塩分は本当に腎臓に悪い?天然塩と精製塩の違い|東洋中村はり灸院

札幌 東洋医学専門・日本伝統鍼灸院

塩分は本当に腎臓に悪い?
天然塩と精製塩の違い

「減塩したほうがいい」と言われる一方で、塩気がないと体はどこか元気が出ない——そんな感覚のズレを覚えたことはありませんか。

東洋医学では、塩辛い味(鹹味・かんみ)は腎を養う味とされています。ただし東洋医学が「腎を養う」と考えているのは、精製された食塩そのものではなく、ミネラルを含んだ天然の塩です。ここでは、塩と腎臓の関係を東洋医学の視点からひも解いていきます。

「塩分は腎臓に悪い」という話と、「塩は体に欠かせないもの」という話、どちらも耳にしたことがあるかもしれません。ここでは、鹹味と腎の関係、天然塩と精製塩の違い、そして日々の食事でできる工夫について、順を追ってご紹介していきます。

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「鹹味」が腎を養うという東洋医学の考え方

東洋医学には「五味(ごみ)」という考え方があります。酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(かんみ)という5つの味は、それぞれ肝・心・脾・肺・腎という5つの臓と結びついているとされ、鹹味=塩辛い味は、腎を養う味とされています。

人の血液や体液には、もともと一定のナトリウム濃度が保たれています。これは生命が海で誕生した名残とも言われ、私たちの体がそもそも塩気のある状態を前提に機能する仕組みになっているということです。塩分をゼロにすることは体の成り立ちからして想定されておらず、適度な鹹味は腎に蓄えられた生命力を支える働きがあると考えられています。

鹹味には、二つの顔がある

ただし東洋医学では、鹹味は腎を養う一方で、摂りすぎれば腎に負担をかける味でもあるとされています。五味にはそれぞれ「養う面」と「痛めつける面」の両方があり、鹹味と腎の関係もその一つです。塩をまったく摂らなければよいという単純な話ではなく、量と質の両方に目を向けることが大切だと考えられています。

ポイント 東洋医学では、鹹味は腎を「養う」と同時に「痛めつける」可能性もある味だと考えます。極端に避けるのではなく、次の章でご紹介する塩の質にも目を向けることが、腎を労わる第一歩になります。
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天然塩と精製塩は、東洋医学では区別して考える

東洋医学で「腎を養う」とされる鹹味は、精製された塩化ナトリウムだけの食塩ではなく、天日干しの塩や粗塩、岩塩など、ミネラルを豊富に含んだ自然な塩を指していると考えられています。反対に、腎に負担をかけやすいとされているのは、ミネラル分をほとんど含まない精製塩の摂りすぎです。

スーパーに並ぶ調味料の多くは、原材料に精製塩が使われています。醤油や味噌も、選び方によって使われている塩は変わってきます。すべてを厳密に選び分ける必要はありませんが、普段使う塩や調味料を、ミネラル分を含む自然なものに少し置き換えてみる——それだけでも、体との向き合い方は変わってきます。

「減塩」を否定するものではありません

ここでお伝えしたいのは、「減塩に意味がない」ということではありません。高血圧や腎臓の状態について、すでに医師から塩分制限の指導を受けている方は、その指導を最優先していただくことが前提です。東洋医学の考え方は、あくまで日々の食事でどのような塩を選ぶかという視点を補うものとして参考にしていただければと思います。

ご注意 高血圧や腎臓の疾患などで医師から塩分制限の指導を受けている方は、必ずその指導を優先してください。ここでの内容は、あくまで東洋医学における考え方のご紹介です。
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鍼灸と食事で、腎をやさしく労わるということ

当院の経絡治療では、脈やお腹の状態から腎の働きを確認し、冷えや疲れやすさ、耳鳴りや足腰のだるさといったお悩みの背景に、腎の消耗が隠れていないかをお話を伺いながら見ていきます。腎の経絡上のツボや、じんわりとしたお灸を用いて、その方の状態に合わせて整えていきます。

ご自宅でできること

腎を労わる食材としては、黒い食べ物(黒豆・黒ごま・ひじきなど)、海藻、豆類、種子類がよいとされています。良質な塩を選んだうえで、よく噛んで食べることも唾液の分泌を促し、腎の働きを助けると考えられています。冷えを避けること、根を詰めすぎず十分な休養をとることも、腎を守るうえで欠かせません。

塩分との付き合い方や、冷え・疲れやすさなど腎に関わる不調が気になる方は、一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。

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塩との付き合い方や、体の状態が気になる方はご相談ください

塩や腎の状態は、脈やお腹から実際に確認するとより分かりやすくなります。東洋中村はり灸院は、国家資格を持つ鍼灸師が東洋医学一筋で施術を行う、札幌の鍼灸専門院です。冷えや疲れやすさ、耳鳴り、足腰のだるさなど、些細なことでもお気軽にご相談ください。

初回はカウンセリングに時間をかけ、お体の状態をしっかり把握したうえで施術を行います。LINEからいつでもご相談・ご予約いただけます。

東洋中村はり灸院(札幌)のご案内

住所
〒005-0004 北海道札幌市南区澄川四条3丁目2-7 Betula澄川
アクセス
地下鉄南北線「澄川駅」より徒歩4分(地図
受付時間
10:00〜20:00/定休日 水曜
料金
初回 5,500円(四診+鍼灸施術)/2回目以降 5,000円(料金の詳細
ご予約
完全予約制。LINEより24時間受付
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院長プロフィール

東洋中村はり灸院 院長 中村麻人

中村 麻人(なかむら あさと)

札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。

脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点を大切に、肩こり・腰痛から原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。

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