休んでも取れない疲労を、札幌の鍼灸で根本から。
どれだけ眠っても、休日を丸ごと使っても疲れが抜けない。それは「怠け」ではなく、体の内側から届いているサインかもしれません。
十分な睡眠をとっても、休日をまるまる休養にあてても、翌日にはまた強い疲労感がぶり返す。以前は難なくこなせていた家事や仕事が、今はひどく重く感じられる——そんな状態が半年以上続いていませんか。
慢性疲労症候群は、単なる「疲れやすい体質」とは違い、休息をとっても回復しないことが最大の特徴です。東洋医学では、こうした「休んでも埋まらない疲労」を、気・血・水のめぐりや生成に乱れが生じているサインとして捉え、根本からの立て直しを行っていきます。

こんなお悩みはありませんか
- 強い疲労感が6か月以上続いていて、一向に良くならない
- 少し体を動かしたり外出しただけで、翌日以降に激しく疲れが出る
- どれだけ眠っても、朝から体が重くて起き上がるのがつらい
- 頭がぼんやりして、考えごとや作業に集中できない
- 筋肉や関節がだるく痛むのに、病院では異常が見つからない
- 以前は普通にできていた家事や仕事が、今はひどく負担に感じる
- 周囲から「疲れているだけでしょう」「気持ちの問題」と誤解されてつらい
怠けているわけでも、気持ちが弱いわけでもありません。休んでも回復しない疲労が長く続いているなら、体の内側で何かが起きているサインです。当院にはそういった方が多く来院されています。

病院での検査や休養で改善しない理由
強い疲労感が続いて病院を受診すると、血液検査や画像検査で異常が見つからず、「特に問題はありません」「しっかり休んでください」と言われることが少なくありません。実際にゆっくり休んでみても、思うように疲労感が抜けていかない——そんな経験をされている方は多いのではないでしょうか。
これは、通常の疲れであれば休息によって体力が回復するのに対し、慢性疲労症候群では休むこと自体では回復しにくい状態になっているためです。単に体力を消耗しているのではなく、体を巡らせている気・血・水のめぐりや生成そのものに乱れが生じている可能性があります。マッサージや整体で体をほぐしても、一時的に楽になっても、根本の状態が変わらなければまた同じ疲労感に戻ってしまいます。
東洋医学では、疲労が出ている部分だけでなく、体全体のエネルギーの状態を確認したうえで、なぜ休んでも回復しないのかを見極めていきます。表面的な疲れの解消ではなく、体の土台から立て直していくことを大切にしています。

東洋医学から見た慢性疲労症候群の原因
東洋医学では、体の不調は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素がバランスよく作られ、巡っていることで防がれると考えます。休んでも回復しない疲労が長く続く場合、この気・血・水のどこかに乱れが生じ、それらが複雑に絡み合っていることが少なくありません。
ひとつは、日々のエネルギーそのものが不足する「気虚(ききょ)」です。食事や呼吸から気を十分に作り出せず、体を動かす元手が足りないため、少し動いただけで疲れが抜けなくなります。もうひとつは、気は足りていても巡りが滞る「気滞(きたい)」で、ストレスや根を詰めた状態が続くことで気の流れが渋滞し、体が重だるく、やる気そのものが湧いてこない状態を招きます。
さらに、水分代謝が滞る「水滞(すいたい)」があると、余分な水分が体に溜まり、頭や体が重く、むくみやすい疲労感につながります。血の巡りが滞る「瘀血(おけつ)」があると、栄養や酸素が末端まで行き渡りにくくなり、肩こりや冷え、疲労回復の遅さとして現れます。慢性疲労症候群でお悩みの方は、気虚・気滞・水滞・瘀血のいずれか、あるいは複数が重なっていることが多く見られます。
実際にお悩みの方には、疲労感だけでなく次のような症状を併せ持つ方が多く見られます。
- 少し動いただけで息切れがし、話す気力も湧かない(気虚の傾向)
- お腹が張りやすく、ため息が増え、気分の浮き沈みが大きい(気滞の傾向)
- 頭や体が重だるく、むくみやすい(水滞の傾向)
- 肩こりや冷えが強く、顔色がくすみやすい(瘀血の傾向)
- 生理不順や周期の乱れ(女性の場合)
- 食欲が落ち、消化が滞りやすい
これらはすべて、気・血・水のめぐりや生成が乱れているサインです。慢性疲労症候群でお悩みの方には、こうした乱れを併せ持つ方が少なくありません。なお、何年にもわたって疲労が根強く続いている方では、これらに加えて生まれ持った体力の土台である「腎(じん)」の消耗が関わっていることもありますが、まず整えるべきは日々の気血水のめぐりです。
慢性疲労症候群は、「エネルギーそのものが足りない(気虚)」だけでなく、「巡りそのものが滞っている(気滞・水滞・瘀血)」ことが重なって起きているケースが多いのが特徴です。どこに乱れがあるかを見極め、不足しているところは補い、滞っているところは巡らせる——その両方からアプローチすることが、根本的な改善への近道です。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、施術の前に必ず脈診を行います。脈の状態から気・血・水のどこに乱れがあるか、気虚・気滞・水滞・瘀血のうちどれが強く出ているかを見立てたうえで、施術の方針を決めていきます。
慢性疲労症候群の方には、気を補うために消化吸収を担う脾や呼吸を担う肺のツボを、巡りを整えるために気の流れをつかさどる肝や、水はけを助けるツボ、血の巡りを促すツボなどを、その方の乱れに合わせて組み合わせるはり治療を行います。体力が落ちている状態を踏まえ、刺激はごく繊細なものにとどめており、施術を受けたあとにかえって疲れてしまうことのないよう配慮しています。
また、当院は鍼灸専門の院ですが、東洋医学の視点から日々の食事や睡眠のとり方についてもお話しさせていただくことがあります。気血水のめぐりは一度の施術で整うものではなく、日常生活の積み重ねと合わせて、少しずつ底上げしていくものだからです。焦らず、体の内側から立て直していくことを大切にしています。

改善の目安と通院ペース
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
ただし、慢性疲労症候群は気・血・水のめぐりや生成に乱れが積み重なっている状態のため、日々のちょっとした疲れよりも立て直しに時間がかかる傾向があります。「すぐに元気になる」というよりも、「疲れの底が少しずつ浅くなっていく」「回復にかかる時間が短くなっていく」という変化から実感される方が多いです。症状の重さや期間によって個人差がありますので、通院を重ねながらペースを一緒に見直していきます。
「頑張って動いた分、必ず寝込む」という不安から少しずつ解放されていくこと——それが当院が目指すゴールです。疲労感を一時的に抑えるのではなく、消耗しにくい体質そのものをつくっていくことを大切にしています。

よくあるご質問
- Q. 病院で慢性疲労症候群と診断されましたが、鍼灸でも対応できますか?
- はい、対応できます。西洋医学の診断がついている場合でも、東洋医学では脈やお体の状態から体質の乱れを確認し、その方に合ったはり治療を行います。休息だけでは埋まらない深い疲労の立て直しは、東洋医学が得意とする領域のひとつです。
- Q. 検査では異常がなく「気持ちの問題」「怠けているだけ」と言われてつらいです。
- そのお気持ち、よくわかります。検査で異常が出ないことと、実際につらい症状があることは矛盾しません。東洋医学では検査に映らない体質の乱れを見立てる方法を持っていますので、まずはお話を伺うところから始めさせてください。
- Q. 鍼は痛くないですか?体力がなく不安です。
- 当院で使用する鍼はとても細く、刺激は非常に繊細なものです。体力が落ちている方には特にやさしい刺激量から調整しますので、施術で体力を消耗する心配はいりません。安心してご来院ください。
- Q. 病院の薬を服用中ですが、鍼灸と並行できますか?
- はい、問題ありません。薬を服用しながら鍼灸を受けていただくことができます。薬の中断や変更については、必ず担当医にご相談ください。
- Q. 「全身倦怠感」のページと何が違うのですか?
- 全身倦怠感は一時的な気力・体力の低下を広く指すのに対し、慢性疲労症候群は強い疲労が6か月以上続き、休息をとっても回復しないことが特徴の状態です。東洋医学から見ると根本にある乱れの深さが異なるため、施術で重視するポイントも変わってきます。

札幌で慢性疲労症候群の鍼灸、まずはご相談ください
「休んでも疲れが取れない」「検査では異常がないのに毎日がつらい」——そんな状態を一人で抱え込んでいませんか。当院では、疲労感そのものを一時的に抑えるのではなく、気・血・水のめぐりや生成そのものから立て直すことで、繰り返す疲労の根本に働きかけます。
当院はLINEから24時間ご予約・ご相談を受け付けています。「慢性疲労症候群について聞きたい」だけでも構いません。まずはお気軽にメッセージをお送りください。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
