「数値が悪くなる一方で、このまま透析になってしまうのでは」と不安を抱えていませんか。
西洋医学には腎機能を回復させる薬がありません。だからこそ、体を内側から整えることを得意とする東洋医学の出番です。

こんなお悩みはありませんか
- 健康診断でeGFRや尿蛋白の数値に異常を指摘された
- 「腎機能が低下しています」と言われたが、自覚症状が薄くて実感がわかない
- 病院で処方された薬を飲み続けているのに、数値が改善しない
- 疲れやすさ、むくみ、夜間頻尿が気になり始めた
- 透析だけは避けたいが、何をすればいいかわからない
- 食事制限はしているつもりなのに、数値が戻らない
腎臓病は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、機能がかなり低下してから初めて症状が出ることがほとんどです。数値を見て不安になりながらも、できることが限られていると感じている方は多いのではないでしょうか。

慢性腎臓病(CKD)とはどんな状態か
慢性腎臓病(CKD)は、腎臓が本来の6割ほどの力しか出せなくなっている状態、または尿にたんぱくなどの異常が3か月以上にわたって見つかり続けている状態を指す診断名です。
腎臓という臓器が担っている仕事は想像以上に膨大です。全身の血液を毎日くり返しろ過し続け、体に必要なものは再び取り込み、不要になったものだけをごくわずかな割合で尿として送り出す——これを休みなく続けています。この働きが落ちると老廃物が体にとどまりやすくなり、血圧の上昇・むくみ・貧血・疲労感・夜間頻尿などさまざまな不調があらわれてきます。放置すれば透析が必要になるケースもあり、早めのケアが重要です。
次のような症状は、すぐに医療機関を受診してください
- 急激に尿量が減る、ほとんど尿が出ない
- 強いむくみとともに息苦しさがある
- 意識がもうろうとする
急性増悪や、心不全・尿毒症など命に関わる状態のサインである可能性があります。東洋医学の対象は、こうした緊急性のある症状ではなく、主治医の管理のもとで体質から底上げしていく慢性的な腎臓のケアです。

病院の薬で数値が改善しない理由
病院を受診すると、血圧を下げる薬や利尿薬などが処方されることが多いですが、これらはあくまで腎臓への負担を一時的に軽減するためのものです。現時点で、弱った腎臓の働きそのものを元に戻す薬は見つかっていません。
それどころか、口にした薬はすべて体内で化学物質として扱われ、最終的には腎臓を通って排出されていきます。つまり薬を飲み続けるということ自体が、弱っている腎臓にろ過という仕事を新たに追加し続けていることにもなり得るのです。
西洋医学は検査や診断において非常に優れています。ただ、「機能を高める」という点では限界があるのが実情です。数値が悪くなる一方でお悩みの方に、東洋医学という選択肢をぜひ知っていただきたいと思っています。

東洋医学から見た慢性腎臓病(CKD)の原因
東洋医学では、慢性腎臓病の根底に「瘀血(おけつ)」——血の流れが滞っている状態があると考えます。
「瘀血」が腎臓に余分な負担をかける
腎臓に流れ込む血が汚れていたり、巡りが滞っていたりすると、腎臓はより多くの仕事をしなければならず、それが負担となって機能低下につながっていきます。過労・睡眠不足・偏った食事・添加物や加工食品の摂りすぎなどが重なると、この瘀血が生じやすくなると東洋医学では考えます。
そのため、まず見直していただきたいのが日々の食卓です。甘いものの摂りすぎ、脂の多い赤身肉に偏った食生活、お酒の飲みすぎ、市販の加工食品や添加物の多い食事は、血液の質を保つという観点からは控えめにしたいところです。すべてをきっぱりやめる必要はありませんが、「今より少し減らす」という意識を持つだけでも変化は期待できます。
腎臓に入る血が汚れていれば、腎臓はそれだけ大変な仕事をすることになります。血の質を整える食事によって腎臓への負担そのものを減らすことが、機能低下を食い止める第一歩になります。

改善への3ステップ——土台から積み上げます
東洋医学では、腎という臓腑はデリケートで、負担をかけた分だけ回復にも時間がかかると考えます。そのため当院では、弱った腎にいきなり鍼灸で強く働きかけるのではなく、日々の食生活を見直すことと鍼灸で全身の巡りを底上げすることを並行して進める、土台づくりを重視した考え方を大切にしています。
① 腎を養う食材を日々の食卓に
控えたい食品は前の章でお伝えしたとおりですが、反対に積極的にとりたい食材もあります。黒豆・黒ごま・小豆といった「黒い食材」や、海藻類、かぼちゃの種・ひまわりの種などの種実類は、東洋医学で古くから腎を養う食材として親しまれてきました。日々の食事に少しずつ取り入れることを意識してみてください。
また、寝る時間が近い遅い夕食や、だらだらと間食を続ける食べ方は、内臓を休ませる時間を奪ってしまいます。夕食を少し早めに済ませ、翌朝までにしっかり空腹の時間をつくることは、消化に使うエネルギーを減らし、体内の巡りを整えることに回すという意味で、内臓を休ませる合理的な習慣だと東洋医学では考えます。
② 専門家に相談のうえ、漢方を取り入れる選択肢も
食事を整えたうえで、漢方薬によって血液の状態を後押しするという考え方も東洋医学にはあります。腎を補う代表的な漢方として「八味丸(はちみがん)」「六味丸(ろくみがん)」などが知られています。体質に合ったものを選ぶことが大切ですので、漢方を取り入れたい場合は漢方薬局や医療機関などの専門家にご相談ください。なお当院は鍼灸専門のため、漢方の処方は行っておりません。
③ 鍼灸で腎の働きそのものを底上げする
食事や漢方で体の内側を整えながら、鍼灸では腎の働きに関わる経絡やツボにアプローチし、お身体全体の巡りを促していきます。東洋医学は体の機能を支えることを施術の目的としており、腎の負担をやわらげながら、体質から整えていくことを目指します。

当院の鍼灸アプローチ
東洋中村はり灸院では、伝統的な東洋医学に基づく「四診法(ししんほう)」でお一人おひとりの状態を丁寧に確認します。望診(視覚)・聞診(聴覚・嗅覚)・問診(問いかけ)・切診(脈や腹への触診)の4つを組み合わせることで、表面的な症状の奥にある体質の偏りを読み取ります。
慢性腎臓病(CKD)の方に対しては、腎の働きに関わる経絡(腎経・膀胱経)を中心に施術します。代表的なツボとしては、背中の「腎兪(じんゆ)」、くるぶしの「照海(しょうかい)」「太渓(たいけい)」などを用い、腎の働きに関わる巡りを促していきます。
使用する鍼は国内最細レベルのもので、痛みはほとんどありません。お灸もほとんど熱さを感じない国産最高級のもぐさを使用しています。鍼灸が初めての方も、どうぞ安心してご来院ください。
施術は表面の症状だけでなく、腎・脾・肺など全身の臓腑バランスを整えることを目的としています。腎機能の低下に伴うむくみ・倦怠感・夜間頻尿・冷えなどの随伴症状が同時に楽になる方が多いのも、東洋医学ならではの特徴です。

日常でできる腎ケア
鍼灸治療と並行して、日常生活でも腎を養うことができます。
- 垂直方向の運動——スクワット・階段・坂道を上る動きは、腎を強化する運動として東洋医学では重視されています。重力に抗する運動が腎のパワーを高めます。
- 十分な睡眠——腎は睡眠中に充電されます。睡眠不足はそのまま腎の消耗につながるため、夜の休息をしっかり確保することが大切です。
- 水の飲みすぎに注意——「たくさん水を飲んで腎臓をきれいにする」という考えは、東洋医学とは異なります。必要以上に飲むと、余分な水を排出しようとする腎臓に負担がかかります。のどが渇いたら飲む、が基本です。
- 冷えを避ける——腎は冷えに弱い臓器です。特に腰・足元を冷やさないよう意識してください。
- 塩はミネラル豊富な粗塩・岩塩を——東洋医学では「塩味(鹹味)」が腎を養うとされています。ただしそれは精製塩ではなく、粗塩や岩塩の話です。調味料も本物の醤油・味噌を選ぶことをおすすめします。

改善の目安と通院ペース
週1回の通院を基本とし、6〜8回(約2か月)で改善の手応えを感じ始め、3〜4か月の継続で体質から変わってくるのが一般的な目安です。
慢性腎臓病は長い時間をかけて進行した状態ですので、1〜2回の施術で劇的に変わるものではありません。鍼灸治療を継続する中で、体質がじわじわと変化してくることを目指します。
血液検査の数値は定期的に病院で確認しながら、当院での鍼灸治療と並行して進めていただくことをおすすめします。

よくあるご質問
Q. 病院の通院や薬はやめなければいけませんか?
いいえ、やめる必要はありません。病院での定期検査・管理は継続してください。当院の鍼灸治療は病院の治療と併用していただくもので、「薬をやめましょう」とお伝えすることは一切ありません。
Q. 透析寸前まで悪化していても改善できますか?
重症度によって状態は異なります。透析を避けたいという思いから、病院での管理を続けながら鍼灸で体調を整えていくことに取り組まれる方もいらっしゃいます。ただし効果には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。早い段階でのご相談が、より多くの選択肢につながります。
Q. 自覚症状がほとんどないのですが、それでも鍼灸は受けられますか?
はい、むしろ自覚症状が少ない段階でのご来院をおすすめします。腎臓は症状が出るまでに機能がかなり落ちていることが多く、早期のアプローチほど体質改善の効果が出やすくなります。
Q. 鍼は痛くないですか?怖いのですが。
当院で使用する鍼は国内最細レベルで、注射針と比べものにならないほど細いものです。「思っていたより全然痛くなかった」とおっしゃる方がほとんどです。初めての方も、まずはカウンセリングだけお越しいただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
Q. 食事制限(タンパク質・カリウム・リン制限)はどうしたらいいですか?
病院から指示されている食事制限は必ず守ってください。東洋医学的な食事の考え方(血液を汚さない食材選びなど)は、基本的に病院の食事制限と矛盾するものではありませんが、ご不安な点は担当の医師にもご確認ください。
Q. 札幌在住ですが、どのくらいの頻度で通えばいいですか?
週1回を基本としています。遠方にお住まいの方や仕事の都合で難しい方は、最初の2か月は週1回を目標に、その後は体の状態を見ながら頻度を調整していきます。まずはお気軽にご相談ください。

札幌で慢性腎臓病(CKD)の鍼灸、まずはご相談ください
「数値が悪くなる一方で、このまま透析になってしまうのでは」という不安を一人で抱えていませんか。東洋中村はり灸院では、国家資格を持つ鍼灸師がカウンセリングから丁寧にお話を伺い、あなたの体質に合った鍼灸治療をご提案します。
初めての方も大歓迎です。LINEから気軽にご相談・ご予約いただけます。札幌で慢性腎臓病(CKD)の鍼灸をお探しの方は、ぜひ一度ご連絡ください。

初めての方へ
不安なことや現在の状態について、まずはお気軽にご相談ください。

院長プロフィール

中村 麻人(なかむら あさと)
札幌「東洋中村はり灸院」院長。鍼灸師・医薬品登録販売者(国家資格)。
脈・腹などから全身の状態を見立てる伝統的な手法を軸に、その方に合ったはり・お灸を組み立てています。大切にしているのは、コリや痛みを引き算のように取り除くのではなく、足りない力を補って立て直すという視点です。肩こり・腰痛はもちろん、生理痛や自律神経の乱れ、原因がはっきりしない慢性的な不調まで、体質そのものから整えることを目指してはり治療を行っています。
