ひとりで抱えなくていい。産後うつの心と体を、札幌の鍼灸で支えます。
出産で消耗した気力と血を補い、揺れる心をそっと立て直していきます。
赤ちゃんはかわいいはずなのに、素直にそう思えない。些細なことで涙が出てくる。眠れる時間はあるのに、疲れが少しも取れない——そんな自分を責めていませんか。
産後うつは、気持ちの弱さや甘えではありません。出産で大きく消耗した「気」と「血」が、心を十分に支えきれなくなっているサインです。東洋医学では、その消耗を補うことで、揺れる心と体をそっと立て直すお手伝いをします。

こんなお悩みはありませんか
- 赤ちゃんはかわいいはずなのに、素直にそう思えない自分を責めてしまう
- 些細なことで涙が出たり、気持ちの浮き沈みが激しい
- 慢性的な寝不足が続き、体も気持ちも休まらない
- 家族に「大丈夫?」と聞かれても、しんどさがうまく伝えられない
- 何をするにもやる気が起きず、家事や育児が重く感じる
- イライラが抑えられず、自分のことを情けなく感じてしまう
- 出産前の自分に戻れる気がしない
その辛さは、気持ちの弱さでも甘えでもありません。出産という大きな出来事のあとで、心と体が悲鳴を上げているだけです。当院にはそういった方が多く来院されています。

病院の薬だけでは整いきらない理由
産後うつで心療内科や産婦人科を受診すると、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠導入剤などが処方されることがあります。医師のもとで適切に服用することは、大切な選択肢のひとつです。薬を否定するつもりはありません。
ただ、薬は主に気分の波を和らげる助けにはなりますが、産後特有の慢性的な睡眠不足や、育児で消耗し続ける体力そのものを回復させるわけではありません。夜中の授乳やお世話で休む間もなく、気力・体力を補う時間がないまま日々が過ぎていく——それが、薬を飲んでいてもなかなか楽にならないと感じる理由のひとつです。
東洋医学では、症状として現れている気分の落ち込みだけを見るのではなく、その背景にある体力・気力の消耗そのものに目を向けます。気分の波を鎮める薬だけでは、消耗しきった体そのものを底上げすることは難しいものです。薬による治療と並行して、体の土台を支えるサポートとして鍼灸を活用いただけます。

東洋医学から見た産後うつの原因
東洋医学では、出産という出来事そのものを、体にとって「気」と「血」を大量に消耗する一大事と捉えます。妊娠中はお腹の赤ちゃんを育てるために気血が優先的に使われ、出産ではさらに大きく消耗し、産後は母乳によっても血が失われ続けます。この状態を「気血大虚」と呼びます。
ここで大切になるのが、東洋医学における「血」の役割です。血は体を巡って栄養を届けるだけでなく、心(精神活動)を養うという働きも担っています。出産による血の消耗が大きいと、心を十分に養えなくなり、情緒が不安定になりやすくなります。これを「心血虚」といいます。気分の落ち込み、涙もろさ、些細なことへの動揺は、この心血虚のあらわれであることが少なくありません。
さらに、慣れない育児のストレスや続く睡眠不足は、「気」の流れを滞らせます。これを「肝気鬱結」と呼び、イライラ、気の重さ、やる気の出なさといった形で現れます。産後は、この気血大虚・心血虚に肝気鬱結が重なりやすく、心と体の両方が同時に消耗した状態になりやすい時期なのです。
血は、心という灯りをともし続けるための油のようなものです。出産で血を大きく消耗すると、灯りを支える油が乏しくなり、心の炎は小さく揺らぎやすくなります。消えてしまったわけではなく、油(血)が満ちれば、また穏やかに灯り続けられる炎です。
なお、気分の落ち込みが非常に強く続く、涙が止まらない、自分を傷つけたい気持ちが浮かぶ、あるいは育児そのものがつらくてたまらないと感じるときは、鍼灸だけに頼らず、まず心療内科や産婦人科など医療機関へご相談ください。東洋医学は、そうした医療的なケアと並行して体の土台を支える、ひとつのサポートです。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、施術の前に必ず脈診を行います。脈の状態から気血の消耗度合いと五臓のバランスを確認し、どの経絡が乱れているかを見た上で施術の方針を決めます。
産後うつでお悩みの方には、主に心・肝に関わる経絡を中心に、気血を補うツボへのはり治療を行います。当院が大切にしているのは、コリや不調を引き算のように取り除くのではなく、消耗して足りなくなっている気血を補って立て直すという視点です。出産で消耗した体には、まず補うことが必要だと考えています。
刺激はとても繊細なもので、体力が落ちている産後の方や、初めて鍼灸を受ける方でも安心して受けていただけます。気分の落ち込みだけでなく、睡眠の質・体の疲れやすさ・肩こりや冷えといった体全体の状態を確認しながら、少しずつ心と体を支えていきます。

改善の目安と通院ペース
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
もちろん、消耗の度合いや育児の状況によって個人差はあります。出産で失われた気血は一度の施術で満ちるものではなく、「少しずつ油が満ちて、灯りが安定していく」ような感覚で回復していくことが多いです。通院を続けるうちに、まずよく眠れるようになり、次第に気持ちの波が穏やかになっていくという流れがよく見られます。
無理をせず、ご自身のペースで育児と向き合えるようになること——それが当院が目指すゴールです。気分の落ち込みを抑えるだけでなく、消耗した気力と体力そのものを取り戻すことを大切にしています。

よくあるご質問
- Q. 産婦人科で「その程度はマタニティブルーズの範囲」「特に異常はない」と言われましたが、鍼灸で対応できますか?
- はい、対応できます。「異常なし」とは西洋医学の検査で器質的な問題が見つからなかったということです。東洋医学では検査に現れない気血の消耗や体質の乱れを脈診などで確認し、その方に合ったはり治療を行います。産後うつは、東洋医学が体質面からサポートしやすい症状のひとつです。
- Q. 現在、心療内科に通院して薬も服用していますが、鍼灸と並行して受けられますか?
- はい、問題ありません。薬による治療を続けながら鍼灸を受けていただくことができます。薬の中断や変更については、必ず担当医にご相談ください。当院の鍼灸は、医療機関での治療と並行して体の土台を支えるサポートとして受けていただけるものです。
- Q. 赤ちゃんを連れて施術を受けることはできますか?
- はい、可能です。ベビーカーのままお入りいただけますし、施術中に赤ちゃんが泣いてしまっても問題ありません。預け先がなく来院を諦めていた方もこれまで多くいらっしゃいました。まずはお気軽にご相談ください。
- Q. 鍼は痛くないですか?体力が落ちていて不安です。
- 当院で使用する鍼はとても細く、施術の刺激は非常に繊細なものです。産後で体力が落ちている状態でも安心して受けていただけるよう、体の状態に合わせて刺激の強さを調整しています。「思ったより全然痛くなかった」とおっしゃる方がほとんどです。
- Q. 授乳中でも鍼灸を受けられますか?
- はい、授乳中の方も多く来院されています。使用するツボや刺激量は、授乳中であることを踏まえて調整しますので、ご安心ください。気になることがあれば、施術前にどのようなことでも遠慮なくお伝えください。

札幌で産後うつの鍼灸、まずはご相談ください
赤ちゃんはかわいいのに気持ちが晴れない、涙が止まらない、そんな自分を責めながら日々を過ごしている方に、ぜひ一度東洋医学の視点を知っていただきたいと思います。心だけを見るのではなく、出産で消耗したあなたの気血を補うことで、揺れる心と体をそっと支えます。
当院はLINEから24時間ご予約・ご相談を受け付けています。「産後うつについて聞きたい」だけでも構いません。赤ちゃんを連れてのご来院も可能です。まずはお気軽にメッセージをお送りください。

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初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
