帯状疱疹後神経痛が治らないとお悩みの方へ。
東洋医学・鍼灸による根本改善の仕組み
帯状疱疹の皮膚症状が落ち着いたあとも、 刺すような痛み、焼けるような違和感、触れただけでつらい感覚が残ることがあります。 これが帯状疱疹後神経痛です。
病院で鎮痛薬や神経痛の薬を処方されても、 思うように改善せず、日常生活に支障をきたしている方は少なくありません。 東洋医学では、この痛みを単なる神経の傷だけではなく、 体全体の流れの停滞として捉えます。
つまり、痛みが残っている場所だけを見るのではなく、 なぜ回復しきれないのかという体質の背景まで整えることで、 根本改善を目指していくのが鍼灸の考え方です。

1. 帯状疱疹後神経痛とは?皮膚症状が消えても痛みが残る理由
帯状疱疹は、水ぶくれや赤みが出る皮膚症状が目立つ病気ですが、 問題は皮膚が治ったあとにも痛みが続くことがある点です。 皮膚だけなら治ったように見えても、神経の過敏な状態が残ることで、 長引く痛みへ移行することがあります。
よくある症状
刺すような痛み、ピリピリ・ヒリヒリする感覚、 衣服が触れるだけでもつらい、しびれ感、違和感、重だるさなど。 痛みが長引くと、睡眠や気分にも悪影響が出やすくなります。
なぜつらさが長引くのか
神経の興奮が落ち着ききらないことに加えて、 血流や回復力の低下、体の弱りが重なると、 「炎症は引いたのに痛い」という状態が続きやすくなります。

2. 東洋医学が考える痛みの本質。「不通即痛」とは
東洋医学には、 不通即痛(ふつうそくつう) という考え方があります。 これは「流れが通らなくなったところに痛みが出る」という意味です。
痛みは、神経だけの問題ではなく、 気や血の流れが滞っているサインでもある。
帯状疱疹後神経痛でも、体の中の巡りが回復しきらないことで、 痛みが残りやすくなると考えます。
そのため東洋医学では、 痛みがある部位だけではなく、 どの臓腑が弱っているか、どこで流れが止まっているかを全体から見ていきます。

3. まず行うのは「どこが弱っているか」の見極め
帯状疱疹後神経痛に対する鍼灸では、 いきなり痛い場所だけに施術するのではなく、 まず体の中で何が起きているのかを丁寧に整理します。
問診
いつから痛むのか、どんな痛みか、 皮膚症状の経過、睡眠や食欲、疲労感などを詳しく確認します。
脈診
脈の状態から、 体の弱り方や巡りの乱れをみていきます。
腹診
お腹の緊張や冷え、張り方などを通して、 どの臓腑に負担がかかっているかを探ります。
この見立てがあるからこそ、 ただ痛みを追うだけではない、 体質に合った施術が可能になります。

4. 痛みの場所でみる「原因の経絡」
東洋医学では、痛みが出る場所によって 関係の深い経絡を考えます。 どの通り道で流れが滞っているかを見極めることが、 改善への近道になります。
つまり、同じ帯状疱疹後神経痛でも、 全員に同じ施術をするのではなく、 痛みの場所と体質に合わせた調整が必要になります。

5. 西洋医学と東洋医学の役割の違い
帯状疱疹後神経痛では、 西洋医学と東洋医学の得意分野が少し異なります。 どちらか一方が絶対ではなく、役割の違いを理解することが大切です。
西洋医学が得意なこと
急性期の管理、抗ウイルス薬の使用、 強い痛みへの薬物療法、命に関わる症状への対応などは西洋医学の強みです。
東洋医学が得意なこと
痛みが慢性化した状態や、 原因が多岐にわたる痛みに対して、 体質そのものを立て直す「原因除去療法」として力を発揮しやすいのが特徴です。
「一生薬を飲み続けるしかない」と感じている方にとって、 東洋医学は別の突破口になることがあります。

6. 早期改善のための鍵は「治療開始のタイミング」
帯状疱疹後神経痛では、 痛みが長引いて定着してしまう前に体の回復力を高めることが重要です。 東洋医学では、できるだけ早い段階で鍼灸を取り入れるほど、 経過が良くなりやすい傾向があると考えます。
早く整える意味
痛みが慢性化する前に、 五臓六腑の働きを助け、 気血の流れを整えることで、 神経の過敏な状態が落ち着きやすくなります。 早く始めるほど、日常生活への復帰もスムーズになりやすくなります。

まとめ。諦める前に東洋医学という選択肢を
帯状疱疹後神経痛は、 痛みが長引くだけでなく、気持ちまで疲弊しやすい症状です。 しかし、病院の治療で思うような結果が出ないからといって、 そこで終わりではありません。
東洋医学の鍼灸は、 体本来の回復力を高め、 滞りをほどくことで、 痛みの根本にある流れの悪さへ働きかけます。 薬だけでは変わらなかった方にとって、 別の角度から改善を目指せる手段になりえます。

料金について
初回:5,500円(税込)
2回目以降:5,000円(税込)

院長プロフィール
中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など病院で原因不明、治療法がない慢性疾患を中心にはり治療を行っています。
