かゆみや炎症がなかなか消えない——そのつらさ、よくわかります。
皮膚病が繰り返す本当の原因は「皮膚」にあるのではなく、内臓の機能低下にあると東洋医学では考えます。

こんなお悩みはありませんか
- 皮膚科でステロイドをもらうが、塗るのを止めるとすぐ再発する
- アトピー・蕁麻疹・湿疹・ニキビが何年も続いている
- かゆみがひどくて夜眠れない、仕事や家事が手につかない
- 薬の量が増えるばかりで、このまま飲み続けることに不安がある
- 原因不明と言われ、どこに相談すればいいかわからない
皮膚病は「見た目の問題」と軽く見られがちですが、慢性化すると日常生活の質を大きく損ないます。当院には、病院での施術に行き詰まりを感じて来られる方が多くいらっしゃいます。

なぜ薬を使っても皮膚病は繰り返すのか
皮膚科では、炎症を抑えるステロイド外用剤や、かゆみをやわらげる抗アレルギー薬が処方されます。これらは症状を一時的に落ち着かせるには有効ですが、「なぜ皮膚病が起きているか」という根本には届きません。
ステロイドで炎症を閉じ込めても、体の中で毒素を生み出す原因がそのままであれば、薬を止めた途端にぶり返します。それどころか、長期使用によって薬の効果が薄れたり、副作用が出てくることもあります。
「一生薬を飲み続けるしかないのか」と感じているとしたら、それはアプローチの方向が違うからかもしれません。

東洋医学から見た皮膚病の本当の原因
臓腑の処理が追いつかないとき、皮膚に症状が出る
体内では、肝臓や腎臓をはじめとする臓腑が、余分なものを絶えず処理・排出し続けています。ところが疲労やストレス、食生活の乱れなどでこの働きが落ちてくると、処理しきれなかったものの一部が皮膚に表れてくる——東洋医学では、皮膚のトラブルをこのように捉えます。湿疹・蕁麻疹・ニキビ・アトピーといった症状は、いわば内側の処理能力が追いついていないサインです。ステロイドで表面の炎症を抑えても、内側の処理能力そのものが上がらなければ、同じことが繰り返されてしまいます。
「肝火上炎」——熱がこもって噴き出すタイプ
東洋医学の五臓のうち「肝」は、気を上へ外へと発散させる働きを持ちます。ストレスや飲みすぎが続いて肝に熱がこもると、その熱が勢いよく上半身や顔面へ噴き出し、赤み・かゆみ・吹き出物として現れやすくなります。これを「肝火上炎(かんかじょうえん)」と呼びます。飲酒の翌朝に肌荒れを感じやすい方は、このタイプが関わっていることがあります。
お腹の状態と肌荒れ
東洋医学では、大腸の働きと肌の状態は一つながりのものとして捉えます。お通じが滞りがちな方は、腸内の環境が乱れやすく、それが肌の調子にも影響しているケースが少なくありません。加えて「瘀血(おけつ)」と呼ばれる血の巡りの悪さがあると、肌に必要な栄養が届きにくくなり、炎症が長引く一因になります。
肺(呼吸器)と皮膚の関係
東洋医学では肺は皮膚を統べる臓器とされており、アトピー性皮膚炎と喘息が同じ原因を持つと考えるのはこのためです。肺の「宣発(せんぱつ)」——気を全身に広く巡らせる機能——が損なわれると、皮膚のバリア機能が弱まり、外部刺激に過敏になります。
皮膚病の根本原因は、肝・腎・肺・大腸という複数の臓腑の機能低下にあります。皮膚への対処だけでなく、これらの臓腑を整えることが、繰り返さない体をつくる鍵です。

東洋中村はり灸院の鍼灸アプローチ
脈診で体の内側を読み取る
当院では施術の前に「脈診」を行います。手首の脈を丁寧に確認することで、五臓六腑のどこに乱れがあるかを把握します。同じ「湿疹」であっても、肝の過亢進が原因の方、腎の弱りが根底にある方、肺の宣発機能が落ちている方と、状態は一人ひとり異なります。皮膚の表面だけを見るのではなく、体全体の状態を確認してから施術に入るのが当院のスタイルです。
経絡治療で臓腑の機能を整える
鍼灸施術では、乱れが確認された臓腑に対応する経絡・ツボに細い鍼やお灸を用います。例えば肝火上炎が強い方には肝経のツボを中心に気の流れを落ち着かせ、腎の働きが弱い方には腎経を補うアプローチをとります。便秘が絡む方には大腸経にも働きかけ、体内のデトックス機能が自然に高まるよう促します。
鍼灸は皮膚病の「出口」を塞ぐのではなく、毒素を生み出す「原因」を内側から整えます。これが対症療法との根本的な違いです。
生活習慣へのアドバイス
施術と並行して、食事や生活習慣についてもお話しします。甘いものの摂りすぎ、脂っこい食事、深酒が続くと、肌の状態を整える力がその分だけ後回しにされがちです。また、朝はできるだけ胃腸を休ませる時間帯と考え、詰め込みすぎない食事を意識するだけでも、皮膚の調子が変わってくることがあります。無理のない範囲で続けられることを一緒に考えます。

改善の目安と通院ペース
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
ただし、症状の長さや体質によって個人差があります。長年ステロイドを使い続けてきた方や、複数の臓腑に乱れが重なっている方は、もう少し時間がかかることもあります。焦らず体の変化を一つひとつ確認しながら、無理のないペースで進めていきましょう。
「すぐ治してほしい」というお気持ちはよくわかります。ただ、長年かけて崩れた体質を整えるには、一定の時間が必要です。当院では焦らせることなく、今の状態を正直にお伝えしながら一緒に取り組んでいきます。

よくあるご質問
Q. 皮膚科の薬と鍼灸を併用しても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。ステロイドや抗アレルギー薬を服用しながら鍼灸施術を受けることができます。薬を急にやめる必要はなく、体の状態が整ってきたら主治医と相談しながら少しずつ調整していくのが自然な流れです。
Q. アトピー性皮膚炎にも鍼灸は効果がありますか?
アトピーは五臓のどの臓腑も原因になりうる複合的な症状であり、鍼灸だけで完全に解消させるのは難しいケースもあります。ただ、肝・腎・肺への鍼灸施術を継続することで症状が出にくい体質に変わっていくことは十分期待できます。諦めずにご相談ください。
Q. 鍼は痛くないですか?初めてで不安です。
当院で使用する鍼は非常に細く、注射針とは全く異なります。「ズーンとした重み」を感じる場合はありますが、強い痛みを感じる方はほとんどいらっしゃいません。初めての方にも丁寧に説明しながら進めますので、安心してご来院ください。
Q. 子どもの皮膚病(アトピーなど)にも対応していますか?
はい、対応しています。お子さまには刺さない「小児鍼」を用いることもあります。お子さまの症状や様子を丁寧に伺いながら、体に負担のない方法で施術を行います。
Q. 何回通えば変化を感じられますか?
個人差はありますが、6〜8回を目安に何らかの変化を感じ始める方が多いです。かゆみが和らぐ、肌の炎症が落ち着いてきたといった変化から始まることが多く、体質が変わるにつれて症状の波が小さくなっていきます。

皮膚病でお悩みの方、札幌の鍼灸院にご相談ください
「薬を塗るのも、飲み続けるのも、もう限界かもしれない」と感じているなら、ぜひ一度当院にお話を聞かせてください。東洋医学の視点から体全体を確認し、あなたの皮膚病の根っこにあるものを一緒に探っていきます。
札幌・東洋中村はり灸院では、初めての方も安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングを大切にしています。LINEからいつでもお気軽にご予約・お問い合わせください。

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不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
