札幌の鍼灸で帯状疱疹後神経痛を改善へ
薬を飲んでも消えない痛みに、札幌の鍼灸という選択肢があります。
発疹は消えたのに、皮膚の下に刺すような・焼けるような痛みだけが残っている。そのつらさは、周りにはなかなか伝わらないものです。
帯状疱疹後神経痛は、ウイルスによって傷ついた神経の”乱れ”が続いている状態です。東洋医学ではその乱れを気血の流れとして捉え、根本から整えていきます。

こんなお悩みはありませんか
- 発疹が消えて数か月経つのに、ピリピリ・ズキズキする痛みが続いている
- 服が皮膚に触れるだけで強い痛みを感じる
- 夜になると痛みが増して、ぐっすり眠れない
- 病院で処方された薬を飲んでも、痛みが取りきれない
- 痛みがいつまで続くのかわからず、気持ちが沈んでいる
- 「見た目には何もないのに痛い」と周囲に理解されず、孤独を感じる
帯状疱疹後神経痛は、外から見えない痛みです。それだけに「もう治っているのでは?」と思われがちですが、当事者にとっては日常生活を左右するほどの苦しみが続いています。一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。

帯状疱疹後神経痛とはどんな状態か
帯状疱疹は、幼い頃にかかった水ぼうそうのウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が神経の中に長年潜伏し、加齢・疲労・ストレスなどで免疫力が低下したときに再活性化して発症します。発疹・水疱とともに強い痛みが現れ、多くの場合は数週間で皮膚症状が落ち着きます。
しかし約10人に1人は、発疹が消えた後も痛みだけが3か月以上続きます。これが帯状疱疹後神経痛(PHN)です。ウイルスが神経を傷つけたことで、神経自体が過敏になってしまい、わずかな刺激にも強い痛みとして反応し続ける状態です。
高齢になるほど発症しやすく、痛みが長引く傾向があります。薬(神経障害性疼痛治療薬・抗うつ薬・神経ブロックなど)で症状を緩和することはできますが、「薬を飲んでも日常生活がつらい」「副作用が気になる」という方も少なくありません。

薬・マッサージで改善しにくい理由
帯状疱疹後神経痛に対して西洋医学が行うのは、神経の興奮を抑える薬や痛みをブロックする注射など、「症状を和らげる」アプローチです。これは急性期の痛みには有効ですが、神経が過敏になった状態そのものを変えるわけではないため、薬を飲み続けても痛みがゼロにならないケースが多くあります。
マッサージは血行を促す効果がありますが、帯状疱疹後神経痛では皮膚への接触が痛みを引き起こすことも多く、患部周辺をほぐすこと自体が難しい場合があります。また、体の表面にアプローチするだけでは、神経の過敏さや体全体の気血の乱れには届きません。
痛みが慢性化しているということは、体の内側に「痛みが続きやすい状態」が根づいてしまっているということです。そこに働きかけるには、体の機能を内側から整える東洋医学の視点が必要になります。

東洋医学から見た帯状疱疹後神経痛の原因
帯状疱疹そのものは、心身の疲れが積み重なり、体を守る力(正気・せいき)が落ちた時期に出やすい病気です。東洋医学では、この病気を引き起こした邪(じゃ)の勢いが強い急性期と、発疹が治まったあとも痛みだけが居座る慢性期とでは、体の中で起きていることが違うと考えます。
帯状疱疹後神経痛でとくに問題になるのは、発疹という形で邪と戦い終えたあとの「後始末の遅れ」です。ウイルスとの戦いに気血を使い果たすと、皮膚や神経に栄養を届ける力そのものが不足した状態(気血両虚・きけつりょうきょ)に陥ります。そこへ、戦いの過程で経絡(気血の通り道)に生じた小さな滞り——気血のめぐりの渋滞——が取り残されると、栄養も届かず、滞りも解消されないまま、神経だけが過敏な状態で固定されてしまうのです。
「通らざれば則ち痛む(不通則痛)」という東洋医学の原則どおり、この経絡の渋滞がある限り、発疹が消えてもピリピリ・ズキズキとした痛みだけが残り続けます。特に高齢の方や、もともと胃腸が弱く気血を作る力そのものが弱っている方ほど、この「後始末」が長引きやすい傾向があります。
まとめると、帯状疱疹後神経痛の根底にあるのは「ウイルスとの戦いで消耗した気血の不足」と「経絡に残った小さな渋滞」の組み合わせです。鍼灸では消耗した気血を補いながら、経絡の渋滞をほどいていくことで、痛みが居座りにくい体に整えていきます。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院(札幌)では、経絡治療を専門とした鍼灸を行っています。施術の前にまず脈診(みゃくしん)を行い、橈骨動脈の脈の状態から五臓(肝・心・脾・肺・腎)のバランスを読み取ります。同じ帯状疱疹後神経痛でも、気血の消耗が強く出ている方・経絡の渋滞が根強く残っている方とさまざまです。脈診によって一人ひとりの状態を確認したうえで、その方に合った経絡・ツボを選びます。
使う鍼は細く、刺激は最小限。「患部に触れられるのが怖い」という方も、痛みを感じる部位を直接刺激するのではなく、離れた経絡上のツボから気血の流れを整えるため、多くの方が「思っていたより怖くなかった」とおっしゃいます。
施術のポイントは二つです。第一に、消耗した気血を補い、神経や皮膚に栄養を届ける力そのものを底上げすること。第二に、経絡上に残った渋滞をほどき、気血の流れを再び通すこと。この二つを毎回の施術で丁寧に行うことで、慢性化した痛みの「根」に届くはり治療を目指しています。

改善の目安と通院ペース
帯状疱疹後神経痛は慢性的な神経の問題であるため、一回の施術で劇的に変わるというよりも、体の内側から少しずつ整えていくイメージです。
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
ただし、痛みが始まってからの期間が長いほど神経の過敏さが定着しているため、早めに鍼灸を取り入れていただく方が改善しやすい傾向があります。「まだ様子を見ようかな」と思っている方ほど、早めにご相談いただくことをおすすめします。
*施術の効果には個人差があります。痛みの部位・期間・体質によって経過は異なります。

日常生活で気をつけていただきたいこと
鍼灸と並行して、生活面を整えることが回復を後押しします。
最も大切なのは休養です。帯状疱疹を発症した背景に疲労・ストレスがあった場合、その状態が続く限り消耗した気血は補われません。無理をしない生活リズムを作ることが、痛みを長引かせないための基本です。
また、食べすぎ・飲みすぎ・体の冷えは気血を生み出す胃腸の働きをますます疲れさせ、経絡の渋滞をほどきにくくしてしまいます。腹八分を意識し、冷たい飲食物を控えて体を冷やさない工夫を心がけてください。
痛みがあると眠れないことも多いですが、睡眠は気血を補充する唯一の手段です。施術で痛みが和らいできたら、睡眠の質を上げることを意識してみてください。

よくあるご質問
- Q. 発症から1年以上経っています。今から鍼灸を始めても意味がありますか?
- A. 長期間経過していても、鍼灸で改善が見られる方はいらっしゃいます。神経の過敏さが定着しているほど時間はかかりますが、気血の流れを整えることで体の自己修復力が戻り、痛みが和らいでくる方が多いです。まずは一度ご相談ください。
- Q. 病院の薬を飲みながら通院できますか?
- A. はい、問題ありません。鍼灸は薬の効果を妨げるものではなく、並行してお受けいただけます。服薬中であることは初回のカウンセリング時にお知らせください。
- Q. 患部(痛みのある場所)に直接鍼を刺しますか?
- A. 必ずしも患部に刺すわけではありません。脈診で状態を確認した後、経絡上の適切なツボを選びます。触れられること自体が痛い場合も、離れた部位から気血の流れを整えるアプローチをとりますのでご安心ください。
- Q. 何回通えば痛みが楽になりますか?
- A. 個人差がありますが、6〜8回(約2か月)を目安に何らかの変化を感じていただける方が多いです。痛みの期間・強さ・体質によって経過は異なりますので、初回のカウンセリングでご状況をお聞きしたうえでお伝えします。
- Q. 鍼は怖いのですが、痛みはありますか?
- A. 使用する鍼は非常に細く、注射針とはまったく異なります。「ほとんど感じなかった」という方がほとんどです。初めての方もリラックスして受けていただけるよう、丁寧に進めますのでご安心ください。

札幌で帯状疱疹後神経痛にお悩みの方へ
「発疹は消えたのに、痛みだけが消えない」——そのつらさを、ぜひ一度当院にお話しください。東洋中村はり灸院では、脈診・経絡治療を用いた鍼灸で、薬だけでは届かない体の内側から帯状疱疹後神経痛に向き合います。
初回はカウンセリングにしっかりお時間をとり、痛みの経緯や体の状態をくわしくお聞きします。一人で抱え込まず、まずはLINEでお気軽にご相談ください。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
