体質タイプ別に見る、あなたに合う
おすすめ食材
顔立ちや体つきは人それぞれですが、東洋医学の陰陽論(いんようろん)では、そこに「陰体(いんたい)」「陽体(ようたい)」という体質の傾向が表れると考えます。
自分がどちらのタイプに近いかによって、日々の食事で意識したい食材の性質も変わってきます。
「体にいい食材」といっても、誰にとっても同じように良いとは限りません。ここでは、東洋医学の陰陽論にもとづく「陰体」「陽体」という体質の見方と、それぞれのタイプに合いやすい食材をご紹介します。当院でも、脈やお腹の状態を確認しながら、食事について一緒にお話しすることがあります。

体質は「陰陽」の視点でも見立てられます
東洋医学には「陰陽論(いんようろん)」という考え方があります。万物を、性質の異なる2つの要素——陰と陽——に分けてとらえる考え方で、体質についても、精神面が先に働きやすい「陰体(いんたい)」と、肉体面が先に働きやすい「陽体(ようたい)」という2つの傾向に分けて見ることがあります。
陰体・陽体は、どちらが良い・悪いというものではなく、生まれ持った傾向のようなものです。ご自身がどちらに近いかを知っておくと、日々の食事で意識したいものが見えてきます。
陰体・陽体の見分け方
- 顔の形 陰体は逆三角形、陽体は三角形に近い傾向
- 耳の形 陰体は耳の上の方、陽体は耳の下の方が発達している傾向
- 目の大きさ 陰体はぱっちりと大きめ、陽体は切れ長な傾向
- 手足の長さ 陰体は細く長め、陽体は短くがっちりしている傾向
一つひとつの特徴だけで断定できるものではなく、いくつかの傾向を合わせて見ていくことが大切です。ここからは、それぞれのタイプに合いやすい食材を順にご紹介していきます。

陰体タイプにおすすめの食材
陰体(いんたい)——精神面が先に働きやすいタイプ
陰体タイプは、顔の形が逆三角形で手足が細長く、耳は上の方、目はぱっちりと大きめな傾向がある方に多く見られます。物事をじっくり考える精神先行型で、体は冷えやすいため、体を冷やす性質の食材が続くとバランスを崩しやすくなります。
陰陽論では、自分のタイプとは逆の性質を持つ食材を摂ることでバランスが整うと考えます。陰体タイプの方は、体を温める「陽性食品」を少し多めに意識してみましょう。
- 肉類など、脂ののったもの 体を内側から温め、力強さを補うとされる陽性の食材
- 番茶・自然塩 東洋医学で陽性とされる代表的な飲み物・調味料
- ごぼう・にんじんなどの根菜類、冬に採れる食材 体を温める働きがあるとされる

陽体タイプにおすすめの食材
陽体(ようたい)——肉体面が先に働きやすいタイプ
陽体タイプは、顔の形が三角形に近く手足は短くがっちりとしていて、耳は下の方、目は切れ長な傾向がある方に多く見られます。エネルギッシュな肉体先行型で、体に熱がこもりやすいため、体を温める性質の食材が続くとバランスを崩しやすくなります。
陽体タイプの方は、陰体タイプとは逆に、体を冷ます「陰性食品」を少し多めに意識するとよいとされています。
- 生野菜・南国産のフルーツ(バナナ・マンゴーなど) 体を冷ます性質があるとされる
- 白砂糖を控えめにした、素材の甘みを活かす食事 摂りすぎに気をつけたい陰性の代表格
- コーヒーなどの嗜好品 摂りすぎに注意しつつ、体を冷ます性質があるとされる
食材にはそれぞれ、体を温める・冷ます性質があり、体質やそのときの状態によって合うものは変わります。どちらのタイプであっても、偏った食事は避け、季節や体調に合わせて調整することが大切です。

体質に合った食事と鍼灸で、根本から整える
食材の選び方は、体質を整えるための一つの手がかりになります。ただし、陰体・陽体の傾向は誰にとっても絶対的なものではなく、体調や季節によっても変化するものです。東洋中村はり灸院は、国家資格を持つ鍼灸師が東洋医学一筋で施術を行う、札幌の鍼灸専門院です。ご自身の体質や食事について気になることがあれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。
初回はカウンセリングに時間をかけ、脈やお腹の状態からお体を確認したうえで、はり灸治療を行います。LINEからいつでもご相談・ご予約いただけます。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点を大切に、肩こり・腰痛から原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
