札幌で脂漏性皮膚炎に鍼灸で向き合う
皮膚科で改善しない脂漏性皮膚炎、札幌の鍼灸院が体の内側から整えます。
頭皮のフケ、顔の赤み、しつこいかゆみ——繰り返すたびに「またか」とうんざりしていませんか。
皮膚だけを見ても根は絶てません。東洋医学は体の内側の乱れからその原因を探ります。

こんなお悩みはありませんか
- 頭皮にフケが出て、洗っても数日でまた繰り返す
- 額・小鼻・眉間・耳の周りが赤くなり、粉を吹いたようになる
- かゆみが気になって、つい掻いてしまう
- 皮膚科でステロイドをもらうと一時的に落ち着くが、やめるとすぐ戻る
- ストレスや睡眠不足が続くと症状がひどくなる気がする
- 季節の変わり目に必ずといってよいほど悪化する
思い当たることがあれば、ぜひ最後まで読んでみてください。

脂漏性皮膚炎とはどんな状態か
脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い部位——頭皮・髪の生え際・顔の中心部・耳の中や後ろ——に起こる慢性の皮膚炎です。常在菌のマラセチアが過剰に増殖することで炎症が引き起こされると言われていますが、そもそも「なぜ皮脂の分泌が乱れるのか」という問いに、西洋医学はまだ明確な答えを持っていません。
だからこそ、皮膚科での対応は「炎症を抑える」「菌を減らす」という対症療法が中心になります。薬をやめると戻ってしまうのは、分泌を乱している体内の状態が変わっていないからです。

なぜ皮膚科だけでは改善しにくいのか
皮膚科が悪いわけではありません。急性期の炎症を抑えたり、かゆみで眠れない夜をしのぐうえで薬は大切な選択肢です。ただ、皮膚科はあくまで「皮膚」という臓器を診る専門機関であり、「この人の体全体の何が皮膚を荒らしているのか」を追うことが本来の役割ではありません。
ステロイドや抗真菌薬は症状の出口を塞ぐことはできますが、出口を塞いでも体内で起きていることは変わりません。長期間使い続けることで皮膚が薄くなったり、薬への依存が生じたりするリスクがあることも、頭の片隅に置いておく必要があります。
「繰り返すたびに薬を強くしている」「もう何年も完全には治まらない」という方は、根っこを変えるアプローチが必要なサインかもしれません。

東洋医学から見た脂漏性皮膚炎の原因
東洋医学では、皮膚の状態は体の内側の映し鏡と考えます。脂漏性皮膚炎のような「過剰な皮脂+炎症」というパターンは、主に以下の体内状態が重なって生じると捉えます。
①「湿熱(しつねつ)」の蓄積
東洋医学でいう「湿」とは、体内に余分な水分・代謝産物がうまく流れずに滞っている状態です。これに「熱」が加わると「湿熱」となり、皮膚では赤み・かゆみ・べたつきとして現れやすくなります。脂漏性皮膚炎の炎症パターンは、この湿熱と非常によく一致します。暴飲暴食・脂っこい食事・アルコール過多などが湿熱を助長します。
②「脾(ひ)」の機能低下
東洋医学の「脾」は、胃腸を中心とした消化・吸収・代謝全般を司る働きを持ちます。脾の機能が落ちると水分や栄養の代謝が滞り、湿が生まれやすくなります。疲れやすい、食後に眠い、軟便気味——こうした症状を併せ持つ方の脂漏性皮膚炎は、脾の立て直しが鍵になります。
③「血虚(けっきょ)」と「風(ふう)」
血が不足した状態(血虚)では、皮膚を潤す栄養が届かなくなり、乾燥・落屑(皮むけ)・かゆみが出やすくなります。また血虚の体は「風邪(ふうじゃ)」を受けやすく、かゆみが移動する・季節の変わり目に悪化するという特徴が加わります。フケが多い・乾燥しやすいタイプの方はこのパターンが多く見られます。
④「肝鬱(かんうつ)」=ストレスと自律神経の乱れ
東洋医学の「肝」はストレスや感情の処理、気の流れの調整に深く関わります。肝の気が滞ると(肝気鬱結)、熱が上へと昇りやすくなり、顔や頭皮の炎症が悪化します。「仕事が忙しい時期や精神的に追い詰められると必ず悪化する」という方は、肝へのアプローチが重要です。
実際にはこれらが単独で起きることは少なく、「脾虚+湿熱」「血虚+肝鬱」のように複合しています。どのパターンが主体かを見極めることが、改善への最初の一歩です。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、経絡治療(けいらくちりょう)を専門としています。経絡治療とは、体を流れる気・血の通り道(経絡)の乱れを脈の状態から読み取り、細い鍼やお灸でその流れを整える施術です。
脈診で体の状態を読み取る
施術に先立ち、脈診(みゃくしん)を行います。両手首の脈を丁寧に確認することで、どの臓腑・経絡に偏りがあるかを判断します。「肌荒れがある」という表面的な情報だけでなく、脾が弱っているのか、肝の気が滞っているのか、血が足りていないのか——体の内側の状態を確認したうえで施術を組み立てます。
根本にある経絡の乱れを整える
たとえば湿熱タイプの方であれば、脾・胃の経絡を整えながら熱を散らすツボを選びます。血虚タイプの方には肝・脾を補い、血を養う経穴(ツボ)を中心に使います。皮膚に直接触れるのではなく、体の深いところから皮脂分泌の乱れを招いている状態を変えていくことが目的です。
お灸の温熱で体質を底上げする
鍼と組み合わせてお灸を用いることも多くあります。特に脾虚・血虚タイプの方は、温めることで気血の巡りが回復しやすくなります。「冷え」と「炎症」が同居しているように見えても、東洋医学では矛盾ではなく「冷えのぼせ」として一貫した処方で対応できます。
皮膚に問題があるからといって、皮膚周辺だけに鍼を打つわけではありません。体全体の状態を整えることが、皮膚の改善につながります。

改善の目安と通院ペース
脂漏性皮膚炎は慢性疾患です。数年単位で悩んでいた方が、1〜2回の鍼灸治療で劇的に変わるとは言いません。ただ、体質から変えるアプローチをとれば、確実に変化は積み重なります。
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
もちろん、症状の重さや経過年数、生活習慣によって個人差はあります。初回のカウンセリングでご自身の状態を確認し、無理のないペースを一緒に考えます。

よくあるご質問
Q. 皮膚科の薬を飲みながら鍼灸を受けてもよいですか?
はい、問題ありません。薬を急にやめる必要もなく、鍼灸と並行して続けていただいて構いません。体質が整うにつれて薬の量が減ってくる方も多く、最終的にどう判断するかはかかりつけの医師とご相談ください。
Q. 頭皮の脂漏性皮膚炎にも鍼灸は対応できますか?
対応できます。頭皮は直接施術する場合もありますが、体の内側の状態を整えることで頭皮環境が変わるケースも多くあります。
Q. 鍼は痛くないですか?初めてで不安です。
当院で使用する鍼は非常に細いもので、注射針とは別物です。「チクッ」とする感覚はほとんどなく、初めての方でも「思ったより気持ちよかった」とおっしゃる方がほとんどです。不安な点は施術前にお気軽にお話しください。
Q. 食事や生活習慣も変えないといけませんか?
鍼灸だけでも変化は生まれますが、湿熱を助長するような食生活(揚げ物・アルコール・甘いもの過多)が続くと改善が遅れやすいのは事実です。無理な制限を強いるものではありませんが、体の状態に合わせた生活のヒントをお伝えすることはできます。
Q. 札幌に東洋医学の鍼灸院はほかにもありますが、どう違いますか?
当院は「経絡治療」を専門としており、脈診をもとに体全体の気血の流れを整えることを施術の軸にしています。症状の表面だけでなく、なぜその方にその症状が出ているかを丁寧に読み取ることを大切にしています。

脂漏性皮膚炎のことを、まずご相談ください
「皮膚科に行き続けているけれど、なかなか根本から変わらない」——そのお気持ち、よくわかります。東洋中村はり灸院では、札幌で脂漏性皮膚炎にお悩みの方に、東洋医学・鍼灸の視点から体の内側を整えるアプローチをご提案しています。
初めての方も安心してご相談いただけるよう、施術前のカウンセリングを大切にしています。まずはLINEからお気軽にお問い合わせください。

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初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、腰痛、肩こりをはじめ、坐骨神経痛・生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など、原因不明・治療法が限られる慢性疾患を中心にはり治療を行っています。
