大切に守りながら、東洋医学独自の観察方法でお身体の揺らぎを捉えます。全身の緊張を緩めることで、心臓が本来のリズムを保ちやすくなるよう、側面から支えていきます。

施術の考え方と刺激の質

  • 全身のバランスを整える:
    特定の部位だけでなく、全身の巡りを整えることで、心臓への間接的な負担を和らげることを目的としています。滞っていた流れがスムーズになることで、お身体の緊張が解ける場合があります。
  • 状態に合わせた穏やかな刺激:
    お身体に過度な負荷をかけないよう、細い鍼や柔らかな温かさのお灸を用います。リラックスした状態を促すことで、昂ぶった感覚が静まっていく変化を見守ります。

例えるなら、「昂ぶってしまった鼓動を無理に抑えるのではなく、鼓動が穏やかでいられるための静かな環境を整える」ような過程を大切にします。

観察と連携について

お一人おひとりのその時々の状態を丁寧に伺い、お身体に触れることで、不調の背景を探ります。

  • 東洋医学的な観察:
    脈や呼吸の様子、お腹の硬さなどを通じて、お身体のどこに滞りがあるのか、あるいはどこに蓄えが足りないのかを確認します。これにより、今の状態にふさわしい調整箇所を選びます。
  • 病院との並行を前提に:
    心電図などの検査結果を伺い、安全性が確保されていることを前提に施術を組み立てます。併発している肩こりや不眠などのサインも、お身体を整えるための大切な手がかりとします。
【大切なお願い】 現在、病院で治療を受けている、またはお薬を服用されている方は、その方針を最優先としてください。自己判断でお薬の量を変えることはせず、必ず主治医の先生の指示に従ってください。

お家での調え方:
心地よい刺激と、巡りを助ける過ごし方

日々のセルフケアは、お身体の状態を安定させ、鼓動の揺らぎを穏やかに保つ助けとなる場合があります。特別なことではなく、ご自身の呼吸や感覚に意識を向ける静かな時間を大切にしてください。

落ち着きを助けるツボ

動悸や胸のあたりに落ち着かなさを感じた際、以下の場所を心地よいと感じる程度の強さで、ゆっくりと深呼吸をしながら触れてみてください。

  • 胸の中央:
    左右の胸の間のあたりです。不安を感じるときに、手のひらで優しく包むように触れると、胸の強張りが和らぐ場合があります。
  • 手首の内側:
    手首のシワから指3本分ほど肘側に寄ったところです。ここをゆっくりと押さえることで、昂ぶった感覚を静める手助けとなります。
  • 小指の先:
    小指の爪の生え際(薬指側)です。鼓動が乱れやすいときに、反対側の指で軽くつまむように刺激を加えてみてください。
  • 首の付け根:
    首を前に倒したときに大きく出る骨のすぐ下です。寒い時期や緊張が強いときは、ここを温めることで巡りがスムーズになる場合があります。

例えるなら、「ツボに触れることは、お身体の緊張に対して『今はゆっくり休んでいいですよ』と静かに語りかけるようなもの」です。

生活の中で意識したいこと

お身体のタイプや日々の体調に合わせて、少しずつ生活のリズムを調えていきましょう。

  • 休息が足りないとき 考え事や作業を少し早めに切り上げ、目を休める時間を持ちましょう。お身体を養う色の濃い野菜などを、温かい状態で摂るのがおすすめです。
  • 熱がこもりやすいとき 夜更かしを控え、夜の休息時間を十分に確保しましょう。辛いものや刺激の強い食べ物を控え、お身体の内側を穏やかに保ちます。
  • 巡りが滞りやすいとき ゆったりとした散歩や、軽めのストレッチでお身体を動かしてみましょう。全身を温める習慣を持つことで、重苦しさが和らぐ場合があります。
  • 緊張が抜けにくいとき 深い呼吸を意識し、お身体を締め付けない服装で過ごしましょう。香りの良いものに触れるなど、心地よいと感じる時間を優先してください。

場所選びの目安:
お身体の揺らぎを丁寧に紐解くために

鼓動の揺らぎに対するアプローチは、非常にデリケートなものです。心臓そのものの働きだけでなく、全身のバランスや日々の生活背景までを含めて、客観的に見つめる視点が重要となります。

  • お身体全体の巡りを観察しているか:
    局所的な強張りだけでなく、お身体の各器官のつながりや、エネルギーの偏りを観察する視点を持っているかを確認しましょう。動悸の背景にある巡りの滞りを捉えるには、総合的な観察が求められます。
  • 内科的な揺らぎへの向き合い方:
    表面的な筋肉の疲れだけでなく、自律神経の乱れや内科的な不調が鼓動に与える影響について、十分な知識と経験があるかを見極めることが大切です。
  • 刺激の質と安全への配慮:
    お身体が過敏になっているときは、強い刺激がかえって負担になる場合があります。優しく穏やかな刺激によって、お身体が自然に落ち着きを取り戻すような手法をとっているかを確認してください。
  • 西洋医学との並行を尊重しているか:
    現在の通院状況や検査結果を大切にし、必要に応じて医療機関への受診を勧めるような、安全性を最優先に考える場所であることが望ましいです。

例えるなら、「お身体を一つの精密な環境として捉え、その環境を整えるための細やかな対話ができる場所」を選ぶことが、負担の軽減に繋がる場合があります。

お身体を調えるための費用と通院の目安

鼓動の揺らぎや全身の緊張を和らげるためには、ある程度の時間をかけて、お身体の「巡り」と「蓄え」のバランスを整えていく必要があります。

初回:お身体の状態確認と調整
5,500円
(税込)

今のお身体の状態を詳しく伺い、全体のバランスを観察します。その上で、今後の方針を一緒に検討するための調整を行います。

2回目以降:継続的な調整
5,000円
(税込)

その時々の変化に合わせ、全身の巡りを整えます。日々の負担を少しずつ和らげ、お身体が落ち着きを取り戻す過程を支えます。

通院頻度について

  • お身体の揺らぎが目立つ時期:
    週に1〜2回ほどの頻度でお越しいただくことで、昂ぶりやすい状態を早めに落ち着かせる手助けをします。
  • 状態が落ち着いてきた時期:
    週に1回ほどのペースに緩めながら、全身の調和を保つ力を養っていきます。
  • 安定を維持する時期:
    2〜4週間に1回程度、定期的な点検としてお身体を整えることで、穏やかな日常を維持しやすくします。

例えるなら、「通院を重ねることは、少しずつお身体の偏りを中央に戻し、安定した重心を見つけていく作業」のようなものです。

まずは集中的にお身体を休める時間を作り、徐々にその間隔を空けていけるよう調整を進めていきましょう。

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院長プロフィール

院長 中村麻人
院長・鍼灸師

中村 麻人(なかむら あさと)

札幌「東洋中村はり灸院」院長。

「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など、病院で原因不明・治療法がない慢性疾患を中心にはり治療を行っています。