事故後に病院へ行ったのに、首の痛みや頭痛がいつまでも残っている——そんなお悩みを抱えていませんか。
症状が長引くのは、体の機能が回復しきれていないサインです。東洋医学はそこに直接働きかけます。

こんなお悩みはありませんか
- 首を動かすたびに痛みや張りが出る
- 事故後から頭痛やめまいが続いている
- 腕や手にしびれを感じることがある
- 肩こり・背中の痛みが事故をきっかけに始まった
- 病院で「異常なし」と言われたのに、不快な症状が取れない
- 痛み止めや湿布、リハビリを続けているが一向に楽にならない
交通事故やスポーツの衝撃がきっかけで始まったこれらの症状、実は「頚椎捻挫(むち打ち)」が原因であることがほとんどです。症状が慢性化してしまうと、西洋医学だけではなかなか改善しないケースも多くあります。

頚椎捻挫・むち打ちとはどんな状態か
「むち打ち」は通称であり、医学的な正式名称は頚椎捻挫です。交通事故やスポーツ中の衝突などで強い外力が加わると、頭部が瞬間的に大きく振られ、7個の骨が積み重なってできている頚椎と、それを支える筋肉や靭帯に急激な負担がかかって損傷を起こします。この一瞬の動きの様子が「むち」に例えられたことから、この通称が広く使われるようになりました。
むち打ちのやっかいなところは、自覚症状が遅れて現れる点にあります。事故直後は大丈夫に思えても、1週間前後してから首の痛みや頭痛が出てくることは珍しくありません。「たいしたことない」と放置しているうちに症状が固定してしまい、後遺症として残るケースが多々あります。
頚椎捻挫(むち打ち)は、首・肩の痛みや熱感・しびれのほか、頭痛・めまい・吐き気・背部痛・慢性疲労感など、全身にわたる症状を引き起こすこともあります。首は頭を支えながら無数の神経が通る重要な部位なので、ここがダメージを受けると体のさまざまな機能が低下しやすいのです。
次のような症状は、すぐに医療機関を受診してください
- 事故直後から手足に力が入らない、しびれが強い、歩けない
- 激しい頭痛やめまい、物が二重に見える、ろれつが回らない
- 意識を失った、または記憶が一部あいまいである
- 首を少しも動かせないほどの激痛がある
頚椎骨折や脊髄損傷、椎骨動脈の損傷など、命や神経機能に関わる重大な損傷のサインである可能性があります。まずは救急外来・整形外科で骨や神経に重大な損傷がないかを確認してください。東洋医学の対象は、こうした緊急性のある損傷ではなく、検査で重大な異常が見つからない、事故後に残る首・肩の痛みやしびれ、後遺症です。

病院・整骨院に通っても良くならない理由
頚椎捻挫を発症すると、多くの方はまず整形外科を受診します。装具による固定や安静、電気治療や牽引、湿布・痛み止めの処方といった処置は、骨や靭帯そのもののダメージに対しては大きな力を発揮します。
問題は、ある程度の期間が過ぎても痛みや違和感が抜けきらないときです。痛み止めや湿布は、その場の症状を一時的に和らげるものであり、傷ついた組織や落ちた機能そのものを立て直す手段ではありません。目立った改善のないまま時間だけが過ぎていくと、それ以上は良くなりにくいと感じてしまう方も少なくないのです。
さらに、むち打ちの厄介なところは、症状が首だけにとどまらないことです。頭痛・めまい・しびれ・不眠など、体のあちこちに枝分かれして症状が出るのに、それぞれ違う診療科を受診しなければならず、結局どこに相談すればよいのか分からなくなってしまう方も多くいます。
「病院に行ったけど異常なしと言われた」「薬を飲んでも根本的には変わっていない」——そう感じたとき、東洋医学の鍼灸を選択肢に加えてみてください。

東洋医学から見た頚椎捻挫・むち打ちの原因
東洋医学には「不通則痛(ふつうそくつう)」という大原則があります。「通らざれば、即ち痛む」——つまり、体の中の循環が滞ると痛みや不調が生じるという考え方です。
東洋医学では、体の生命活動は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という3つの要素が全身をめぐることで維持されると考えます。交通事故やスポーツの衝撃は、この気血水の流れに大きなダメージを与えます。首周りの経絡(気血の通り道)が損傷によって乱れると、局所の修復が遅れるだけでなく、その経絡とつながっている臓腑(内臓)の働きまで低下してしまいます。
これが「首の捻挫なのに頭痛・めまい・吐き気・倦怠感まで出る」理由です。首は多くの経絡が交差する要所であり、ここが乱れると連鎖的に体全体の機能が落ちていきます。また、もともと気血の巡りが悪かったり、体力や抵抗力が低下していたりすると、同じ衝撃を受けても回復が遅れやすくなります。
東洋医学はこうした「体全体の機能低下」を根本の問題と捉えます。衝撃によって首やその周辺の組織が傷つくと、血がその場に滞る「瘀血(おけつ)」という状態を招きやすくなります。血を全身にめぐらせる働きは「肝(かん)」が担うとされ、肝の働きを整えながら瘀血を取り除き、気血水の巡りを回復させることで、症状の改善へと導きます。首の痛みだけを局所的に見るのではなく、なぜその人の体が回復しきれないのかを体質から読み解くのが、東洋医学の本質です。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院(札幌)では、施術前に望診・聞診・問診・切診の「四診(ししん)」を行います。顔色や肌の状態、声のトーン、症状の経過、そして脈の状態などを総合的に確認し、その方の体質と気血水の乱れのパターンを見極めます。
施術の中心となるのは経絡治療です。経絡上のツボに鍼とお灸で刺激を与えることで、滞っている気血の流れを整え、つながる臓腑の働きを活性化させます。首や肩といった局所だけに鍼を打つのではなく、体全体のバランスを整えながら回復力を引き出していくのが当院の施術の特徴です。
使用する鍼は髪の毛ほどの細さの使い捨て鍼です。「鍼は痛そう」というイメージをお持ちの方も多いですが、ほとんどの方が「思ったより全然痛くなかった」とおっしゃいます。お灸も跡が残らない温灸ですので、初めての方も安心してお受けいただけます。
むち打ちの後遺症は「首の問題」ではなく「体全体の機能低下」です。当院では、頭痛・めまい・しびれ・倦怠感といった多様な症状もまとめて改善へと導きます。

改善の目安と通院ペース
頚椎捻挫・むち打ちの慢性症状には、体の機能を底上げしていく時間が必要です。週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
もちろん、受傷からの期間・症状の重さ・もともとの体質によって個人差があります。事故直後の急性期や症状が軽い段階であれば、より早く楽になる方も多くいらっしゃいます。逆に長期間放置して慢性化している場合は、焦らずじっくり体質を整えていくことが大切です。
施術後の変化や体の状態はそのつど確認しながら進めますので、通院ペースについては初回のカウンセリング時にご相談ください。

よくあるご質問
Q. 事故直後でも鍼灸を受けられますか?
はい、受けていただけます。急性期は整形外科での固定・安静処置を優先していただきつつ、並行して鍼灸を受けることで回復が早まる場合があります。受傷後できるだけ早い段階でご相談いただくことをおすすめします。
Q. 病院には通いながら来院できますか?
もちろんです。整形外科でのリハビリや投薬と並行して鍼灸を受けることは問題ありません。西洋医学が得意とする外科的な処置と、東洋医学が得意とする体の機能回復を組み合わせることで、より早い改善が期待できます。
Q. 首の痛み以外に頭痛やめまいもあります。鍼灸で対応できますか?
はい、むしろ得意とするところです。東洋医学では体を総合的に捉えるため、首の痛み・頭痛・めまい・しびれ・倦怠感といった複数の症状を、一つの施術でまとめて改善へと導くことができます。
Q. 鍼は痛くないですか?
当院で使用する鍼は髪の毛ほどの細さの使い捨て鍼(太さ0.12〜0.18mm)です。「思ったよりも全然痛くなかった」「気持ちよくて眠ってしまった」という方がほとんどですので、ご安心ください。
Q. 何回通えば楽になりますか?
症状の経過や体質によって異なりますが、週1回を基本に6〜8回(約2か月)で手応えを感じ始める方が多いです。初回のカウンセリングでお体の状態を確認したうえで、目安をお伝えします。
Q. 交通事故の自賠責保険は使えますか?
当院は自由診療となりますので、自賠責保険の直接適用はできません。加害者側の保険会社との交渉については、初回のカウンセリング時にご状況をお聞かせください。

首の痛みや後遺症、一人で抱えないでください
「病院に行ったのに良くならない」「もう治らないかもしれない」と諦めかけている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。東洋医学の鍼灸は、慢性化したむち打ちの症状に本来の回復力を取り戻す力を持っています。札幌で頚椎捻挫・むち打ちの鍼灸をお探しなら、東洋中村はり灸院にお気軽にお問い合わせください。
初回はカウンセリングから丁寧に行います。施術内容や通院ペースについても、その場でわかりやすくお伝えします。まずはLINEでお気軽にどうぞ。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
