腕のしびれ、肩の痛み、手先の使いにくさ——日常のあちこちで不便を感じていませんか。
薬や電気治療を続けても繰り返すのには理由があります。東洋医学はその根っこから整えます。

こんなお悩みはありませんか
- 肩や腕がしびれて、長時間パソコン作業ができない
- 腕が刺すように痛み、趣味やスポーツを楽しめなくなった
- 手先に力が入りにくく、細かい作業が辛い
- 病院で「胸郭出口症候群」と言われたが、薬を飲んでも改善しない
- 「手術を考えましょう」と言われて不安でいっぱいになっている
胸郭出口症候群は、肩こりに似た軽い違和感から始まり、気づけば腕や手先まで症状が広がっていくことが多い病気です。日常生活の中でじわじわと支障が出てくるため、「いつまでこの状態が続くのだろう」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
当院には、整形外科での鍼灸・投薬・リハビリを経てもなかなか改善しなかった方が、札幌市内だけでなく近郊からも相談にいらっしゃいます。どうかひとりで抱え込まずに、一度お話をお聞かせください。

胸郭出口症候群とはどんな病気か
首と胸の間には「胸郭出口」と呼ばれる空間があり、腕へ向かう神経と動脈がここを通っています。この空間が何らかの原因で狭まると、神経や動脈が圧迫されて痛みやしびれが起こります。これが胸郭出口症候群です。
特になで肩体型の女性や、筋力トレーニングをおこなう男性に多く見られますが、長時間のデスクワークや慢性的な肩こりがきっかけになるケースも少なくありません。
主な症状は以下のとおりです。
- 首・肩・腕にかけてのチクチクとしたしびれや刺すような痛み
- 握力の低下、指先がうまく動かせない
- 血管が圧迫された場合は、皮膚の変色や手先の冷え
初期は肩こりと見分けがつきにくいのですが、放置すると症状の範囲が広がっていきます。「最近、物をつかむのが億劫だ」と感じていたら、早めに状態を確認することをおすすめします。

病院の治療で改善しにくい理由
整形外科では、レントゲン・MRI・CTによる画像確認をおこない、シップ・電気・痛み止めの処方、そして改善しない場合は手術という流れが一般的です。ところが、画像上の所見と本人が訴える自覚症状とが食い違う患者は少なくないという報告もあるほどです。
なぜこれほどの乖離が生じるのでしょうか。レントゲンやMRIが映し出すのは、一瞬だけ切り取られた静止状態にすぎません。実際の体は日常の姿勢や動作、全身のバランスが刻一刻と変化する中で症状をつくり出しており、一枚の画像にその過程が写り込むことはないのです。
また「○○症候群」という病名がついている病気の多くは、原因が特定されていないまま命名されています。胸郭出口症候群も例外ではなく、現代医学では原因不明とされるケースが大半です。原因がはっきりしないまま対症療法を続けても、症状はなかなか根本から変わりません。
手術についても、画像と症状が一致していない方に外科的処置をおこなっても改善しないケースが多く報告されています。さらに手術後はからだへの影響が残り、その後に鍼灸治療を受けても効果が出にくくなる場合があります。手術を決断する前に、ぜひ一度東洋医学の鍼灸を試していただきたいのはそのためです。
次のような症状は、すぐに医療機関を受診してください
- 片方の腕が急に白っぽくなり、脈が触れにくい・左右で脈の強さが明らかに違う(動脈性)
- 片方の腕全体が急激に腫れ、紫色に変色する(静脈性)
血管が圧迫されて血流が滞る血管性の胸郭出口症候群や、深部静脈血栓症など、命に関わる病気のサインである可能性があります。東洋医学の対象は、こうした緊急性のある血流障害ではなく、検査で重大な血管・神経の異常が見つからない慢性的なしびれ・痛みです。

東洋医学から見た胸郭出口症候群の本当の原因
東洋医学では、胸郭出口症候群の根本にあるのは「不通則痛(ふつうそくつう)」だと考えます。「通らざれば即ち痛みが出る」——つまり、からだの循環が滞れば痛みやしびれが生じるという、4000年の歴史を持つ東洋医学の中核的な考え方です。
私たちのからだには、生命活動を支えるエネルギーである「気」と、全身に栄養を届ける「血」が、経絡(けいらく)と呼ばれる通り道を絶えず巡っています。この「気・血」の流れが何らかの要因で滞ると、その部位に痛み・しびれ・冷えなどの不調が現れます。
大切なのは、胸郭出口という「場所」自体に原因があるわけではないという点です。姿勢のクセや冷え、疲労の蓄積、ストレスなど、気血の巡りを滞らせる要因はひとりひとり異なりますが、その滞りがたまたま胸郭出口という狭い空間に現れ、腕や手先のしびれ・痛みとして自覚されているにすぎません。
つまり胸郭出口症候群は、胸郭という「場所」だけの問題ではなく、からだ全体の気血の巡りが乱れた結果として腕・肩・手先に症状が出ているのです。局所だけに目を向けていては、なかなか根本から変わらないのはそのためです。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、開業当初から東洋医学専門の鍼灸一筋で施術をおこなっています。マッサージや整体などの慰安行為は一切おこなわず、「気・血の巡りを整えてからだの内側から症状を改善する」という一点に絞って向き合っています。
四診法による丁寧なカウンセリング
施術に先立ち、東洋医学の「四診法」を用いてお体の状態を確認します。顔色・肌の状態・声のトーンを観察する「望診・聞診」、症状の経過や生活習慣をお伺いする「問診」、脈の状態やお腹の張り感を確認する「切診」——この4つを合わせることで、しびれや痛みの背景にある五臓六腑のどこに問題があるかを読み解きます。
実際にカウンセリングをしていると、腕のしびれを訴える方の多くが、それとは別に体の冷えやすさ、すっきりしない頭、お腹の張りといった不調も併せ持っています。それらはからだの根っこでつながっています。気になる症状は何でもお話しください。
経絡治療(けいらくちりょう)
当院がおこなうのは「経絡治療」と呼ばれる、鍼灸の中でも最も高度な技術体系です。全身に走る20本の経絡上にある経穴(ツボ)に、細い鍼とお灸でアプローチし、気血の流れを整えます。この手法を実践している鍼灸院は全国でもごくわずかにとどまります。
施術は痛みや熱さをほとんど感じない優しいものです。使用する鍼は非常に細く、もぐさは国産の上質なものを使用しています。はじめて鍼灸を受ける方も、安心してお越しください。
経絡治療は「この症状にはこのツボ」という対症的な発想ではなく、五臓六腑のバランス全体を整えることを目的とします。そのため胸郭出口症候群の腕のしびれだけでなく、同時に抱えていた他の不調が楽になったとおっしゃる方も多いです。

改善の目安と通院ペース
胸郭出口症候群は慢性的な体質の問題が背景にあることが多く、ある程度継続した鍼灸治療が必要です。
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
ただし症状の程度や経過の長さ、体質によって個人差があります。施術前のカウンセリングで現在のお体の状態を確認したうえで、おひとりおひとりに合ったペースをご提案します。

よくあるご質問
Q. 整形外科に通いながら鍼灸を受けても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。東洋医学の鍼灸治療は西洋医学の治療と干渉しませんので、並行してお受けいただけます。現在の処方薬や通院状況はカウンセリング時にお聞かせください。
Q. 鍼は痛くないですか?初めてで不安です。
当院で使用する鍼は一般的なものより細く、刺入時の痛みはほとんどありません。お灸も皮膚がじんわり温まる程度で、熱さで辛いということはありません。初めての方も多くいらっしゃいますので、遠慮なくご相談ください。
Q. 手術を勧められていますが、鍼灸で改善する可能性はありますか?
画像に写る所見と本人の自覚症状とが噛み合わないケースは少なくないと言われています。手術を検討されている場合も、鍼灸で体の状態を整えることが選択肢の一つになることがあります。担当医とよくご相談いただいたうえで、お気軽にご相談ください。
Q. 胸郭出口症候群以外の症状も相談できますか?
もちろんです。東洋医学は「からだはすべてつながっている」という考えのもと、全身のバランスを整えます。頭痛・冷え性・鼻炎・便秘など、気になる症状はまとめてお話しください。
Q. 何回通えばよいか、初回にわかりますか?
初回のカウンセリングでお体の状態を確認したうえで、おおよその目安をお伝えします。一般的には週1回・2〜4か月が目安ですが、症状の深さや体質によって異なりますので、まずは一度お越しください。

札幌で胸郭出口症候群の鍼灸なら、まずご相談ください
「薬を飲み続けているが一向によくならない」「手術を勧められて不安だ」——そのお気持ち、よくわかります。東洋中村はり灸院は、そのような方がはじめの一歩を踏み出しやすいよう、LINEから気軽にご相談・ご予約いただけます。
相談・予約はLINEから。当日のご予約もお気軽にどうぞ。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長。鍼灸師・医薬品登録販売者(国家資格)。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
