札幌の鍼灸で梅核気・ヒステリー球を改善する
札幌で「喉の異物感」に悩む方へ。鍼灸で根本から整えます。
喉に何かが詰まっているような感覚なのに、検査をしても異常がない。その違和感が毎日続くのは、本当につらいことです。
東洋医学ではこの症状を「梅核気」と呼び、2000年以上前から原因と対処法が確立されています。

こんなお悩みはありませんか
- 喉に梅の種が詰まっているような異物感がある
- 飲み込もうとしても、吐き出そうとしても解消されない
- 食事や水を飲むときは気にならないのに、ふとしたときに違和感が戻る
- ストレスや疲れが重なると、喉の詰まりがひどくなる
- 耳鼻咽喉科や内科で検査をしたが「異常なし」と言われた
- 「精神的なもの」と片づけられ、抗不安薬や精神安定剤を勧められた
- 喉の不快感が気になって、会話や食事が楽しめない
一つでも当てはまるなら、この先をぜひ読み進めてください。

梅核気・ヒステリー球とは
喉の異物感・つかえ感があるのにファイバースコープやCT・血液検査で何も見つからない場合、西洋医学では「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」と診断されます。内科では「ヒステリー球」とも呼ばれ、実際には存在しない異物をヒステリックに訴えているかのように扱われることがある、患者さんにとって非常に理不尽な病名です。
一方、東洋医学ではこの症状を「梅核気(ばいかくき)」と呼びます。梅の種(梅核)が喉に詰まったような感覚に由来する名称で、約2000年前に書かれた医学書「傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)」にすでに記載があり、施術法も確立されています。東洋医学にとって、梅核気は決して「原因不明の病気」ではありません。

病院で改善しないのはなぜか
西洋医学は、画像や数値といった客観的なデータをもとに原因を特定し、そこに対処する医療です。そのため「検査で見つからないもの」には、有効な手立てを持ちにくいという側面があります。
梅核気の場合、喉そのものに炎症も腫瘍もないため、処方されるのはトローチや抗アレルギー薬、あるいは自律神経を整える薬にとどまります。症状が続いて何度も訴えると「精神的に不安定」と判断され、抗うつ薬や抗不安薬を勧められるケースも珍しくありません。
しかし、梅核気の原因は喉にあるわけではありません。喉は症状が「出てきている場所」にすぎず、身体の内側の機能の乱れが表れているのです。そこにだけ対処しても、根本が変わらないかぎり症状はまた戻ってきます。

東洋医学から見た梅核気の原因
東洋医学では、私たちの身体は「気・血・水(きけつすい)」の3つの要素が経絡(けいらく)というネットワークを通じて全身をめぐることで健康が保たれると考えます。このうち梅核気に深くかかわるのが「気(き)」です。
気とは生命活動を動かすエネルギーのことで、これがうまく巡らず滞った状態を「気滞(きたい)」と呼びます。煙突が詰まって煙が家の中に充満するように、気が滞ると喉のあたりに痰のような塊感が生じ、梅核気の症状として現れます。
この気の巡りをつかさどるのが、東洋医学でいう「肝(かん)」です。ここでいう肝は西洋医学の肝臓とは異なり、全身の気・血を巡らせ、自律神経や消化機能の調整にも深くかかわる機能を指します。ストレスや慢性的な疲労によって肝の働きが低下すると、気の巡りが滞り、喉に異物感が生じやすくなります。この状態を東洋医学では「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と呼んでいます。
肝気鬱結の状態では、喉の異物感だけでなく、以下のような症状が同時に現れることがあります。
- 肩こり・首こり
- 眠りが浅い・中途覚醒
- 生理不順・生理痛
- 腹痛・下痢・膨満感
- 冷え性・手足の末端冷え
- 乾燥肌・手のひらの汗
- 汗がなかなか引かない
- 風邪をひきやすい
- 喘息症状・うつ症状
これらはすべての方に出るわけではなく、その方の最も弱っているところに症状が現れます。梅核気は喉だけの問題ではなく、全身の機能の乱れが喉という場所に出ているのです。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院(札幌)では、梅核気・ヒステリー球に対して「経絡治療(けいらくちりょう)」を中心とした鍼灸を行っています。経絡治療とは、気・血の通り道である経絡上のツボ(経穴)に鍼やお灸で刺激を加えることで、五臓の機能を整え、巡りを回復させる施術です。
施術の前には、脈の状態(脈診)・全身の症状・体質・過去の体調の経緯などを丁寧に確認します。同じ「喉の詰まり」であっても、その方の肝のどこがどのように乱れているかは一人ひとり異なります。喉だけを見るのではなく、身体全体を確認したうえで、その方に合った経穴を選んで施術します。
使用する鍼は、中国鍼より大幅に細く短い日本製のもの。お灸は心地よい温感程度のやわらかい刺激です。鍼灸が初めての方、以前に痛い鍼を経験して怖いイメージをお持ちの方も、安心してご来院ください。
また、肝の機能が整ってくると、喉の症状だけでなく、肩こり・冷え性・睡眠の質・生理の乱れなど、同時に抱えていた他の不調も改善されていくことが多いです。これは局所だけを見ず、全身を整える東洋医学ならではのメリットです。

改善の目安と通院ペース
梅核気・ヒステリー球は慢性化しているケースが多く、体質ごと変えていくことが根本改善につながります。週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
もちろん個人差はあり、症状の程度・発症してからの期間・その方の回復力によって変わります。経過を確認しながら一人ひとりに合ったペースで進めていきますので、まずはご相談ください。

セルフケア:「膻中(だんちゅう)」を押してみましょう
通院の合間にご自身でできるセルフケアとして、「膻中(だんちゅう)」というツボがあります。左右の乳頭を結んだ線の中央、胸の骨の真上にある場所で、気の巡りを整える効果が高いとされるツボです。
やや痛みを感じる程度に押し、ゆっくりと緩める。これを繰り返すだけでも、喉のつかえ感が和らぐことがあります。市販の置き鍼(パイオネックス)を貼るのも有効です。ストレスを感じたとき、喉が詰まりやすいときにぜひ試してみてください。
ただし、セルフケアはあくまで補助です。根本からの改善には、身体全体の状態を確認したうえでの鍼灸施術が必要です。

よくあるご質問
Q. 病院で「異常なし」「気のせい」と言われました。本当に鍼灸で改善できますか?
A. はい、梅核気は東洋医学が最も得意とする症状のひとつです。西洋医学の検査で見つからないのは、原因が喉の組織にあるのではなく、身体の機能的な乱れにあるからです。東洋医学では2000年以上前から梅核気の原因と施術法が確立されており、当院でも多くの方が改善を実感されています。
Q. 鍼は痛くないですか?怖いイメージがあります。
A. 当院で使用する鍼は、注射針より大幅に細い日本製のものです。刺す際にチクッとする感覚はほとんどなく、お灸もほんのりと温かい程度の刺激です。鍼灸が初めての方でも安心してお受けいただけます。
Q. 喉の症状以外に肩こりや生理不順もあります。同時に対応してもらえますか?
A. 東洋医学では、梅核気と肩こり・生理不順・冷え性などは、同じ根(肝気鬱結)から出てくる症状と捉えます。身体全体の状態を確認したうえで施術しますので、梅核気の改善とともに他の不調が楽になる方が多いです。
Q. 漢方の「半夏厚朴湯」を飲んでいますが、鍼灸と併用できますか?
A. 問題なく併用できます。半夏厚朴湯は梅核気に用いられる代表的な漢方薬で、鍼灸と合わせることで改善が早まる場合もあります。服用中の薬がある場合は施術前にお知らせください。
Q. 何回通えばよくなりますか?
A. 週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で手応えを感じ始める方が多いです。体質から変えていくには3〜4か月が目安ですが、症状の期間や体の状態によって個人差があります。経過を確認しながら進めていきますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q. 更年期症状があり、喉の違和感もあります。関係していますか?
A. 関係しています。更年期にはホルモンバランスの変化で気血の巡りが乱れやすく、梅核気が起きやすい時期です。東洋医学では更年期の症状と梅核気を切り離さず、全身の状態を整えることで双方にアプローチします。
Q. 「梅核気」とはどういう意味ですか?
A. 梅の種(核)が喉に引っかかっているような感じ、という意味の東洋医学の言葉です。二千年近く前の古い医学書にも記載があり、昔から知られてきた症状であることがわかります。西洋医学では「咽喉頭異常感症」、俗に「ヒステリー球」と呼ばれますが、東洋医学では気の巡りの滞りとして、明確な原因のある症状と捉えます。
Q. 検査では何も見つかりません。喉に本当に何かあるわけではないのですか?
A. ファイバースコープやCTで異常が映らないことがほとんどです。ただし、それは「感じているものが気のせい」という意味ではありません。東洋医学では、ストレスなどで気の巡りが滞り、喉のあたりに集まった状態と考えます。実体としての腫瘍はなくても、体の中で確かに起きている変化です。
Q. げっぷやお腹の張りも一緒に出ます。関係しますか?
A. 関係します。喉のつかえと、げっぷ・お腹の張りは、どちらも気が正しく巡らず上に滞っているサインです。空気を飲み込みやすくなる呑気症(空気嚥下症)を併せ持つ方も少なくありません。ばらばらの症状として分けず、根にある気の滞りに働きかけていきます。

喉の異物感、一人で抱えないでください
「検査で異常がなかった」「気のせいと言われた」「何年も続いている」——そんな方ほど、東洋医学の鍼灸が力になれます。札幌の東洋中村はり灸院では、梅核気・ヒステリー球の根本にある身体の乱れを丁寧に確認し、あなたに合った鍼灸施術をご提案します。
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初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
