摂食障害と向き合う体を、札幌の鍼灸で支える。
心療内科などの専門的な通院と並行し、乱れた自律神経や胃腸の働きを、体質の面から整えます。
食べることが怖い、あるいは食べ始めると止まらない。そんな自分を責めながら、周囲にも理解されにくい日々を送っていませんか。
摂食障害は、精神科や心療内科への通院が中心となる疾患です。当院ではその通院と並行して、東洋医学の視点から自律神経や胃腸の働きといった体質の面をサポートしています。

こんなお悩みはありませんか
- 食べることが怖い、または食べ始めると止まらなくなる
- 体重の増減が頭から離れず、常に気にしてしまう
- 過食のあと、自己嫌悪から嘔吐や下剤に頼ってしまう
- 生理が止まっている、または不安定な状態が続いている
- 体が常に冷えていて、だるさが抜けない
- 精神科・心療内科に通っているが、体の不調がなかなか良くならない
- 家族や周囲になかなか理解してもらえず、一人で抱え込んでいる
摂食障害は、気持ちの問題であると同時に、自律神経や胃腸の働きに大きな負担がかかっている状態でもあります。心のケアと合わせて、体の面からも整えていくことが、回復を後押しする力になります。

通院・カウンセリングだけでは難しい理由
摂食障害は、精神科や心療内科への通院が中心となる疾患です。カウンセリングや服薬を通じて、食行動の背景にある心理的な要因や思考のパターンに向き合っていくことは、回復にとって欠かせないプロセスです。まずは専門の医療機関にかかっていただくことを、当院からも強くお勧めしています。
一方で、拒食や過食を繰り返す中では、体そのものにも大きな負担がかかっています。自律神経が乱れて体温調節がうまくいかなくなったり、胃腸の消化吸収の力が落ちて栄養が体に行き渡りにくくなったり、生理が止まってしまったりと、体力そのものが消耗している方が少なくありません。こうした体の状態は、精神科・心療内科への通院だけでは十分にケアしきれない部分でもあります。
当院がお伝えしたいのは、鍼灸によって摂食障害そのものの改善を目指す、ということではありません。専門的な通院と並行して、乱れた自律神経や弱った胃腸の働きを整え、体力を底上げすることで、回復に向かう体づくりをサポートすることが、当院の役割だと考えています。

東洋医学から見た摂食障害の原因
東洋医学では、摂食障害の背景に「脾(ひ)」と「心(しん)」という2つの臓の乱れがあると考えます。
「脾」は胃と協力しながら、飲食物から「気」と「血」をつくり出す働きを担っています。過度なストレスや思い悩みは脾の働きを弱らせ、東洋医学ではこれを「思傷脾(しはひをやぶる)」と呼びます。脾が弱ると、食べる意欲そのものが揺らいだり、食べても栄養を十分に吸収できない状態を招いたりします。
「心」は血を全身に巡らせるとともに、精神活動全般をつかさどっています。心の働きが乱れると気持ちが不安定になりやすく、食べることへの執着や恐怖といった感情の波が起こりやすくなります。
拒食と過食を繰り返すうちに、気と血がともに不足していく「気血両虚(きけつりょうきょ)」という状態に陥りやすいのも、摂食障害に見られる特徴のひとつです。気血両虚は、疲労感・冷え・不眠・生理不順といった体の症状につながっていきます。
東洋医学の強みは、こうした体質の乱れを一人ひとり見極め、脾と心の働きを整えることで、消耗した体力を底上げできる点にあります。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、施術の前に必ず脈診を行い、体全体の気・血・水のバランスを確認します。あわせて、食事の状況や体調の変化についてもお話を伺いながら、今のお体の状態を把握していきます。
摂食障害の方には、脾・心の働きに関わる経絡を中心に、消化吸収を助け、気血を補うツボへのはり治療を行います。おなかの中央にある「中脘(ちゅうかん)」や、膝下にある「足三里(あしさんり)」など、脾胃の働きを助けるツボを用いながら、消耗した体力を少しずつ底上げしていきます。体重や食事の内容についてこちらから指導することはありません。
刺激はとても繊細なもので、体力が落ちている状態でも負担が少なく受けていただけます。
当院でのはり治療は、精神科・心療内科への通院に置き換わるものではありません。あくまでその通院と並行して、体の面を支えるものとしてご活用ください。現在通院中の医療機関がある方は、そちらでの服薬・通院を継続しながらお越しください。

改善の目安と通院ペース
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
摂食障害は、心と体の両方に長い時間をかけて負担が積み重なっている状態です。鍼灸によってすぐに食行動そのものが変わるわけではありませんが、通院を重ねる中で、冷えが和らいだり、眠りの質が上がったり、胃腸の働きが少しずつ戻ってきたりといった体の変化を感じられる方が多いです。
当院が目指すのは、摂食障害そのものを改善させることではなく、専門的な通院と向き合うための体力と土台を整えることです。精神科・心療内科での通院を続けながら、体の面から回復を後押しできればと考えています。

よくあるご質問
- Q. 精神科・心療内科に通っていますが、鍼灸と並行して受けられますか?
- はい、通院を継続していただきながらお受けいただくことをお勧めしています。当院で行うのは鍼灸治療であり、摂食障害に関する医学的な判断や薬物療法を行うものではありません。専門的な通院と並行して、自律神経や胃腸の働きを整える身体面のサポートを行っています。断薬や服薬内容の変更については、必ず担当医にご相談ください。
- Q. 鍼灸だけで摂食障害は改善しますか?
- いいえ、鍼灸だけで摂食障害そのものの改善を目指すことは難しいと考えています。摂食障害は精神科・心療内科への通院が中心となる疾患です。当院では、その通院と並行して、乱れた自律神経や弱った胃腸の働きを整えるお手伝いをしています。
- Q. 生理が止まっていますが、対応してもらえますか?
- はい、生理不順や無月経についてもお話を伺います。東洋医学では月経と気血のバランスを深く関連づけて考えるため、体力を補いながら整えていくことができます。ただし、婦人科的な検査や対応が必要な場合もありますので、気になる症状があれば医療機関の受診も併せてご検討ください。
- Q. 体重や食事の内容について指摘されそうで不安です。
- 体重や食事内容を指導したり、指摘したりすることはありません。当院で確認するのは、脈やお体の状態を通じた気・血・水のバランスです。安心してお越しください。
- Q. 鍼は痛くないですか?体力が落ちていても大丈夫でしょうか。
- 当院で使用する鍼はとても細く、刺激は繊細なものです。体力が落ちている状態でも負担が少なく受けていただけます。施術前にお体の状態を確認しながら、無理のない範囲で行いますので、遠慮なくご不安をお伝えください。

摂食障害と向き合う体のケア、札幌の鍼灸にご相談ください
食べることへの不安や、拒食・過食を繰り返す中で消耗した体力に、東洋医学の視点から向き合います。精神科・心療内科への通院と並行しながら、乱れた自律神経や胃腸の働きを整えるお手伝いができればと思います。
当院はLINEから24時間ご相談・ご予約を受け付けています。「まずは体の状態について聞いてみたい」というご相談だけでも構いません。お気軽にメッセージをお送りください。

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不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
