体を温める食べ物、冷やす食べ物|東洋中村はり灸院

札幌 東洋医学専門・日本伝統鍼灸院

体を温める食べ物、冷やす食べ物

生姜は体を温め、きゅうりは体を冷やす——同じ「野菜」でも、東洋医学では正反対の性質を持つと考えます。

東洋医学には、あらゆる食材を「陰」と「陽」の2つの性質に分けて捉える考え方があります。体を温める陽性の食材、体を冷やす陰性の食材——この視点を知っておくだけで、冷えが気になる季節の食事の選び方が変わってきます。

ここでは、食材の温める・冷やす性質の見分け方と代表的な食材の具体例、そして季節や体質に合わせた食べ方の工夫について、札幌の鍼灸院の視点からご紹介します。冷えが気になる方の食養生の参考にしていただければと思います。

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食べ物にも「陰陽」がある——温める食材・冷やす食材の見分け方

東洋医学では、気・血・水のめぐりだけでなく、日々口にする食べ物にも「陰陽」の性質があると考えます。体を温め、めぐりを助ける働きを持つものを「陽性」の食材、体を冷やし、鎮める働きを持つものを「陰性」の食材と呼びます。冷えが気になる季節は、この性質を意識して食材を選ぶことが、日々の養生のひとつの手がかりになります。

東洋医学にはさらに、食材の性質を「寒・涼・温・熱」の4段階に分けて考える見方もあります。強く体を冷やす「寒」、ゆるやかに冷やす「涼」、ゆるやかに温める「温」、強く温める「熱」——多くの食材はこのどこかに位置づけられ、極端に偏らせず、季節や体調に合わせてバランスよく取り入れることが大切だとされています。

温める食材・冷やす食材を見分ける4つの目安

  •  赤・黒・オレンジなど濃い色の食材は体を温めるものが多く、白・緑など淡い色の食材は体を冷やすものが多い傾向があります
  • 育つ季節・場所 冬に旬を迎え、土の中で育つ根菜類は体を温め、夏に旬を迎え、地上で育つ水分の多い野菜は体を冷やす傾向があります
  • 産地 寒い地域で育つ食材は体を温め、暑い地域・南国でとれる食材は体を冷やす傾向があるとされています
  • 加工・発酵 発酵させたり、乾燥・加熱させたりした食材は温める性質が強まり、生のまま水分を多く含む食材は冷やす性質が出やすいとされています

これらはあくまで大まかな目安であり、同じ食材でも切り方や調理法によって性質は変化するといわれています。次の章では、日常の食卓に取り入れやすい具体的な食材をご紹介します。

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体を温める食材・冷やす食材、代表的な具体例

ここでは、日常の食卓に取り入れやすい食材を、体を温める食材と冷やす食材に分けてご紹介します。買い物の際の参考にしてみてください。

体を温める食材(陽性)

  • 根菜類 生姜・ねぎ・にんにく・ごぼう・れんこん・にんじん・かぼちゃ
  • 発酵食品 味噌・納豆・ぬか漬け・チーズ
  • 肉・魚介 鶏肉・羊肉・えび・鮭
  • スパイス・飲み物 シナモン・唐辛子・紅茶・黒糖

体を冷やす食材(陰性)

  • 夏野菜 きゅうり・トマト・なす・レタス・もやし
  • 南国のフルーツ バナナ・パイナップル・マンゴー
  • 白砂糖・乳製品 白砂糖・牛乳・生クリーム・アイスクリーム
  • 飲み物 コーヒー・清涼飲料水・冷たい水
シナモン×かぼちゃの組み合わせ シナモンにもかぼちゃにも体を温める働きがあるとされ、東洋医学ではこの2つを合わせると、血のめぐりを助け、気持ちを落ち着かせる作用も期待できると考えられています。かぼちゃの煮物にシナモンを少量加えるなど、冬の食卓に取り入れやすい組み合わせです。
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季節と体質に合わせた食べ方の工夫

体を冷やす性質を持つ食材を、完全に避ける必要はありません。夏野菜や南国のフルーツは、暑い時期に体にこもった熱を逃がす役割も担っているとされています。大切なのは、季節や体調に合わせてバランスを取ることです。

冬場や冷えが気になる時期は、冷やす性質の食材を摂るときも、加熱調理をする、生姜やシナモンなど温める食材と組み合わせる、常温以上でいただくといった工夫で、体への負担を減らすことができます。反対に、冷たい飲み物や生野菜サラダばかりが続くと、消化を担う脾の働きが弱り、気血をつくる力そのものが落ちてしまうため、量やタイミングには気を配りたいところです。

食事だけでは変わらない冷えもある

食材の性質を意識した食べ方は、体を内側から整えるための大切な土台です。ただ、長年続く冷えや、手足は冷えるのに顔がほてる「冷えのぼせ」のように、食事の工夫だけでは変わりにくい冷えもあります。そうした場合は、血や気のめぐりそのものに滞りがあることが多く、経絡治療でめぐりを立て直していくことも一つの方法です。

食べ物の性質を意識しながら、ご自身の体質やお悩みについて詳しく知りたい方は、当院までお気軽にご相談ください。

体を温める食べ物|髪の毛ほどの細さの鍼を用いた施術のようす|札幌 東洋中村はり灸院

食事だけで変わらない冷えは、鍼灸でのアプローチもご検討ください

食材の性質を意識した食べ方は、体を内側から整える助けになります。それでも冷えが続く場合は、血や気のめぐりそのものに滞りがあることも少なくありません。東洋中村はり灸院は、国家資格を持つ鍼灸師が東洋医学一筋で施術を行う、札幌の鍼灸専門院です。冷え・冷えのぼせ・食欲不振など、些細なことでもお気軽にご相談ください。

初回はカウンセリングに時間をかけ、お体の状態をしっかり把握したうえで施術を行います。LINEからいつでもご相談・ご予約いただけます。

東洋中村はり灸院(札幌)のご案内

住所
〒005-0004 北海道札幌市南区澄川四条3丁目2-7 Betula澄川
アクセス
地下鉄南北線「澄川駅」より徒歩4分(地図
受付時間
10:00〜20:00/定休日 水曜
料金
初回 5,500円(四診+鍼灸施術)/2回目以降 5,000円(料金の詳細
ご予約
完全予約制。LINEより24時間受付
体を温める食べ物|経絡治療による鍼灸施術のようす|札幌 東洋中村はり灸院
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院長プロフィール

東洋中村はり灸院 院長 中村麻人

中村 麻人(なかむら あさと)

札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。

脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点を大切に、肩こり・腰痛から原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。

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