夜中に咳き込んで眠れない、季節の変わり目になると決まって発作が出る。我が子の喘息に、なす術もなく付き添うしかない夜を過ごしていませんか。
東洋医学では、喘息は気管支だけの問題ではなく、体全体の「気」を巡らせる力の未熟さとして捉えます。刺さない小児鍼で、お子さまの体質を根本から整えることを目指します。

こんなお悩みはありませんか
- 夜、咳き込んで何度も目が覚めてしまう
- 季節の変わり目や気温差で、決まって発作が起きる
- 吸入薬やステロイドを長期間使うことに不安がある
- 運動をすると咳が止まらなくなる
- 風邪をひくたびに、喘息の発作に発展してしまう
- 保育園や学校を休みがちで、成長への影響も心配
お子さまの喘息は、ご家族にとって夜も気の抜けない、本当につらいものです。原因がはっきりしないだけに、どこまで対処すればよいのか迷ってしまう方も少なくありません。札幌の東洋中村はり灸院では、そうした小児喘息のお悩みに東洋医学の鍼灸アプローチで向き合っています。

小児喘息とはどんな症状か
小児喘息とは、気管支に慢性的な炎症が起こり、空気の通り道が狭くなることで呼吸のたびにゼーゼー・ヒューヒューという音が出る病気です。発症の多くは生後6か月〜5歳ごろに見られ、喘息を発症する方の半数以上が10歳以下の子どもだといわれています。
発作が起こると、咳が止まらなくなる、呼吸が浅く速くなる、横になると苦しくて眠れないといった症状が現れます。夜間や明け方、季節の変わり目、運動のあとに悪化しやすいのも特徴です。
救いなのは、小児喘息は子どものうちにしっかり体質を整えておくと、6〜7割ほどのお子さまは大人になるまでに発作を起こさなくなるといわれていることです。だからこそ、早い段階からの対応が将来の体質を大きく左右します。
次のような症状は、すぐに医療機関を受診してください
- 呼吸が速く苦しそうで、会話や水分・食事がとれない
- 唇や爪の色が紫色になっている(チアノーゼ)
- 肋骨の間や喉元がへこむような呼吸をしている(陥没呼吸)
- ぐったりして反応が鈍い、意識がもうろうとしている
喘息発作の重積状態であり、お子さまは大人よりも急速に悪化することがあります。命に関わる危険があるため、ためらわずに救急を受診してください。東洋医学の対象は、こうした緊急性のある発作そのものではなく、発作を起こしにくい体質へ整えていく慢性的なケアです。

西洋医学の対症療法だけでは限界がある理由
現代医学では、小児喘息の発作を抑えるために吸入タイプのステロイド薬や気管支拡張薬が広く使われています。発作が起きたときにすばやく気道を広げ、呼吸を楽にする効果は確かにあります。
ただし、これらの薬は今起きている炎症や収縮を抑える対症療法であり、なぜその子の気管支が過敏に反応してしまうのかという体質そのものには働きかけていません。そのため、薬をやめると再び発作を繰り返すケースも少なくなく、長期間の使用による副作用を心配される保護者の方も多くいらっしゃいます。
「吸入薬が手放せない」「薬を減らすとまた発作が出てしまう」というお声を当院でもよく耳にします。薬で発作をコントロールしながらも、体の内側から整えることを並行して考えていただければと思います。

東洋医学から見た小児喘息の本当の原因
東洋医学では、小児喘息を「気管支だけの問題」とは見ません。呼吸を司る「肺」の働きの未熟さと、気血をつくり出す「脾」の働きの未熟さが重なって起こると考えます。
子どもの体は、東洋医学で「稚陰稚陽(ちいんちよう)」と呼ばれる、まだ成熟しきっていない状態にあります。なかでも肺と脾は特に未熟になりやすいとされ、この二つが弱いと、外からの寒暖差やほこり、風邪といったわずかな刺激にも気管支が過敏に反応し、発作として現れやすくなります。
肺は呼吸を通じて気を取り込み、全身に巡らせるとともに、皮膚や鼻から入り込もうとする外邪を防ぐ働き(衛気)も担っています。この肺の力が弱いと、気道が過敏になるだけでなく、風邪をひきやすい、鼻炎を伴いやすいといった形でも表れます。
一方、脾は消化吸収を通じて気血をつくり出す源です。脾の働きが弱いと、肺を養うための気血そのものが不足し、肺の力もあわせて弱くなってしまいます。偏食が多い、食が細い、お腹を壊しやすいお子さまに喘息を伴う方が多いのは、このためです。
そのため、小児喘息のお子さまには、発作以外にも次のような様子が見られることが少なくありません。
- 風邪をひきやすく、長引きやすい
- 鼻炎やアレルギー性鼻炎を伴っている
- 食が細い、偏食がある、お腹を壊しやすい
- 汗をかきやすい、あるいは疲れやすい
- 顔色が白っぽく、元気がないように見える時がある
これらはすべて、「肺と脾がともに未熟で、気を巡らせる力が不足した体質」から生じているサインです。発作だけを抑えるのではなく、肺と脾の両方をゆっくり育てていくことが、根本的な改善への近道になります。

当院の鍼灸アプローチ:小児鍼とは
「鍼灸」と聞くと、細い針を皮膚に刺すイメージをお持ちの方が多いと思います。しかしお子さまへの施術は、まったく異なります。
当院では子ども専用の「ていしん(提鍼)」と呼ばれる、先端が丸くなった刺さない鍼を使います。皮膚に刺さず、やさしく撫でたり押したりするだけで、全身の経絡やツボに働きかけます。痛みはまったくなく、施術中に気持ちよさそうに眠ってしまうお子さまもいるほどです。赤ちゃんから受けていただけます。
施術前にはカウンセリングとして脈を確認し、お子さまの体質や気血の状態を丁寧に把握します。胸や気管支に直接施術するのではなく、肺と脾の働きを整える手足や背中のツボにアプローチするのが東洋医学の考え方です。
背中や手足には全身の臓腑とつながるツボが数多く集まっています。そこへやさしい刺激を加えることで、肺と脾の働きを底上げし、発作の起こりにくい体質へと少しずつ育てていきます。必要に応じて、熱くないお灸も組み合わせ、体を芯から温めます。
小児鍼は非常に繊細な技術を要する施術です。当院では国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当しており、豊富な臨床経験をもとに一人ひとりのお子さまに合わせた施術を行っています。

改善の目安と通院ペース
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
発作そのものは我慢せず、まず病院での吸入薬などで落ち着けていただきながら、鍼灸では発作の起こりにくい体質そのものを育てていきます。子どもは大人よりも回復の土台となる力そのものが強く、体質を整えるほど変化が表れやすい年代です。施術を重ねるうちに、発作の回数が減る、風邪をひいても喘息に発展しにくくなるといった変化を感じる方が多いです。
症状の重さや発症からの期間によって個人差はありますが、焦らずに継続することが、将来にわたって発作を起こしにくい体質へとつながります。

自宅でできるセルフケア
鍼灸施術と並行して、日常生活を少し整えるだけで体質改善のスピードが変わってきます。特に以下の点を意識してみてください。
- 体を冷やさない:冷えは肺と脾の働きを弱らせます。特にお腹まわりと首元を冷やさないよう、腹巻きや薄手のマフラーを活用してください。
- 食事は消化にやさしいものを:脾を守るため、冷たい飲み物や生ものを控えめにし、よく噛んでゆっくり食べる習慣を。
- 背中をやさしく温める:背中には肺とつながる経絡が通っています。お風呂上がりに蒸しタオルを当てたり、手のひらで背中をゆっくりさすってあげたりするだけでも、気の巡りを助ける手軽なセルフケアになります。
- 規則正しい生活リズムを:十分な睡眠と規則正しい食事が、気血を生み出す力を支えます。
どれも難しいことではありません。少し意識するだけで、施術の効果をより引き出しやすくなります。

よくあるご質問
Q. 鍼が怖い子どもでも大丈夫ですか?
A. 問題ありません。小児鍼は刺さない鍼(ていしん)を使って体をやさしく撫でるだけです。最初は怖がるお子さまもいますが、一度施術を受けると「痛くなかった」と安心していただけることがほとんどです。
Q. 何歳から受けられますか?
A. 赤ちゃんから受けていただけます。施術はお母さん・お父さんと一緒に行いますので、ご安心ください。
Q. 発作が起きたときに鍼灸で対応できますか?
A. 発作が起きている最中は、まず病院での吸入薬などで気道を広げることを優先してください。当院の鍼灸は、発作が落ち着いている時期に、発作の起こりにくい体質そのものを育てることを目的としています。
Q. 病院の薬と並行して受けてもよいですか?
A. はい、問題ありません。東洋医学の鍼灸は薬との相性もよく、体質改善を目的として同時に進めることができます。薬を減らすかどうかは担当の医師とご相談ください。
Q. 小児喘息以外の子どもの症状にも対応できますか?
A. はい。夜泣き・おねしょ・夜尿症・慢性鼻炎・小児脱毛症など、お子さまのさまざまなお悩みに対応しています。気になることがあればお気軽にご相談ください。
Q. 札幌に住んでいますが、初めてでも予約できますか?
A. もちろんです。LINEから24時間いつでもご予約・ご相談いただけます。初めての方も丁寧にご案内しますので、どうぞお気軽にどうぞ。

お子さまの喘息、一人で抱え込まないでください
夜中に咳き込んで眠れない我が子を見ているのは、本当につらいものです。東洋医学には1400年以上にわたって積み重ねられた知恵と実績があります。発作という症状の裏にある体質の未熟さを丁寧に育て、お子さまが本来持っている力を引き出すお手伝いをします。
札幌で小児喘息の鍼灸をお探しの方、まずは東洋中村はり灸院にご相談ください。LINEからいつでもお気軽にどうぞ。
初めての方も大歓迎です。「どんな施術をするの?」「うちの子に合うかな?」といった疑問もLINEでお気軽にお聞きください。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
