めまい・耳鳴りが続くメニエール病でお悩みの方へ
「突然、目の前がぐるぐる回るようなめまいに襲われる」「耳鳴りや難聴が続いて、日常生活に支障が出ている」 このような症状で耳鼻科を受診し、メニエール病と診断されて不安を感じている方は少なくありません。
メニエール病はつらい発作を繰り返しやすく、仕事や家事、外出にも大きな影響を与えます。 本記事では、メニエール病の特徴と、西洋医学では捉えきれない部分を東洋医学がどのようにみていくのかをわかりやすく解説します。

メニエール病とは?主な症状と特徴
メニエール病は、内耳の働きと関係すると考えられている疾患です。 命に関わる病気ではありませんが、発作が起こると強いめまいや吐き気のために身動きが取れなくなることもあります。
特にみられやすい症状は以下の4つです。
- 視界が回転するような激しいめまい
- 難聴
- 耳鳴り
- 耳閉感(耳が詰まった感じ)

西洋医学で考えるメニエール病の原因
西洋医学では、耳の奥にある内耳のリンパ液が過剰になる 「内リンパ水腫」 が原因と考えられています。
ストレスとの関連も指摘されていますが、なぜストレスによって内リンパ水腫が起こるのか、その詳しい仕組みはまだ十分に解明されていません。 そのため、病院では抗めまい薬などの内服や、重症例では手術が検討されることもあります。

なぜ「病院の漢方」では改善しないことがあるのか?
最近では耳鼻科でも漢方薬が処方されることがありますが、「飲んでも変わらなかった」という方もいます。 その理由のひとつは、西洋医学と東洋医学で、漢方や治療の考え方が異なるからです。
西洋医学の考え方
病名に対して、ある程度決まった薬を用いる傾向があります。
東洋医学の考え方
同じめまいでも、体質や原因の違いに応じて施術や対処法を変えていきます。
たとえば、熱がこもっている人、疲れやすく力が足りない人、貧血傾向の人では、同じめまいでもみるべきポイントが異なります。

東洋医学では「眩暈」として全身からみていきます
東洋医学では、メニエール病を単に耳だけの病気としてみるのではなく、 「眩暈(げんうん)」 という症状の一つとして全身との関係から捉えます。
そのため、耳やめまいだけを追うのではなく、冷え、胃腸、睡眠、疲労、ストレス、血の巡り、水の巡りなども含めて原因を探っていきます。
そこに東洋医学の役割があります。

四診法で、原因を丁寧に見極めます
東洋医学では、以下の四診法によって全身の状態を確認し、根本原因を探っていきます。
- 望診:顔色や皮膚、舌の状態を観察します。
- 聞診:声の出方や呼吸音などを確認します。
- 問診:症状の出方、生活習慣、病歴などを詳しく伺います。
- 切診:脈やお腹、身体の反応に触れて状態をみます。
こうした積み重ねによって、西洋医学では説明しきれない「なぜこの症状が起きるのか」を、体質や全身状態から読み取っていきます。

鍼灸は、薬に頼りすぎない体づくりを支えます
鍼灸の良さは、その場しのぎではなく、体質や全身のバランスを整えながら改善を目指せる点にあります。
漢方薬を煎じて飲むことが難しい方でも、鍼灸であれば体質に合わせた施術を受けやすく、必要に応じて自宅でのお灸やセルフケアも取り入れやすいのが利点です。

「もう治らない」とあきらめる前に、一度ご相談ください
メニエール病は、耳だけの問題として見ていると、なかなか改善の糸口が見つからないことがあります。 東洋医学では、体質や全身状態から原因を探り、根本的な改善を目指していきます。
東洋中村はり灸院では、伝統的な東洋医学の考え方に基づき、一人ひとりの体の状態を丁寧にみながら施術を行っています。 めまい、耳鳴り、耳の詰まり感でお悩みの方は、一度ご相談ください。
メニエール病によるつらい症状を、体質と全身の巡りから見直し、快適に過ごせる毎日を目指します。
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院長プロフィール
中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長。
「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、肩こり、腰痛をはじめ、生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など、原因不明・治療法が限られる慢性疾患を中心にはり治療を行っています。
