胸のドキッとする感じが続き、不安を感じている方へ
「胸がドキッとする」「拍動が飛ぶような感じがする」といった症状に、不安を感じていませんか。 それは期外収縮かもしれません。
病院で検査をしても「特に異常はないので様子を見ましょう」と言われることが多い一方で、 ご本人にとっては不快で、気になり始めるとますます不安が強くなるものです。
この記事では、西洋医学と東洋医学の両面から期外収縮を見つめ直し、 体質から整えていくための考え方をわかりやすく解説します。

期外収縮とは?西洋医学的な原因と現状
期外収縮は、不整脈の一種です。 年齢を重ねる中で、多くの方にみられることがあるとされています。
西洋医学では、心臓の基礎疾患がない場合、次のような要素がきっかけとして挙げられます。
- 寝不足、疲労
- ストレス
- アルコール、カフェインの過剰摂取
- 加齢
ただ、これらは現代人なら誰にでも当てはまりやすいものでもあり、 原因がはっきり特定できないまま経過観察になることも少なくありません。

期外収縮は「異常なし」と言われても不安が残りやすい症状です
病院で大きな異常がないと言われても、胸の違和感や拍動の乱れを自分でははっきり感じるため、 「本当に大丈夫なのか」と気になり続けてしまう方は少なくありません。
気になれば気になるほど緊張が強まり、さらに胸の違和感を意識しやすくなることもあります。
それが、期外収縮のつらさを大きくしてしまう一因です。

東洋医学が考える「期外収縮」の真の原因
東洋医学では、 「症状が同じでも、原因は人それぞれ違う」 と考えます。 そのため、期外収縮という結果だけを見て一律に判断するのではなく、 その方の体質や全身状態から原因を探っていきます。
心臓だけの問題ではなく、全身の巡り、疲労の蓄積、冷え、呼吸の浅さ、睡眠の質など、 さまざまな要素が重なって症状として現れていると考えるのが東洋医学の特徴です。
そこを丁寧に見極めることが、東洋医学の出発点です。

東洋医学では、全身を多角的に見て体質を見極めます
東洋医学では、次のような点を総合的に見て、その方の体質や偏りを判断していきます。
- 脈や舌の色・形
- 顔色、話し方
- 便や尿の状態(量・色・におい・硬さ)
- 生活習慣や家族の病歴
こうした見立てを通して、その方に合ったオーダーメイドの施術方針を立てていきます。

「心臓だけを見ない」のが東洋医学です
西洋医学では、期外収縮は循環器科、鼻は耳鼻科、呼吸器は呼吸器科というように分けて見ていきます。 一方、東洋医学では、これらを別々の問題としてではなく、つながった一つの身体として見ます。
期外収縮がある方には、次のような症状を併せ持つことも少なくありません。
- 呼吸器系が弱い、風邪を引きやすい
- 鼻炎、手足の冷え
- 眠りが浅い、円形脱毛症
- 生理不順、生理痛などの婦人科症状

根本改善を目指すなら、鍼灸という選択肢があります
緊急性が高い不整脈や手術が必要なケースでは、西洋医学が第一に優先されます。 そのうえで、「検査では大きな異常はないが不快感が続く」「体質から整えたい」という方には、 東洋医学の鍼灸が有力な選択肢になります。
鍼灸では、期外収縮だけを追いかけるのではなく、疲労、睡眠、冷え、呼吸、婦人科症状など、 体全体の偏りを整えながら、症状の出にくい身体づくりを目指していきます。
それが、安心と改善の両方を大切にする考え方です。

「この不整脈と一生付き合うしかないのか」と諦める前に
期外収縮は、命に関わるものではないと言われても、本人にとってはとても気になる不快な症状です。 だからこそ、心臓だけにとらわれず、体全体の状態から見直していくことが大切です。
東洋中村はり灸院では、病院での検査を大切にしたうえで、東洋医学の視点から体質や全身のバランスを整える施術を行っています。 些細なことでも、どうぞお気軽にご相談ください。
期外収縮による不安や不快感に対しても、心臓だけでなく全身の状態から見直し、体質改善を目指す鍼灸施術を行っています。
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院長プロフィール
中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長。
「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など、原因不明・治療法が限られる慢性疾患を中心にはり治療を行っています。
