本治法と標治法とは——土台から整える2段階の施術

東洋中村はり灸院

本治法と標治法とは
——土台から整える2段階の施術

当院は、いきなり痛むところに鍼を打ちません。まず土台を整え、それから症状に向き合います。

経絡治療には「本治法(ほんちほう)」と「標治法(ひょうちほう)」という2つの段階があります。この順序こそが、痛い場所だけを刺激する施術と、経絡治療が決定的に違うところです。

ここでは、本治法・標治法とはそれぞれどんな段階なのか、なぜこの順序が大切なのかをご紹介します。

本治法と標治法とは|脈診で全身の状態を確認しているようす|札幌 東洋中村はり灸院

本治法——全身のバランスを整える土台づくり

本治法は、経絡治療の核となる段階です。脈やお腹から確認した五臓六腑の状態をもとに、手足にある要穴(ようけつ)と呼ばれるツボを使い、全身のバランスを整えていきます。

まだ痛みのある場所には触れていない段階ですが、この時点で「体が温かくなった」「呼吸が深くなった」と感じる方が少なくありません。木を植える前に土を耕すように、体が変化を受け止められる状態をつくるのが、本治法の役割です。

本治法と標治法とは|腹診でお腹の状態を確認しているようす|札幌 東洋中村はり灸院

標治法——つらい症状に向き合う仕上げ

標治法は、本治法で土台を整えたあとに行う段階です。いま一番つらい症状——肩や腰、頭など——に、直接ツボを選んで向き合います。

本治法で全身のバランスがすでに整っているため、標治法で必要な刺激はごくわずかで済みます。強い刺激で無理やり症状を抑え込むのではなく、整った土台の上に、最後の仕上げを加えるようなイメージです。当院の施術が強い刺激を伴わないのは、手加減しているのではなく、この順序があるためです。

本治法と標治法とは|手足のツボに鍼をしているようす|札幌 東洋中村はり灸院

なぜこの順序が大切なのか

痛い場所に直接強い刺激を加えれば、その場は楽になることがあります。しかし、土台となる五臓六腑の働きが弱ったままでは、しばらくするとまた同じ場所がつらくなる——これを繰り返してしまいます。

「腰痛なのに手に鍼をする」「婦人科の不調に足のお灸を使う」といった、当院の施術に驚かれる方も多いのですが、これは本治法の考え方そのものです。症状のある場所ではなく、その土台である全身のつながりを見ているからこそのアプローチです。

本治法で体質そのものを整え、標治法で今のつらさに向き合う——この2段階を踏むことが、繰り返さない体へ近づく近道だと考えています。

本治法と標治法とは|髪の毛ほどの細さの鍼を用いた施術のようす|札幌 東洋中村はり灸院

土台から整える施術を、体感してみませんか

本治法と標治法、2段階の施術は、実際に受けていただくとその順序の意味を体感しやすくなります。東洋中村はり灸院は、国家資格を持つ鍼灸師が東洋医学一筋で施術を行う、札幌の鍼灸専門院です。お気軽にご相談ください。

初回はカウンセリングに時間をかけ、お体の状態をしっかり把握したうえで施術を行います。LINEからいつでもご相談・ご予約いただけます。

東洋中村はり灸院(札幌)のご案内

住所
〒005-0004 北海道札幌市南区澄川四条3丁目2-7 Betula澄川
アクセス
地下鉄南北線「澄川駅」より徒歩4分(地図
受付時間
10:00〜20:00/定休日 水曜
料金
初回 5,500円(四診+鍼灸施術)/2回目以降 5,000円(料金の詳細
ご予約
完全予約制。LINEより24時間受付
本治法と標治法とは|経絡治療による鍼灸施術のようす|札幌 東洋中村はり灸院
本治法と標治法とは|お灸による施術のようす|札幌 東洋中村はり灸院

院長プロフィール

東洋中村はり灸院 院長 中村麻人

中村 麻人(なかむら あさと)

札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。

脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点を大切に、肩こり・腰痛から原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。

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