繰り返すあかぎれ・ひび割れを、札幌の鍼灸で根本から。
保湿剤を塗ってもすぐ切れる、同じ指のふしから何度も割れる——その繰り返しに、体質から向き合います。
指のふしや手のひら、かかとがぱっくり割れて痛む——あかぎれ・ひび割れに、そんな悩みを重ねていませんか。
あかぎれやひび割れは、肌表面の乾燥だけの問題ではありません。東洋医学では、体の内側にある「潤いを保つ力」と「血の巡り」の乱れとして捉え、体質を整えることで繰り返しにくい肌を目指します。

こんなお悩みはありませんか
- 指のふしやかかとが、ぱっくりと切れて痛む
- 保湿クリームを塗っても、乾燥する時期になるとまた同じ場所から切れてくる
- 水仕事や洗いものをするたびに、傷口がしみて辛い
- 手足の先がいつも冷たく、血色が悪い
- あかぎれと一緒に、肩こりや冷え性、肌の乾燥もある
- 絆創膏で保護しながら、指を使う仕事や家事を続けている
- 毎年冬になると、同じ症状を繰り返している
保湿ケアだけでは改善しきれない——そう感じている方に、東洋医学の視点からお伝えしたいことがあります。当院にはそういった方が多く来院されています。

保湿剤だけで改善しない理由
あかぎれ・ひび割れの対策として、まず思い浮かぶのはハンドクリームや保湿剤によるスキンケアではないでしょうか。皮膚科では尿素配合のクリームやステロイド外用薬が処方されることもあり、多くの方がまず試す方法です。保湿によって一時的に潤いが戻り、痛みが和らぐ方は多いのですが、クリームを切らした途端にまた同じ指のふしから切れてしまったという声もよく耳にします。
これは、保湿剤が肌の表面に潤いの膜をつくる対症的なアプローチだからです。なぜその皮膚だけが乾燥し、血色が悪く、切れやすくなっているのかという体質そのものには、手が届いていません。
東洋医学では、あかぎれやひび割れが起こっている場所だけを見るのではなく、体全体のバランスを見て「なぜそこだけ潤わないのか」を探ります。表面に潤いを足すだけでなく、それを生み出し届ける力そのものに働きかけるのが東洋医学の考え方です。

東洋医学から見たあかぎれ・ひび割れの原因
東洋医学では、あかぎれ・ひび割れは単なる「乾燥」ではなく、五臓のひとつである「肺」の機能低下と、体内に滞った「瘀血(おけつ)」が根本にあると考えます。
肺は、呼吸を通じて気を取り込むだけでなく、皮膚に潤いを届けて外側から守る働き(衛気)も担っています。空気が乾燥する秋から冬にかけては、この肺の働きが特に試される季節です。肺の力が弱っていると、皮膚の潤いを保つバリア機能そのものが低下し、指先やかかとなど負担のかかりやすい部分から先に乾き、ひび割れやすくなります。
さらに、血の巡りが滞った「瘀血」の体質も、あかぎれを悪化させる一因です。心臓から遠い手足の指先は、もともと血が届きにくい場所。瘀血があると、その届きにくさに拍車がかかり、皮膚の奥まで栄養と潤いが行き渡らなくなります。潤いを与えられず栄養不足になった皮膚は弾力を失い、少しの動きや水仕事の刺激でひび割れてしまうのです。
そのため、あかぎれ・ひび割れでお悩みの方には、手先の症状だけでなく次のような不調を併せ持つ方が少なくありません。
- 手足の先が冷えやすい
- 肩こりや首こりが慢性的にある
- 肌全体が乾燥しやすく、かゆみが出ることもある
- 風邪をひきやすい、季節の変わり目に体調を崩しやすい
- 顔色がくすんで見える
- 生理痛や生理不順がある
- 冬になると特に体調を崩しやすい
これらはすべて、「肺の働きが弱り、瘀血が溜まりやすい体質」から生じているサインです。あかぎれと一緒にこういった不調を抱えている方は、瘀血を改善し肺の力を整えることが、根本的な改善への近道になります。
保湿剤で表面を守っても、肺の力が弱く瘀血が残ったままでは、また同じ場所からひび割れてしまいます。表面に潤いを足すだけでなく、潤いを生み出し届ける体質そのものを立て直すことが、繰り返さない肌づくりにつながります。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、施術の前に必ず脈診を行います。脈の状態から五臓のバランスを読み取り、どの経絡が乱れているかを確認した上で施術の方針を決めます。
あかぎれ・ひび割れの方には、主に肺に関わる経絡と、血の巡りを促すツボを中心に、気血の流れを整えるはり治療を行います。ひび割れている患部そのものに強い刺激を加えることはありません。体の要所にあるツボを刺激することで、経絡を通じて肺の機能と末端までの血流に働きかけます。刺激はとても繊細なもので、初めて鍼灸を受ける方でも安心して受けていただけます。
施術を重ねることで、皮膚に潤いを届ける力そのものが底上げされ、乾燥しても切れにくい肌へと少しずつ変わっていきます。「手先だけ」を見るのではなく、冷えや肩こり、風邪のひきやすさといった体全体の状態を確認しながら進めていくのが、当院の鍼灸の特徴です。ご自宅では、水仕事のあとの保湿に加えて、湯船で指先までしっかり温めることをお伝えすることもあります。

改善の目安と通院ペース
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
もちろん、症状の程度や期間、体質によって個人差はあります。あかぎれ・ひび割れは、毎年の乾燥する季節に負担が積み重なった結果として現れていることが多く、「すぐに治る」というより「少しずつ切れにくい肌になっていく」感覚が正直なところです。通院を続けるうちに、まず手足の冷えが和らぎ、次第に肌そのものの潤いや弾力にも変化を感じていく流れが多いです。
「今年もまた同じ場所が切れるかもしれない」という不安なく冬を迎えられるようになること——それが当院が目指すゴールです。今ある症状にアプローチするだけでなく、ひび割れにくい体質をつくることを大切にしています。

よくあるご質問
- Q. 保湿剤を使いながら鍼灸を受けても大丈夫ですか?
- はい、問題ありません。保湿剤で表面の乾燥にアプローチしながら、鍼灸で肺の働きや瘀血の体質を整えることで、相乗効果が期待できます。今お使いのケアはそのまま続けていただいて構いません。
- Q. どのくらいで症状が変わりますか?
- 症状の程度や期間、体質によって個人差があります。一般的な目安として、週1回の通院で6〜8回(約2か月)ほどで手足の冷えに手応えを感じ始める方が多く、3〜4か月の継続で体質から変わってくることを目指します。
- Q. 患部に直接鍼をするのですか?痛くないですか?
- ひび割れている患部に直接鍼をすることは基本的にありません。体の要所にあるツボへのはり治療を中心に行います。当院で使用する鍼はとても細く、刺激は非常に繊細なものです。初めての方には施術前に丁寧にご説明しますので、遠慮なくご不安をお伝えください。
- Q. あかぎれ以外にも冷え性や肩こりがありますが、一緒に見てもらえますか?
- はい、むしろそれらを含めて状態を確認することが大切です。東洋医学では、あかぎれ・冷え性・肩こりはすべて同じ「瘀血」や「肺」の弱りという体質から来ていると考えます。あかぎれの改善と並行して、それらの症状も楽になる方が多いです。
- Q. 食事や生活で気をつけることはありますか?
- 体を冷やす飲食物を控え、肺を潤すとされる根菜類や白い食材(大根、白ごま、梨など)を意識して摂ることをお勧めしています。湯船にゆっくり浸かって指先まで温める習慣も、あわせて大切にしていただきたい養生です。

札幌であかぎれ・ひび割れの鍼灸、まずはご相談ください
毎年、乾燥する季節になると同じ場所が切れてしまう——そんな繰り返しに悩む方に、ぜひ一度東洋医学の視点を知っていただきたいと思います。表面の乾燥だけを見るのではなく、あなたの体質全体を整えることで、繰り返しにくい肌へと導きます。
当院はLINEから24時間ご予約・ご相談を受け付けています。「あかぎれ・ひび割れについて聞きたい」だけでも構いません。まずはお気軽にメッセージをお送りください。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長・鍼灸師。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
