繰り返す肩こりを、
札幌の鍼灸で根本から。
湿布もマッサージも、なぜ効かないのか——その答えが、東洋医学にあります。
肩こりの引き金は血行不良です。けれど、湿布も電気も揉みほぐしも、「なぜ血行が悪くなったのか」には触れていません。だから、その日は楽になっても、翌日にはまた元に戻ります。
気づけばまた肩が重くなっている。あきらめずに、一度ご相談ください。
東洋中村はり灸院は、札幌で東洋医学の鍼灸一筋に取り組む専門院です。肩をほぐすのではなく、気血を巡らせる力そのものを取り戻すことを目的に、鍼とお灸で組み立てます。

こんなお悩み、ありませんか
- 肩が重くてだるく、一日の終わりにはパンパンに張っている
- マッサージや整体に通っているが、翌日にはまた戻ってしまう
- 湿布を貼り続けているのに、一向によくならない
- 首や肩の張りから頭痛や吐き気が起きる
- こっている自覚はあるのに、人に触ってもらうと「そんなに硬くない」と言われる
- 冬になると、決まって肩が重くなる
- 肩こりと一緒に、冷えや目の疲れ、胃腸の不調も気になる
- 「肩こりは体質だから仕方ない」とあきらめかけている
これらはすべて、当院に来られる方から日常的にうかがうお悩みです。肩こりは「たかが肩こり」と軽く見られがちですが、体が「気血の巡りが落ちている」と知らせているサインでもあります。放置すれば頭痛・めまい・自律神経の乱れへと広がっていくことも少なくありません。
そして、もう一つ知っておいていただきたいことがあります。肩こりだけを抱えている方は、まずいないということです。カウンセリングでゆっくりお話を伺うと、頭痛、眼精疲労、手足の冷え、胃腸の不調、生理痛や生理不順——こうした不調が、ほぼ必ず一緒に出てきます。これは偶然ではありません。同じ一つの原因から出た、別々の顔なのです。

湿布・マッサージ・整形外科で改善しない理由
肩こりの直接の引き金は血行不良です。ここまでは、西洋医学も東洋医学も見方が一致しています。分かれるのはその先——「では、なぜ血行が悪くなったのか」という問いに答えるかどうかです。病院も、薬も、マッサージも、この問いには触れていません。だから繰り返します。
整形外科の湿布・電気・牽引
整形外科ではレントゲンを撮ったうえで、湿布・電気・牽引が行われるのが一般的です。これらは痛みをその場で抑える対症療法であり、血行が悪くなった背景そのものには手をつけていません。
湿布については、もう一歩踏み込んでお伝えしておきたいことがあります。冷湿布に含まれるメントールやカンフルには、皮膚の温度を下げる働きがあります。冷えが背景にある慢性の肩こりに冷湿布を貼り続けることは、東洋医学的にはむしろ気血の滞りを強める行為です。温湿布のカプサイシンも、皮膚を刺激して温かく感じさせているだけで、体の芯を温めているわけではありません。
マッサージ・整体・肩甲骨はがし
マッサージや整体を受けた直後は、確かに楽になります。外から刺激を加えているあいだは、気血が押し流されて実際に流れるからです。しかし——お風呂のお湯をかき回している間だけお湯が回り、手を止めれば止まってしまうのと同じです。体が自力で気血を巡らせる力そのものは、何も変わっていません。だから翌日には元に戻ります。
さらに、こった肩を強く揉み続けると、ペンだこが硬くなるのと同じ理屈で、皮膚や筋肉が刺激から身を守ろうとしてかえって硬くなることがあります。「揉めば揉むほど硬くなる」と言われるのは、このためです。
そして、決定的なこと
肩こりを抱える方は、必ずと言っていいほど他の不調も抱えています。頭痛、眼精疲労、手足の冷え、胃腸の不調、生理痛や生理不順。西洋医学ではこれらは整形外科・脳神経外科・婦人科・胃腸科とバラバラの科に分けられますが、東洋医学から見れば、すべて「気血が滞っている」という一つの原因から出た症状です。
同じデスクワークをしていても、肩がこる人とこらない人がいます。その差は姿勢ではなく、気血を巡らせる力の差です。だから、肩だけを狙って何をしても改善しないのは当然のことで、ほかの不調を放置したまま肩こりだけが消えていくということも、起こりません。

東洋医学から見た肩こりの本当の原因
東洋医学では、肩こりを「不通即痛(ふつうそくつう)」という考え方で捉えます。「通らなければ、すなわち痛む」という意味です。
「気」はエネルギーであり、血を全身に押し流す力そのもの。「血」はその流れる血液と、それが運ぶ栄養です。気と血が滞れば、筋肉に栄養と熱が届かなくなり、こりとして現れます。西洋医学の「血行不良」に近い状態ですが、東洋医学はその一歩先——血行不良を引き起こしている五臓六腑のはたらきの低下——にまで目を向けます。
五臓のうち、肩こりに深く関わるのは次の四つです。
- 肝——筋肉を担当し、血を全身にくまなく行き渡らせる「疏泄(そせつ)」を司る
- 脾——消化器のはたらきを指し、食べたものから気血をつくり出す源
- 肺——気(エネルギー)の流れそのものを司る
- 腎——生命力を蓄え、体を芯から温める力の源
この四つのどこが弱っているかによって、同じ「肩こり」でも、こりの手ざわりも、悪化する条件も、一緒に出てくる不調も変わります。硬く筋張ったこりと、ふにゃっとして硬くないのにつらいこりは、まったく別の原因から起きているのです。
だからこそ、当院では「肩をほぐす」施術は行いません。どの臓のはたらきが落ちて気血が滞っているのかを見きわめ、そこを立て直すことを目的として鍼とお灸を組み立てます。その結果として、肩こりだけでなく、一緒に抱えていた頭痛や冷え、胃腸の不調も軽くなっていく——これが東洋医学の道筋です。

あなたの肩こりはどのタイプか——東洋医学の4分類
東洋医学では、肩こりを一括りにしません。どの臓のはたらきが落ちているかによって、大きく四つのタイプに分けて考えます。当てはまる項目を追いながら、ご自分がどれに近いか確かめてみてください。
肝タイプ|筋が張った、ガチガチのこり
- 肩の筋肉がガチガチに硬く、筋(すじ)が張ったような硬結がある
- イライラしやすい・ストレスを溜め込みやすい
- 目が疲れやすい、眼精疲労がある
- こめかみの偏頭痛が起きる
- 右肩に症状が出やすい
肝は筋肉を担当し、全身に血をくまなく行き渡らせる疏泄(そせつ)作用を司ります。ストレスや目の酷使で肝が疲れると疏泄がうまく働かず、血が筋に届かなくなって、筋が緊張し、張ったこりになります。肝は目とも関係が深いため、眼精疲労やこめかみの偏頭痛を伴いやすいのがこのタイプの特徴です。
アプローチ:硬くなった肩をほぐすのではなく、肝の疏泄作用を取り戻すことを目的に組み立てます。風池・肩井を中心に、脈とお腹の状態を確認しながら経穴を選び、鍼とお灸で気血の巡りを整えます。イライラや眼精疲労が軽くなるにつれて、肩の張りもゆるんでいきます。
脾タイプ|皮膚と筋肉の間がこる
- 硬いのは筋肉そのものではなく皮膚と筋肉の間(肌肉)で、押すと指から逃げるような塊がある
- お腹の調子が悪くなると、首や肩の調子も悪くなる
- 雨の日・湿度が高い日に肩こりが重くなる
- 食べても太りにくく、胃腸が弱い
- 下痢や軟便になりやすい
脾は消化器のはたらきを指し、食べたものから気血をつくり出す源です。脾が弱ると気血をつくる力そのものが落ち、肌肉に十分な栄養が届かず、浅い層に硬結ができます。脾は湿気に弱いため、天候によって症状が左右されるのが、このタイプのはっきりした目印です。
アプローチ:胃腸の力を立て直すことを優先します。足三里を中心に脾の機能を高める経穴を用い、気血をつくる力そのものを底上げしていきます。お腹の調子が整うにつれ、肩の重さが引いていくのがこのタイプの経過です。
肺タイプ|こっている自覚はあるのに、硬くない
- ひどくこっている感覚があるのに、人に触ってもらうと「そんなに硬くない」と言われる
- 肩に張りがなく、ふにゃっとしている
- 人に気を使うと肩が重くなる。気疲れしやすく心配性
- 皮膚が乾燥する、肌がザラつく
- 喘息・鼻炎など呼吸器が弱い
肺は気(エネルギー)の流れそのものを司ります。気疲れや心配事が続くと肺のはたらきが落ち、気が肩で停滞します。筋肉に張りが出るのではなく、気が足りずに滞るため、「こっている自覚はあるのに硬くない」という、マッサージでは説明のつかないこりになります。
アプローチ:合谷と列欠を軸に、肺の気を巡らせる経穴を用います。当院では合谷に鍼、列欠にお灸と使い分けます。揉んでも何も変わらなかった方ほど、このタイプであることが少なくありません。
腎タイプ|重く、冷えると悪化する
- 後頭部から背骨、肩甲骨の内側にかけて重くこる
- 石が乗っているような重だるさがある
- 冷えると必ず調子が悪くなる
- 冷えとのぼせが同時にある、寝汗をかく
- びくびくと不安になりやすい
腎は生命力を蓄える臓で、寒さに最も弱い性質を持ちます。腎の力が落ちると体を温める力が足りなくなり、冷えによって気血が滞って、重いこりになります。熱が上に昇ってのぼせ、足元は冷えるという上下のアンバランスも起こります。
アプローチ:天柱でうなじ周りの流れを通し、崑崙で上に昇った熱を下ろします。芯から温める力そのものを取り戻すことを目的とするため、冷えが和らぐにつれて肩の重さも軽くなっていきます。札幌の冬に悪化する方に、最も多いタイプです。
タイプは一つとは限りません。複数が重なることもあれば、体調や季節によって主役が入れ替わることもあります。ここでの自己判別はあくまで目安です。初回のカウンセリングで、脈やお腹の状態も含めて確認したうえで、いまのあなたの体がどこから立て直すべきかをお伝えします。

肩こりに用いる代表的なツボ
当院が肩こりに用いる経穴(ツボ)のうち、代表的なものをご紹介します。どれを使うかはタイプと脈の状態によって変わりますが、「なぜそこなのか」を知っていただくと、東洋医学が体をどう見ているかが伝わるはずです。ご自宅でのセルフケアに使えるものも添えました。強く押す必要はありません。優しく、気持ちよいと感じる程度で十分です。
風池(ふうち)
位置:うなじの生え際、首の中央のくぼみから左右に指2本分ほど外側。胸鎖乳突筋と僧帽筋の間のくぼみです。
肝タイプの肩こりに最もよく用いる経穴です。筋の張りをゆるめると同時に、目の疲れにも働きかけます。眼精疲労から肩がこる方には、特に有効です。
肩井(けんせい)
位置:首の付け根と肩先を結んだちょうど真ん中あたり、肩の一番高いところ。
首肩の気の流れが集まる場所で、肝タイプの張ったこりにお灸で用います。誰もが無意識に押さえる場所ですが、強く揉むのではなく、温めるのが正解です。
合谷(ごうこく)
位置:手の甲側、親指の骨と人差し指の骨が合流するくぼみ。真ん中ではなく、人差し指の骨のきわです。
手の陽明大腸経という経絡上にあり、この経絡は肩を通っています。肺タイプの肩こりに用いるほか、頭痛や歯痛にも使われる万能の経穴です。ご自宅では、合谷を優しく押しながら首をゆっくり前後左右に動かすと、首が動かしやすくなります。
足三里(あしさんり)
位置:膝のお皿の下・外側のくぼみから指4本分下がった、すねの骨の外側。
脾タイプの肩こりに用います。胃腸の機能を高めることで、気血をつくる力そのものを底上げします。肩から遠く離れた足のツボが肩こりに効くのは、東洋医学が全身のつながりで体を見ているからです。
大椎(だいつい)
位置:首を前に曲げたとき、首と背中の境目にボコッと出っ張る骨(頸椎7番)のすぐ下のくぼみ。
首肩の症状に古くから用いられる経穴で、特にお灸が向いています。冷えが背中から入り込むのを防ぐ場所でもあり、寒さの厳しい札幌では、ここを温めておくだけで肩の重さが変わってくる方がいます。市販のお灸でも、冬はシャワーを当てるだけでも構いません。

札幌の冬と肩こり
札幌の冬は、肩こりにとって明確に不利な条件がそろいます。東洋医学では、冬を「閉蔵(へいぞう)」の季節と呼びます。気血が体の奥深くに隠れ、筋肉が硬くこわばる時期という意味です。
実際、寒さは体にとって大きな負担です。体温を保つために多くのエネルギーが使われ、その分だけ、肩や手足の末端まで血を巡らせる余力が削られていきます。そのうえ札幌では、こうしたことが毎日重なります。
- 屋外の寒さで、無意識に肩をすくめて歩く
- 厚手のコートやダウンで、肩そのものに重さがかかる
- 雪かきで肩と背中を酷使する
- 凍結路面では、転ばないよう全身を固めて歩く
- 屋内は暖房で乾燥し、屋外との寒暖差も大きい
それが四か月以上も続くのですから、冬に肩こりが重くなるのは、むしろ当然のことなのです。
特に、冷えると必ず悪化する「腎タイプ」の肩こりは、札幌で暮らす方によく見られます。後頭部から肩甲骨の内側にかけて、石が乗ったように重いこりです。このタイプの方が冷湿布を貼るのは、東洋医学的には逆効果になります。慢性の肩こりに冷えが絡んでいるとき、必要なのは冷やすことではなく、体を芯から温める力を取り戻すことだからです。
冬のあいだ大椎(首の付け根の出っ張った骨の下)を温める。湯たんぽでお腹や太ももといった体幹を温める。そうした小さなことでも、札幌の冬の肩こりは変わってきます。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院は、鍼灸一筋の東洋医学専門院です。マッサージや整体は一切行わず、鍼とお灸だけで施術します。全国的にも、鍼灸だけで成り立っている鍼灸院は全体の約2%といわれています。
四診法によるカウンセリング
施術の前に、東洋医学伝来の「四診法」でお体の状態を総合的に把握します。顔色や舌の状態を見る「望診」、声や呼吸を聴く「聞診」、症状や生活習慣をお聞きする「問診」、脈やお腹に触れる「切診」。この四つを組み合わせて、肩こりの背景にあるのが肝なのか、脾なのか、肺なのか、腎なのかを見きわめます。初回に時間をかけるのは、ここを外すと、その後の施術がすべて的外れになるからです。
経絡治療という手法
当院が行う「経絡治療」は、国家資格を持つ鍼灸師のなかでも習得が難しいとされる伝統的な鍼灸の手法です。脈の状態を確認しながら経穴に鍼とお灸で刺激を与え、気血の流れを整えます。
大切なのは、肩に鍼を打つとは限らないということです。胃腸の弱さが背景にあるなら足の足三里を、気の滞りが背景にあるなら手の合谷を、冷えが背景にあるなら足首の崑崙を用います。画一的な施術ではなく、その日のあなたの体に合わせた組み立てになります。
鍼とお灸について
使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、すべて滅菌済みの使い捨て(ディスポーザブル)です。刺さる感覚はほとんどなく、「イメージと全然違った」とおっしゃる方がほとんどです。刺激に敏感な方や小さなお子さまには、皮膚に触れるだけの「刺さない鍼」も用います。お灸は国産最高級のもぐさを一つひとつ手で捻ったもので、ほんのり温かく心地よい程度。施術中にそのまま眠ってしまう方も珍しくありません。
当院の鍼灸治療は「肩に鍼を打つ」施術ではありません。肩こりを引き起こしている五臓六腑のはたらきの低下に働きかけ、体が自力で気血を巡らせる力を取り戻すことを目的としています。だからこそ、繰り返さない体に近づいていきます。

改善の目安と通院ペース
慢性的な肩こりの場合、まず週1回の通院を基本としています。体は長い時間をかけて今の状態になっているため、一度よくなっても、体はその「慣れた状態」に戻ろうとします。定期的に刺激を重ねることで、施術後の良い状態を体が「これが正常だ」と覚えていきます。
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。年齢・症状の重さ・生活習慣によって個人差がありますので、初回のカウンセリングで詳しくお伝えします。
症状が落ち着いてきたら、隔週や月1回のメンテナンスに移行していきます。「痛くなったら来る」という受け身の通い方よりも、定期的にケアを続けるほうが、肩こりが起きにくい体は育っていきます。特に札幌では、冬に入る前——秋のうちから整えておくことをおすすめしています。

よくあるご質問
Q. マッサージや整体では、その日だけ楽になって翌日には戻ってしまいます。鍼灸も同じではないですか?
目的がまったく違います。マッサージや整体は、外から刺激を与えて一時的に気血を流す方法です。お風呂のお湯をかき回している間だけ回り、手を止めれば止まるのと同じで、体が自力で巡らせる力は変わりません。当院の鍼灸治療は、肩をほぐすことではなく、気血を巡らせる力そのもの——五臓六腑のはたらき——を取り戻すことを目的としています。だからこそ、繰り返さない体に近づいていきます。
Q. 肩こりなのに、肩以外にも鍼をするのですか?
はい。むしろ肩以外に用いることのほうが多くなります。肩こりの根本原因は、多くの場合、肩ではなく胃腸や気の巡り、冷えといった全身の状態にあります。たとえば胃腸の弱さが背景にあるなら足のツボ(足三里)を、気の滞りが背景にあるなら手のツボ(合谷)を用います。肩に鍼を打てば肩が良くなる、というのは東洋医学の考え方ではありません。
Q. 自分がどのタイプの肩こりか、自分で分かりますか?
目安はつきます。イライラしやすく目が疲れて肩が筋張って硬いなら肝タイプ、天気や胃腸の調子で肩が左右されるなら脾タイプ、こっている自覚はあるのに触ると硬くないなら肺タイプ、冷えると必ず重くなるなら腎タイプです。ただし複数が重なることも、体調や季節でタイプが変わることもあります。初回のカウンセリングで、脈やお腹の状態も含めて確認したうえでお伝えします。
Q. 湿布を貼り続けているのですが、やめたほうがいいですか?
冷湿布は、東洋医学の観点からはおすすめしません。冷湿布に含まれるメントールやカンフルには皮膚の温度を下げる働きがあり、冷えが背景にある慢性の肩こりでは、気血の流れをさらに滞らせてしまうためです。温湿布も、皮膚を刺激して温かく感じさせているだけで、芯から温めているわけではありません。つらいときは、蒸しタオルやカイロで温めるほうが理にかなっています。ただし、低温やけどにはご注意ください。
Q. 肩こりがひどくて頭痛や吐き気まで起きます。これも一緒に対応してもらえますか?
はい。むしろ、そうした不調こそきちんとお聞かせください。東洋医学では、肩こりと頭痛・眼精疲労・冷え・胃腸の不調・生理痛は、すべて「気血の滞り」という同じ根から出た症状と考えます。肩こりだけを切り離して改善することはできませんし、逆に、これらをまとめて整えていくことで肩こりも軽くなっていきます。些細に思えることでもお伝えください。
Q. 「肩甲骨はがし」はやってもらえますか?鍼灸とは何が違うのですか?
当院では肩甲骨はがしは行っておりません。鍼灸専門院のためです。肩甲骨はがしは、肩甲骨まわりの筋肉を手技ではがすようにほぐし、可動域を広げる方法です。受けた直後は肩が軽くなり、動かしやすくなります。ただ、しばらくするとまた元に戻ってしまう——という声をよく伺います。それは、硬くなっている筋肉そのものは結果であって、原因ではないからです。なぜその筋肉に十分な気血が届かず、硬くならざるを得なかったのか。そこに触れない限り、ほぐしてもぶり返します。当院の鍼灸は、その届いていない側を内側から立て直していきます。
Q. 施術中に、こっている肩を揉んでもらえますか?
申し訳ありませんが、当院はマッサージ・整体を一切行っていない鍼灸専門院です。強く揉むことは、皮膚や筋肉が刺激から身を守ろうとして、かえって硬くなる原因にもなります。「揉めば揉むほど硬くなる」と言われるのはこのためです。当院ではその代わりに、髪の毛ほどの細さの滅菌済み使い捨て(ディスポーザブル)の鍼と、手で捻った国産最高級のもぐさによるお灸で、体の内側から巡りを整えます。
Q. 何回くらい通えば変化を感じられますか?
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。体は長い時間をかけて今の状態になっているため、良い状態を体が「正常」と覚えるまでには、ある程度の回数が必要です。落ち着いてきたら、隔週・月1回のメンテナンスに移行していきます。
Q. 札幌の冬になると肩こりがひどくなります。冬だけの問題でしょうか?
冬に悪化するのは、冷えが背景にある肩こりのサインです。東洋医学では冬を「閉蔵」と呼び、気血が奥に隠れて筋肉が硬くなる季節と考えます。雪かきや厚着、凍結路面での踏ん張りも肩の負担になります。ただし、冬だけの問題ではありません。冬に強く出るということは、もともと体を温める力が弱っているということです。むしろ夏のあいだに体を整えておくと、次の冬の重さが変わってきます。

札幌で肩こりの鍼灸なら、まずご相談ください
「湿布もマッサージも効かなかった」「もう体質だとあきらめていた」——そんな方ほど、東洋医学の鍼灸が力になれる場合があります。東洋中村はり灸院は、国家資格を持つ鍼灸師が東洋医学一筋で施術を行う、札幌の鍼灸専門院です。肩こりのことはもちろん、気になる不調があればどんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
初回はカウンセリングに時間をかけ、お体の状態をしっかり把握したうえで施術を行います。LINEからいつでもご相談・ご予約いただけます。

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不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
「森を見て木を治す」東洋医学の視点で、腰痛、肩こりをはじめ、坐骨神経痛・生理痛・顔面神経麻痺・潰瘍性大腸炎・耳管開放症など、原因不明・治療法が限られる慢性疾患を中心にはり治療を行っています。
